今週のおはがき

2017年1月7日号 『家のしごと』篇

2017.01.07更新

 あけましておめでとうございます! 新年最初のおはがきは、先月の特集1でも取り上げた、山本ふみこさんの『家のしごと』のおはがきをご紹介します!

 暮らしのことを綴ったエッセイというのは、実はミシマ社では初めてとなる一冊。送ってくださるおはがきからもそれぞれの「暮らし」が感じられて、なんだかちょっと嬉しくなります。まずは1枚目をどうぞ!


購入は今回が初めて。装画にひかれました。
P112「ひとのしあわせをよろこぶということもまた、練習してできるようになってゆく一面をもっている、と」を手帳に書き写しました。来年は「ひとのしあわせをよろこぶ練習をする」を目標にしようと思います。

【買った書店】有隣堂 テラスモール湘南


 おはがきありがとうございます。後藤美月さんの装画、本当に素敵ですよね。この装画ができるまでのお話を「本屋さんと私」に掲載しているので是非ご覧くださいませ。実は切り絵なんですよ...! 年の目標を、本から選んでくださるのもとっても嬉しいです!
 

P155 こういう瞬間だ、人生はどこまでもおもしろく、肯定するに値するものだとおしえられるのは。
さわやかに響いてきました。ある時、ふいにおもしろいことがあらわれる経験をしましたし、これからもそんな、ふいがありますように〜

【買った書店】旭屋書店 池袋店


 引用してくださったのは、凛とした雰囲気の老婦人が、「洗面所に行ってまいります。鞄の番をお願いしてもいいかしら」と山本さんにお願いしたとき、「はい、たしかに」と答える場面につづく言葉ですね。
 普段から、あまり人を頼らず、「自分でできることは自分でする」という方から、ふいに、このようなお願いごとをされる。老婦人も、山本さんの受け答えも、さわやかですよね。


息子を寝かしつけてから、紅茶を飲みながら、あるいは少しのお酒を呑みながら、おいしいお菓子や肴のように、ゆっくり読みました。
山本さんのやわらかな眼差しが自分にも宿って、これまで慌ただしく片付けていた家のしごとのことを、豊かなことをしているんだな、と一歩立ち止まって思えるようになりました。

【買った書店】紀伊國屋書店 武蔵小杉店


 実はこのおはがきは、昨年から産休に入っているミシマ社メンバーのHさんからのおはがきです。職場をすこし離れても、こうして一読者としてあたたかいおはがきを送ってくれてジーンときます。お菓子のようにまた肴のように味わう、という表現もこの本にぴったり!

 いかがでしたでしょうか。装丁の良さというのは、実際に触れてみないと伝わらない部分もあるので、ぜひぜひ書店でお手にとってくださいませ!

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