本屋さんで「手売り」はじまりました!

第2回

本屋さんで「手売り」はじまりました!

2018.05.23更新

 ついに昨日発売を迎えた「手売りブックス」。著者さん、出版社、そしてデザイナーさんの思いがつまったこのシリーズですが、実際に本を届ける最前線、本屋さんではどのように「手売り」にチャレンジされているのでしょうか? 売り場の様子をお伝えします!

***

シールに手書き

 なんと言っても今回ならではの特徴が「手書きシール」。一冊一冊、売り場の書店員さんが丁寧に書いてくださっています。

 同じ本でも、一枚ずつ異なるコメントやイラストを書いてくださっている方も! ただでさえ忙しい書店業務のなかで、ここまで手を掛けてくださる書店員さん。「一筆入魂」のシールが貼られた本は、世界に一つだけの、本当に特別な一冊です。

0523_2-1.jpg(くまざわ書店池袋店)

0523_2-4.jpg(三省堂書店池袋本店)

 なかには「忙しくて、手書きシールを貼るところまではなかなか・・・」という本屋さんもありますが、本を届けたいという思いは一緒。本屋さんで本シリーズをお見かけの際は、ぜひ手に取ってご覧いただけるとうれしいです!

シールにスタンプ

 お店オリジナルのスタンプを押してくださっているところもあります。スタンプやハンコがあることで、「ここで買った!」という思い出も一緒に受け取ったような気分に。スタンプラリーのように、本ごとに別々のお店で買って、スタンプを集めるのも楽しいかもしれません。

0523_1-2.jpg(ウレシカ)

0523_1-3.jpg(サクラ書店ラスカ平塚店)

0523_1-4.jpg(スロウな本屋)

0523_1-5.jpg(ホホホ座三条大橋店)

 本屋さんが出版社や取次に注文を出す際に使う「番線印」を押してくださっているお店も。普段お客さんの目に触れることない番線印、無骨な感じで味わい深いです。

置き方もひと工夫

◆看板娘

 『佐藤ジュンコのおなか福福日記』著者・佐藤ジュンコさんの地元仙台では、売り場に佐藤ジュンコさんの分身パネルが登場! 佐藤さんご本人に代わって、看板娘として売り場で本を届けてくれています。

0523_3-4.jpg(ヤマト屋書店仙台三越店)

0523_5-6.jpg(八文字屋書店セルバ店)

大型書店やチェーン店でも

 「手売り」というと、真っ先に思い浮かぶのは個人店やまちの本屋さん。でも実は今回、大きな書店さんも「手売り」にチャレンジしてくださっているのです。「一冊入魂」の取り組みに、不特定多数のお客さんが来店される大型書店さんでも心を込めた「手売り」はできるのだと、ハッとさせられます。

0523_4-3.jpg(三省堂書店池袋本店)

0523_4-2.jpg(ジュンク堂書店池袋本店)

「手売り」ならではの催しもいろいろ

◆手売り祭 @紀伊國屋書店梅田本店

 シリーズ着想の原点となったこちらのお店では、なんと「手売り祭」を開催! ぜひお店で、書店員さんの熱々の「手売り」をぜひご体感ください!

0523_5-3.jpg(紀伊國屋書店梅田本店)

◆手売りサイン会 @仙台

 本屋さんからお客さんへの手売りだけでなく、著者から読者への「手売り」もあります! せっかくなら手売りブックスならではのサイン会をしようということで、仙台の3書店では、著者の佐藤ジュンコさんが架空のお店の店主になりきって、おまけ付きのサイン会を行います!(詳細は記事末尾の「お知らせ」をご覧ください)

0523_5-1.jpg

0523_5-2.jpg(あゆみBOOKS 仙台一番町店)

***

 本屋さんのアイデア次第で売り方、届け方の可能性がどんどん広がる手売りブックス。出会うところから、読書ははじまっているのかもしれません。

 本屋さんの味や個性、お店の方の息づかいを味わいながら、ぜひ楽しんでいただけるとうれしいです!

お知らせ

手売りブックス発刊を記念したイベント、フェアを各地で開催予定です。
ぜひお立ち寄りください!

◆6月2日(土)、10日(日)、17日(日)
佐藤ジュンコさんお福分けサイン会ツアーin 仙台

仙台の3書店にて『佐藤ジュンコのおなか福福日記』著者・佐藤ジュンコさんによるスペシャルサイン会を開催! 開催店舗ごとに異なる趣向を凝らした、おまけ付きのサイン会です。

<サイン対象・参加方法>
*サイン対象:開催店舗でご購入の『佐藤ジュンコのおなか福福日記』
*ご参加方法:ご予約不要、ご購入時にお渡しする参加券をお持ちください(ご購入店舗でのみご参加いただけます)。当日のサインは先着順です。

(1) 6 月2 日(土)13:00~15:00
@あゆみBOOKS 仙台一番町店(TEL:022-211-6961)

(2) 6 月10 日(日)14:00~15:00
@くまざわ書店エスパル仙台店(TEL:022-217-1027)

(3) 6 月17 日(日)14:00~15:00
@八文字屋書店SELVA 店(TEL:022-371-0180)

◆6月30日(土)
宮本しばにさんワークショップ〜羽釜で炊いたごはんで、おむすびをにぎろう〜@恵文社一乗寺店コテージ

◆7月28日(土)
丹所千佳×穂村弘トークイベント@恵文社一乗寺店コテージ

他にもイベント盛りだくさん!詳細は決まり次第、お知らせします!

おすすめの記事

編集部が厳選した、今オススメの記事をご紹介!!

  • 尾崎世界観×寄藤文平 いま、表現者であるということ(1)

    尾崎世界観×寄藤文平 いま、表現者であるということ(1)

    ミシマガ編集部

    2018/9/26(水)に発売されたクリープハイプの新アルバム『泣きたくなるほど嬉しい日々に』。そのデザインを手がけた寄藤文平さんと尾崎世界観さんは、4月にミシマガで対談しています。ミシマ社とも縁の深いお二人の対談、この機にぜひお読みください。(実は、今回の新アルバムの特装版の詩集と、タワーレコード特典の豆本の編集をミシマ社がお手伝いしています!)

  • 西村佳哲×ナカムラケンタ 最近〝仕事〟どう?(1)

    西村佳哲×ナカムラケンタ 最近〝仕事〟どう?(1)

    ミシマガ編集部

    みなさん、最近、仕事どうですか? ナカムラケンタさんの『生きるように働く』と、『いま、地方で生きるということ』の著者でもある、西村佳哲さんの『一緒に冒険をする』(弘文堂)の2冊の刊行を記念して、2018年9月18日、代官山 蔦屋書店にてトークイベントが行われました。「最近〝仕事〟どう?」をテーマに、それぞれの角度から「仕事」について考え続けてこられたお二人が、自著の話、人が働くことの根っこについて、そして「働き方改革」までを語り合いました。そんなお話の一部を、前・後編2日間連続でお届けします。どうぞ!

  • 町田 康×江 弘毅 「大阪弁で書く」とはどういうことか(1)

    町田 康×江 弘毅 「大阪弁で書く」とはどういうことか(1)

    ミシマガ編集部

    2018年6月22日、編集者であり長年街場を見つめてきた江弘毅さんがはじめて「ブンガク」を描いた、『K氏の大阪弁ブンガク論』が刊行になりました。司馬遼太郎や山崎豊子といった国民的作家から、黒川博行、和田竜など現代作家まで縦横無尽に書きまくっている本作で、2章を割いて江さんが絶賛しているのが、作家・町田康さん。本書の刊行を記念して(そして江さんが熱望して!)、紀伊國屋書店梅田本店にておこなわれた、お二人の対談の様子をお届けします。

  • 前田エマ×北野新太 将棋に恋をした。(1)

    前田エマ×北野新太 将棋に恋をした。(1)

    ミシマガ編集部

    2017年12月に発刊された『等身の棋士』。静かに燃える棋士たちの世界が著者の北野新太さんによる熱い文章で綴られています。この一冊に、ミシマ社に来て間もない新人ノザキは衝撃を受けたのでした。そして、この本が刊行された当初から、いつかはこのお二人の対談を、と願い続けて半年。念願の企画が今回ついに実現しました。

ページトップへ