今週のミシマ社

『うしろめたさの人類学』が発刊しました!

2017.09.19更新

 先週末の16日、松村圭一郎さんの『うしろめたさの人類学』が発刊しました。学生時代から20年近くエチオピアと日本を行き来している松村さん。現地の人を前に湧き上がった「うしろめたい」という気持ちに、この断絶された現代社会(個人、市場、社会、国家など)を再びつなげなおすヒントがあるのでは、ということを探った一冊です。

 また京大の山極総長には、「社会を変革する道は『うしろめたさ』に気づき、境界を引き直すことだと言う提言は、物欲と孤独に疲れた日本の新しい倫理になるだろう。」というコメントをいただいた本書。

 今回は、書店員さんのコメントを掲載いたします!

◎「人文書」を読んで、心から面白い! と思いました。今までじぶんが当たり前
だと思っていた「市場」や「国家」の成り立ち、「贈与」の概念。あたりまえというか、正確にいうと、何の疑問も抱いていなかったことに気づき、驚愕しました。初めて知る知識にめから鱗がボロボロとこぼれまくり、学生のときに戻ったように、ペンを片手に線を引きまくり、書かれてあることをとにかく自分のなかに取り込みたいという衝動をおさえることができませんでした。(...)目からボロボロ落ちた鱗分スペースがあいたと思うのです。視点ズレた。この状態で世界を見続けるとどんな景色がみれるんだろう? 人体実験をするような心持ちで、わくわくします。
【本の森セルバ岡山店 横田かおりさん】


◎読むうちに、自分のなかで、なにかが変わる。その変化が、世界を動かしていく。きっと良い方向に。
【スロウな本屋  小倉みゆき】


◎身近なテーマをわかりやすく書かれていて、いろいろな年代、立場の人にも手にとってもらえると思いました。見方を変えるとこんなにもよく見えることもあるのですね。
【宮脇書店ヨークタウン野田店  村山里美さん】

◎「構築人類学」という言葉に、こんなに救われると思いませんでした。
語句ができてしまうからそのように認知されて生きにくくなる、そんなふうに思って、どこか持ち続ける少数派のところを隠して生きていかざるを得ないと考えてすらいた。でも、構築されてきたからこそ、再構築が可能とは。
【Carlova360 NAGOYA 奥川由紀子さん】


★10月5日(木)19:00〜恵文社一乗寺店にて、松村圭一郎さんと藤原辰史さんによる発刊対談イベントを開催します! 詳細はこちら!


お便りはこちら

みんなのミシマガジンはサポーターの皆さんと運営しております。

ミシマ社

2006年創業、「一冊入魂」をモットーに本作りを行う小さな総合出版社です。ただいま東京・自由が丘と、京都の2拠点で活動中。今週の出来事や刊行書籍のお話をお届けします。

ミシマ社

バックナンバー