今日の一冊バックナンバー

  • Feb

    02

    『日本国憲法を口語訳してみたら』塚田 薫、 長峯 信彦(幻冬舎)

    『日本国憲法を口語訳してみたら』塚田 薫、 長峯 信彦(幻冬舎)

    学生さんが憲法をわかりやすくするためにウェブから始まったものを書籍化したものです。日本国憲法の原文を右ページに口語訳(若者風に?)した分を左ページにと始まり日本国憲法をわかりやすくまとめて、更に見比べて読むことができるので憲法を理解するのが楽しくなります。

    (文苑堂書店 本郷店 嶋田洋平さん)

  • Feb

    05

    『本屋の窓からのぞいた京都』恵文社一乗寺店(毎日コミュニケーションズ)

    『本屋の窓からのぞいた京都』恵文社一乗寺店(毎日コミュニケーションズ)

    こんな本あったんですね。数年前、恵文社一乗寺店に行ったことがあります。そして、今回はセレクトショップとしての切り口、切れ味、肌感覚に魅せられました。この本の中で紹介されている本や小物をこのお店で手にとってみたいと思いました。

    (ミシマ社サポーター EishiNさん)

  • Feb

    09

    『路上のヒーローたち』エリザベス・レアード/著、石谷尚子/訳(評論社)

    『路上のヒーローたち』エリザベス・レアード/著、石谷尚子/訳(評論社)

    『うしろめたさの人類学』を読み始めて、児童書でエチオピアを舞台にしたものを読みたいと思い、2冊並行して読みました。さまざまな理由から家をはなれ、路上で暮らす少女たちの物語です。手に汗にぎりハラハラしたり、イライラしたりと登場する少年たちのなかに入り込んだような気分で読んでしまいました。小学校高学年以上のみなさんにオススメします。

    (ミシマ社サポーター S・Iさん)

  • Feb

    12

    『最後の冒険家』石川直樹(集英社文庫)

    『最後の冒険家』石川直樹(集英社文庫)

    熱気球で太平洋横断に挑む冒険家・神田道夫に、副操縦士として同行した著者が描くまるで小説のようなノンフィクション。危険を冒してでも未知なる地平を踏もうとした一人の男を、自分自身は冒険家ではないと言う石川さんが、冷静な視点と淡々とした筆致で描いたドラマ。想像を超える数々の出来事に過剰な演出は必要ナシ。臨場感を持って読む者に迫る一冊。

    (READAN DEAT 清政光博さん)

  • Feb

    16

    『針と溝』斎藤圭吾(本の雑誌社)

    『針と溝』斎藤圭吾(本の雑誌社)

    「この音で音楽が好きになったんだった」。久しぶりに聞いたレコードの音に涙し、翌日には持っていた1万枚以上のCDを捨てるほどの衝撃を受けた写真家が、音を生み出すレコード針とレコード盤をギリギリまで近づいて接写した写真集。気高く屹立する針ときらめきながら蛇行する溝。これはレコードマニアがマニアのために作ったものではなく、例えるなら小さな子どもが新幹線に目を輝かせるような気持ちで作った純粋な愛情表現の形。

    (READAN DEAT 清政光博さん)

  • Feb

    19

    『食べごしらえ おままごと』石牟礼道子(中公文庫)

    『食べごしらえ おままごと』石牟礼道子(中公文庫)

    2月10日、熊本出張中。深夜どうしても石牟礼さんのものが読みたくて、夜間営業をしている本屋さんへ。唯一手に入ったのがこの一冊でした。『苦海浄土』があまりにも強烈だったので、このエッセイ集でまた印象ががらりと変わりました。こんなに柔らかく、ほのぼのとした(でも少しかなしさも漂う)、エッセイ集があったなんて。モノクロの景色に、音と匂いと肌触りが色づくような感覚。本当に馴染みやすく読みやすいので、気負わずに手にとっていただきたいです。

    (ミシマ社 営業チーム 池畑索季)

  • Feb

    23

    『幸福書房の四十年 ピカピカの本屋でなくちゃ!』岩楯幸雄(左右社)

    『幸福書房の四十年 ピカピカの本屋でなくちゃ!』岩楯幸雄(左右社)

    3日前の2月20日、代々木上原の名店、幸福書房が40年の歴史に幕を下ろしました。駅前にある20坪ほどの小さなお店。小学生の子どもたちが「おじちゃん、こんにちは!」と、店主の岩楯さんに自然に挨拶をしている。このお店があると、なんだかまちが安心する。そんなお店だったと思います。閉店を目前にして、岩楯さんが振り返ったこれまでのこと、そしてこれからのこと。素朴な語り口が、岩楯さんの顔、お店の空気を思い出させてくれる、温かい一冊です。

    (ミシマ社 営業チーム 池畑索季)