今日の一冊バックナンバー

  • Jun

    01

    『マチネの終わりに』平野啓一郎(毎日新聞出版)

    『マチネの終わりに』平野啓一郎(毎日新聞出版)

    読み始めたらすぐに透き通った美しい文章が、ないはずの音楽と映像をくっきりと浮かび上がらせてまぶしく切ない物語の真ん中に連れていってくれます! 孤独や幸福や愛について少し考えながら切り取りたくなる文章をいくつもみつけました。「未来は常に過去を変えてる」という一文だけでも、立ち止まって振り返った時に光となって目の前を照らしてくれるような気がします。強烈に惹かれ合いながらもままならない運命の物語。震えました!

    (大阪市中央区 ジュンク堂書店天満橋店 山下美緒子さん)

  • Jun

    02

    『昨夜のカレー、明日のパン』木皿泉(河出文庫)

    『昨夜のカレー、明日のパン』木皿泉(河出文庫)

    おだやかでやさしい文章が救うのは大切なものを失っても懸命に生きているひとたち。切ない気持ちでいっぱいの胸をあたたかい空気が包みにきてくれます。食べて笑って泣きながら、近くて愛しい誰かを想うこと。小さくてキラキラ光る宝物みたいな小説。

    (大阪市中央区 ジュンク堂書店天満橋店 山下美緒子さん)

  • Jun

    03

    『逢沢りく(上・下)』ほしよりこ(文芸春秋)

    『逢沢りく(上・下)』ほしよりこ(文芸春秋)

    ほしよりこさんの漫画はいつも輪郭のぼやけたふわふわした空気の中できゅっと心を掴みながら他にはない時間を味わわせてくれるんですが、「逢沢りく」は特別取り上げて差し出したくなる素晴らしい本でした! こんなふうにひとやことばを拾い上げて描くことが出来る作品は多くないと思います。もっと色んな人の本棚に並んで愛され続けてほしいです。

    (大阪市中央区 ジュンク堂書店天満橋店 山下美緒子さん)

  • Jun

    04

    『YOU漫画文庫 ぽっかぽか』深見じゅん(集英社)

    『YOU漫画文庫 ぽっかぽか』深見じゅん(集英社)

    転勤続きで心細かった子育て中、私の心の支えになってくれたシリーズです。2015年
    春に 完結したと知り、28年間も続いていたことに驚き感謝しながら、また続木を読みはじめました。育児マンガと決めつけず、あらゆる人に読んで欲しい名作だと思います!

    (ミシマガジンサポーター 西山美香さん)

  • Jun

    05

    『素数の音楽』マーカス・デュ・ソートイ/著、冨永星/訳(新潮文庫)

    『素数の音楽』マーカス・デュ・ソートイ/著、冨永星/訳(新潮文庫)

    昨日の数学ブックトークで森田真生さんが紹介してくださった本です。掛け合わせれば他のどんな数も作り出せてしまう「数の原子」ともいえる素数。しかし、その並びのパターンや秩序は今なお謎に包まれたままです。また、音楽の物理的な基盤は数学に根差していて、たとえばバイオリンの絃の振動によって出る音はゼータ関数と関係しています。そして、なんとゼータ関数のなかには素数が隠れていたとは! 切っても切り離せない素数と音楽の謎にせまるエキサイティングな本です。 

    (ミシマ社 田渕洋二郎)

  • Jun

    06

    『みちこさん英語をやりなおす――am・is・areでつまずいたあなたへ』益田ミリ(ミシマ社)

    『みちこさん英語をやりなおす――am・is・areでつまずいたあなたへ』益田ミリ(ミシマ社)

    益田さんという方は、私(だけにかぎらず大多数の人の)の心の中になんとなく泡のように湧いた思いを代弁してくださる貴重な存在の作家さんですね。読み手としては、消えそうではあるけれど抱いていた思いを、先回りしてつきつめて深堀りしてくれるので、その快感を求めミリさんの本を手にとってしまうんだと思います。中1から英語にニガテ意識を持っていた私にはみちこさんの一言一句が心強く、英語、日本語ともに新たな認識を示してもらいました。

    (東京都 アンジェ ラヴィサント新宿店 前田真生子さん)

  • Jun

    07

    『皇居東御苑の草木帖』木下栄三(技術評論社)

    『皇居東御苑の草木帖』木下栄三(技術評論社)

    建築家であり、絵かき/文筆家として新聞コラムなどでも活躍される著者が、足繁く皇居に通いスケッチした800種を超える草木、野鳥や魚などを含めると1000種ほどの愛着あるスケッチが載るイラストガイドブックです。傍に添えてある植物の説明も手描き文字で、まるで植物好きのいとこの伯父さんのスケッチブックを覗かせてもらったような、そんなワクワクした気持ちになります。

    (東京都 アンジェ ラヴィサント新宿店 前田真生子さん)

  • Jun

    08

    『ねぼけ人生』水木しげる(ちくま文庫)

    『ねぼけ人生』水木しげる(ちくま文庫)

    なんでしょう、この、どんな環境、どんな苦境であっても、しなやかに、楽天的に生き抜く才能。やはり水木しげるは超人だったのか。まさに波乱万丈、壮絶な人生でありながら常に温かみと可笑しみをはらんでいて、これこそが本当の強さなんだと感じます。
    終始面白く興味深く(戦争の章では涙ぐみながら)、教科書になればいいのに。と読み終えました。またタイトルがいいんですよね。

    (東京都 アンジェ ラヴィサント新宿店 前田真生子さん)

  • Jun

    09

    『だいちゃんとうみ』太田大八(福音館書店)

    『だいちゃんとうみ』太田大八(福音館書店)

    清々しいばかりの美しい色彩で、日本の原風景が描かれています。しあわせな、ある夏の一日。主人公のだいちゃんと一緒にタイムスリップしたかのような錯覚は心を洗います。父や祖父の少年時代がきっとこんなふうだったんだろうな、と思い馳せ郷愁にかられる絵本です。

    (東京都 アンジェ ラヴィサント新宿店 前田真生子さん)

  • Jun

    10

    『あかべこのおはなし』わだよしおみ/文、わかやまけん/絵(こぐま社)

    『あかべこのおはなし』わだよしおみ/文、わかやまけん/絵(こぐま社)

    福島の民芸店から這い出たあかべこが憧れの会津磐梯山頂上に到達するまでのおはなし。紆余曲折ありながらも、ゆっくりゆっくり一歩一歩夢に向かう姿に力を貰えます。
    物語もさることながらリトグラフの美しさが印象的な作品です。

    (東京都 アンジェ ラヴィサント新宿店 前田真生子さん)

  • Jun

    11

    『村上春樹はむずかしい』加藤典洋(岩波新書)

    『村上春樹はむずかしい』加藤典洋(岩波新書)

    そのとおり。僕のような「非ハルキスト」にとって村上春樹はむずかしいです。初めて読んだのが『ノルウェイの森』で、主人公がなんだかセックスに明け暮れているような展開に「こんな作品のどこが傑作なのか。」と反感すら覚えました。そんな『ノルウェイの森』を読んだせいで、「アンチ派」になってしまったが、やはり村上春樹が気になる人には、『ノルウェイの森』の村上作品のなかでの位置付けや、意味合いが理解できるようになる「村上春樹手引書」だと思います。
    「オレだって読書人の端くれだ! 村上春樹くらい読みこなせなくてどうする!」

    (ミシマガジンサポーター 藤原寿治さん)

  • Jun

    12

    『ニュー土木』横山裕一(イースト・プレス)

    『ニュー土木』横山裕一(イースト・プレス)

    ゴリゴリドドドバリバリズバー!ドスンドスンガガガザクザクザクガチャン!ガタンザザザザワーワーバババババ!バサバサ、パカ。っていう本でした。

    (ミシマ社 鳥居貴彦)

  • Jun

    13

    『わたしらしく働く!』服部みれい(マガジンハウス)

    『わたしらしく働く!』服部みれい(マガジンハウス)

    仕事も恋愛もめちゃめちゃ行き詰まっていた時期に、服部みれいさんの本に書いてあることをぜんぶやってみようと思って、冷えとり健康法はじめ片端から実践したことがあるんです。その結果、ひとり校正社を始めることになったり、出会いから半年足らずで結婚することになったり、人生が音を立てて動き出しました。この本にもそんなふうに人生を変える知恵が詰まっています。

    (校正者 牟田都子さん)

  • Jun

    14

    『生きるための料理』たなかれいこ(リトルモア)

    『生きるための料理』たなかれいこ(リトルモア)

    すこやかな心身をたもち、よい仕事をするために、食べることはほんとうに大切だと思っています。でも、そんな理屈は抜きにして、とにかくたなかれいこさんの料理はシンプルで簡単なのにおいしくて、食べると元気が出る! 料理の本はこれ一冊あればほかにいらないというくらい、どの料理もくり返し作っています。わたしにとっては「生きるための教科書」です。

    (校正者 牟田都子さん)

  • Jun

    15

    『口笛を吹きながら本を売る 柴田信、最終授業』石橋毅史(晶文社)

    『口笛を吹きながら本を売る 柴田信、最終授業』石橋毅史(晶文社)

    神保町・岩波ブックセンター代表の柴田信さんは、書店人生50年(!)、85歳を超えたいまも現役で店頭に立たれています。そんな「柴田サン」の言葉には、書店員ならずとも学べることがたくさんあると思います。柴田サンいわく、本は「関わっている人をあきらめ悪くさせる」ものだそうですが、わたしも一介の校正者として、できれば死ぬまであきらめ悪く本と関わっていたい。

    (校正者 牟田都子さん)

  • Jun

    16

    『若松英輔エッセイ集 悲しみの秘義』若松英輔(ナナロク社)

    『若松英輔エッセイ集 悲しみの秘義』若松英輔(ナナロク社)

    人は本によって救われるだろうかと問われると、わからないと答えるしかありません。ぎりぎりの崖っぷちに立っている人が、本を読むことによって踏みとどまることができるのか。わたしにはまだそうした経験がありませんが、この本で「読む」ことについて書かれたくだりにぶつかったとき、生きてきて、この本を読めてよかったと心から思いました。

    (校正者 牟田都子さん)

  • Jun

    17

    『幸田文 しつけ帖』幸田文著、青木玉編(平凡社)

    『幸田文 しつけ帖』幸田文著、青木玉編(平凡社)

    ものごころついたときから本を読みつづけてきて、仕事さえも本を読むこと(校正)なので、生きていくために必要なものごとのほとんどはまず本から学んだと思っています。中でも幸田文さんの本から教わったことは数えきれません。生き生きとはずむことばで生活の中から生まれる実感をつづった文章は、いくつになっても読み直すたびに発見があります。

    (校正者 牟田都子さん)

  • Jun

    18

    『坂村真民 一日一言』坂村真民(到知出版社)

    『坂村真民 一日一言』坂村真民(到知出版社)

    どのページを読んでも励まされ、言葉ひとつひとつが心に沁み渡ります。著者の全詩集、全著作から選び出された366作品。12月31日、一番最後の詩を紹介します。
    「よい本を読め よい本によって己を作れ 心に美しい日を燃やし 人生は尊かったと叫ばしめよ」ー六魚庵独語ー

    (ミシマガジンサポーター Hamiさん)

  • Jun

    19

    『消滅世界』村田沙耶香(河出書房新社)

    『消滅世界』村田沙耶香(河出書房新社)

    人工授精で子供を産み、夫婦間のセックスは近親相姦とタブー視される世界――こう聞くとかなりぶっとんだ舞台設定のように感じます。が、読み進めるうち、たしかにこういう世界がこれからやってくるような気がする、というよりももうすでに半分くらいきているのかもしれない、あれ・・・?と、どんどん消滅世界に吸い込まれていく一冊。

    (ミシマ社 星野友里)

  • Jun

    20

    『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』坂井希久子(ハルキ文庫)

    『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』坂井希久子(ハルキ文庫)

    著者の新境地、初の時代小説は、謎解きあり、格別な大衆グルメあり、しっとりとした人情噺でと、一冊で、二度も三度も美味しい、とても贅沢な仕様の短編連作集。主人公は武士でありながら〈鶯の鳴きつけ〉と云う聴き慣れぬ仕事を生業としている次男坊。ヒロインは、若後家で、居酒屋を切回している明察な菩薩様。なんて、キャラ立ち! 二人の活躍から目が離せず、続編が待ちきれない、新シリーズの誕生です!

    (大阪府 大垣書店 高槻店 井上哲也さん)

  • Jun

    21

    『あきない世傳 金と銀 源流編』高田郁(ハルキ文庫)

    『あきない世傳 金と銀 源流編』高田郁(ハルキ文庫)

    昨日は、新しい時代小説の誕生をご案内しましたが、本日は、現在女流時代作家で、最も人気の高い高田郁さんです。舞台は、徳川吉宗将軍の享保の頃。学問所の娘に産まれながら、女に学問は必要ないという時代の為、勉強する事は叶わないヒロインの幸。しかも、兄、父を相次いで亡くし、わずか9歳で奉公に、、、。幼い彼女が、如何に知恵と知識を身につけ、運命を切り開いて行くのか? 2月に発売になり続巻が待望されていましたが、8月15日に刊行との由です。

    (大阪府 大垣書店 高槻店 井上哲也さん)

  • Jun

    22

    『ウンメイト』百舌涼一(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

    『ウンメイト』百舌涼一(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

    ディスカヴァーさん主催〈第2回 本のサナギ賞〉大賞受賞作品にして、現在広告制作会社勤務の著者デビュー作品。新人とは、とても思えない筆力! 運命の男子と女子の出逢いは、ウンメイ的なのである。気も弱くお腹もゆるい男と美人すぎるノンメモリーの酔っ払いが巻き起こす恋とお酒とちょっぴりハードボイルドなハチャハチャラブコメディ。一気読み、間違いなし。2人の出会いと再会に乾杯!

    (大阪府 大垣書店 高槻店 井上哲也さん)

  • Jun

    23

    『ジャッジメント』小林由香(双葉社)

    『ジャッジメント』小林由香(双葉社)

    昨日は、新人作家をご紹介致しましたが、本日はさらにトレトレ、今日(6月23日)デビュー作発売の作家です。第33回小説推理新人賞を受賞、ポスト・湊かなえ氏との評価も高い大型新人の登場! 時は、近未来。「目には目を、歯には歯を」犯罪者から受けた被害内容と同じ事を、被害者、またはそれに準ずる者が、合法的に刑罰として執行出来る〈復讐法〉が成立した日本の物語。本筋とは、関係無いのだけど、私は、最後の3行で、初めから読み直す羽目に。

    (大阪府 大垣書店 高槻店 井上哲也さん)

  • Jun

    24

    『天下一の軽口男』木下昌輝(幻冬舎)

    『天下一の軽口男』木下昌輝(幻冬舎)

    一週間のお付き合い、有難うございました。最後を飾るのは、直木賞に最も近い男、木下昌輝氏の最新刊です。木下昌輝氏、この作家の知識の豊富さ、引き出しの多さは、半端じゃない! 往年の小松左京さんをも凌ぐ、史実と創造の絶妙な組み合わせ。物語から、そして行間からも溢れ出る、臨場感。まさに、江戸の世にタイムスリップした様な気分で、眼前に立つ生き生きとした策伝や彦八の姿に心を奪われました。笑いに人生を捧げた男の生き様に、驚嘆!

    (大阪府 大垣書店 高槻店 井上哲也さん)

  • Jun

    25

    『「奇跡」は準備されている』オレグ・マツェイチェク(講談社)

    『「奇跡」は準備されている』オレグ・マツェイチェク(講談社)

    日本フェンシング男子フルーレ統括コーチのオレグさんは、選手時代の派手な活躍もなく、コーチとして実績もなかったウクライナ人。そのオレグさんがいかに日本のフェンシングを変えたのか。日本人以上に日本人の心を理解しているからだと、今確信しています。

    (ミシマガジンサポーターさん)

  • Jun

    26

    『ディック・ブルーナ 夢を描き続ける力』ディック・ブルーナ( KADOKAWA)

    『ディック・ブルーナ 夢を描き続ける力』ディック・ブルーナ( KADOKAWA)

    見開きにブルーナさんの絵と共に、人生観や仕事観が書いてあります。驚いたのは、ミッフィーちゃんを描くのに、毎回100枚くらい下描きをしていること。一番いい線が見つかるまで、何度も何度も。こんなに描いててもなおいい線を探しているブルーナさん。本当にすごいなと思うし、よりいっそうブルーナさんの絵がすきなりました。

    (ミシマ社 長谷川実央)

  • Jun

    27

    『好かれようとしない』朝倉かすみ(講談社)

    『好かれようとしない』朝倉かすみ(講談社)

    奥手で照れ屋な女性が、旅行帰りのスーツケースが開かなくなってしまったことをきっかけに鍵屋さんに一目惚れする話。主人公が鍵屋となんとかなってやろう、と奔走する姿は読んでいるこっちが恥ずかしくなってしまう。両手で顔を覆い隠しながらも、隙間からしっかり見てしまう、妙にドキドキさせてくる一冊です

    (ミシマ社 京都オフィスデッチ 宮本陽子)

  • Jun

    28

    『凛々乙女』小林聡美(幻冬舎文庫)

    『凛々乙女』小林聡美(幻冬舎文庫)

    ずっと昔から小林聡美は、ほとんどスッピンなのだと思っていた。けれども、どうやら違うらしい。本当のところはお化粧と香水が大好きで、当時は高級スポーツカーを乗り回し(選んだのは事務所の社長)、前世はウズベキスタンの商人を父親に、三人兄弟の末っ子として生まれイスタンブールで問屋を開いていたのだとか......小林聡美の30歳を迎える前に書かれたエッセイです。

    (ミシマ社 京都オフィスデッチ 宮本陽子)

  • Jun

    29

    『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』浅野いにお(小学館)

    『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』浅野いにお(小学館)

    顔がでかでかと描かれた表紙、帯には「地球がクソやばい」、極めつけは覚えられないタイトル。デ...デ...なんだっけ?「侵略者」が攻めてきた東京、でも案外終わらなかった日常。風刺たっぷりな世界観のなかでユーモアたっぷりに生きる少女たちの生活を細かく描き込む。

    (ミシマ社 京都オフィスデッチ 米谷拓哉)

  • Jun

    30

    『山賊ダイアリー』岡本健太郎(講談社)

    『山賊ダイアリー』岡本健太郎(講談社)

    お肉って、おいしいですよね。猟師である筆者の日常をオモシロおかしく描いたこの漫画。ぴょんぴょん動いてた動物が食肉になり、胃袋に収まるまでの一連の流れがわかります。生きる営みと捉えるか、野蛮と見なすかは人それぞれだと思うのですが、少なくとも確かなことは、今の我々の生活が猟師の技術に支えられているということです。

    (ミシマ社 京都オフィスデッチ 青山絵美)