今週のミシマ社

 今月7月、ミシマ社の本は、新刊の発刊はお休みですが、インプレスさんとの共同レーベル「しごとのわ」から新たに2冊が、今週末14日(金)に発売されます!

 2冊とも、ミシマガジンでの連載もしていたもので、星野、新居、それぞれ編集担当から、その魅力をご紹介させていただきます。

インプレスさんとの共同レーベル「しごとのわ」の第4弾、第5弾が出ます!

2017.07.12更新

 どうやら、人間の寿命は延びてきています。人生100年が当たり前になるかもしれない時代、私たちが働く期間も、現在の定年のイメージからぐっと伸びて、70代、もしかしたら80代まで働く時代がやってくるかもしれません。

 今はからだが元気な自分でも、たまに体調が悪いときがあると、いつもの仕事がしんどく感じられたり、頭が働かなかったりします。年を重ねていったとき、そんなしんどい状態でずっと仕事をすることになってしまうのでは大変です。せっかく長く働くのなら、元気なからだをキープしたまま、楽しく働きたい。

 本書の著者のかじやまさんは、2014年の秋に事故に遭い、一度「働けるからだ」を失いました。しかし、そこからのリハビリを通して、事故以前には意識していなかった、立ち方、歩き方、坐り方を見直すことになります。結果的には、事故の後遺症がまったく無くなったわけではないものの、長年悩まされていた腰痛が改善したり、自分に合った靴や椅子を探すようになったり。本書では、その経験から得た気付きを、惜しみなく綴ってくださっています。

 本書のゲラを先に読んだミシマ社メンバーからは、「歩くときに骨盤を意識するようになった」「坐るときに『バックレスト』を使うようになった」などの声も寄せられています。何のことか気になった方はぜひ本書をお手にとってみてください!

 ミシマガジンの連載「『働くからだ』のつくり方」も、本には入っていないエピソードなども含めてしばらく更新が続きますので、お楽しみに!(星野)


 「あたらしい"ふつう"を提案する」雑誌『Re:S』や、秋田県発行のフリーマガジン「のんびり」。ジャニーズのアイドル・嵐と日本全国をまわった『ニッポンの嵐』に、俳優・佐藤健と熊本を巡る『るろうにほん 熊本へ』などなど、雑誌・書籍・ウェブと活躍する守備範囲は幅広く、全国各地を駆け巡る編集者・藤本智士さん。

 何を隠そう本書は、「えーーっ、そんなことまで教えてくれちゃっていいんですか!!!」と読んでいるこちらもびっくりするくらい、藤本さんが編集人生で得たものをどどどどどーーーんと公開してくださっている一冊です。

 でも「編集」っていうけど、出版社で働いているわけでもなしに、自分には関係ないな...と思われた方。
 ちょっと待ってください!!

 みなさんは「編集者」と言われると、どんな仕事を思い浮かべますか?
 漫画雑誌、ファッション誌、文芸書、ネットメディア......いろいろ想像されるかもしれませんが、それが紙であれウェブであれ、文章を扱う仕事をイメージされると思います。
が、この本で語られる「編集」とは、それだけではないんです。

 藤本さんは、編集とは「なにかを媒介して状況を変化させるチカラ」だと言います。
 なにを媒介するか、というのがポイントで、ここを「メディア」とすると新聞やTVなどになりますが、これが「町」や「商品」だったりもするのです。

 ペットボトルの普及とともになくなりかけていた水筒が、「マイボトル」と再定義したことでふたたび「定番」のものになったり。
 忘れられかけていた版画家が、いまや「町の顔」になって、ラッピングカーも走っていたり。
 これもぜーんぶ、「編集」のなせるワザです。

 そう、編集のチカラは一部のひとだけのものではなく、コツさえつかめば誰にだって使えるのです。

 じゃあ、一体どうしたらそんな「編集のチカラ」が身につくのか?
 それを教えちゃうのが本書です。

 するする読めちゃうポップな語り口で、あなたの中に眠る「編集のチカラ」にぜひ、火をつけてください!(新居)


 ちなみに7月19日には大阪・スタンダードブックストア心斎橋店にてイベントが開催。
 またとない3人のトークが聞けるチャンスです!
(もちろん、会場で本も買えます!)

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2006年創業、「一冊入魂」をモットーに本作りを行う小さな総合出版社です。ただいま東京・自由が丘と、京都の2拠点で活動中。今週の出来事や刊行書籍のお話をお届けします。

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