じゃり道本屋さん日記

第1回 本屋さんはじめます

2014.10.09更新

 2012年1月、京都・城陽市で産声を上げた「ミシマ社の本屋さん」。
 約半年間のお休みをいただいていましたが、このたび、2014年10月3日(金)、再スタートを切りました。

 城陽というベッドタウンにありながら、地元の方はもちろん、関西近郊から何度も通ってくださる常連さん、そして全国からはるばる足を運んでくださるファンの方々に支えられてきたミシマ社の本屋さんは、「原点回帰」「一冊入魂」という出版社・ミシマ社の姿勢をそのまま体現した場でした。

 その後、オフィス移転にともなう一時休業期間を経て、装いも新たにオープン。
 その新たなステージは、川端通りと丸太町通りの交差するところ、京都市の中心部にほど近い、鴨川のほとりの古民家です。


 オープン初日の10月3日、そわそわしながら待っていると、ジャリッジャリッと足音が。
 さっそくお客さん第一号をお迎えしました。来てくださったのはなんとお隣に住むおじちゃん。ミシマ社が引っ越してきて以来、どんな本を作っているのか気になっていたそうです。
 その後、夕方近くなると店内はわいわいとにぎやかに。掘りごたつでおしゃべりしたり、差し入れのお菓子に歓声を上げたり。
 入ってこられたお客さんにぽつりと「誰がお客さんで誰が店員さんかわかんないですね」と言われてしまうほど和気あいあいとした雰囲気になっていました。

 ミシマ社の本屋さんが目指すところはこれまでとまったくかわりません。
 ミシマ社のつくる本たちの世界観をそのまま目に見える形でお届けする、それだけです。
 たとえば「街場シリーズ」で繰り返し語られるこれからの生き方、『小商いのすすめ』や『「消費」をやめる』で示される見直すべき商売のあり方。
 あるいは「遊牧夫婦シリーズ」でみえてくる世界の美しさ、人間のやさしさ。『人生、行きがかりじょう』からわかった街とのつき合い方。
『はやくはやくっていわないで』が描く日常のささやかな発見。『近くて遠いこの身体』からあふれだすほとばしるような熱さ。
 そしてなにより『善き書店員』が教えてくれた本との向き合い方、『THE BOOKS』がみせてくれた限りない本の世界。
 ここにあげたのはほんの一例ですが、そんなミシマ社の本に込められたメッセージを少しでも体感できる場にするとともに、皆様からエネルギーをいただく場でもあります。
 これからも「原点回帰」「一冊入魂」の出版社であり続けるための読者の方々とのたいせつな窓口でもありたいとおもっています。

 どうぞむずかしいことは後回しにして、のんびり、ほっこりしに来てください。
 本を読むだけでも、お話をするだけでもかまいません。お待ちしています。

(鳥居)




ミシマ社の本屋さん
京都市左京区川端通丸太町下る下堤町90-1
営業:毎週金曜日の11:00〜17:00
電話:075-746-3438
京阪電車・神宮丸太町駅2番出口から南へ徒歩1分
大きな地図はこちら




10月の開店日(毎週金曜日)
3日、10日、17日、24日

お出かけ本屋さん
13日 第1回 ニューふろ本市に出店します!


お便りはこちら

みんなのミシマガジンはサポーターの皆さんと運営しております。

ミシマ社の本屋さん

出版社・ミシマ社が運営する小さな本屋「ミシマ社の本屋さん」。2014年3月まで京都府城陽市で営業しておりましたが、京都市内にて2014年10月3日(金)より営業再開。毎週金曜日、最終土曜日の13:00~19:00の開店です。

京都市左京区川端丸太町下る90-1
京阪神宮丸太町駅から徒歩1分

バックナンバー