ウソつきの国

ダ・ヴィンチニュースで『ウソつきの国』が紹介!

2017.05.29更新

 今年の2月に発刊した『ウソつきの国』。発刊当時も「フェイクニュース」「Post-truth」「オルタナ・ファクト」という嘘に関するニュースが紙面を賑わしていましたが、それから3ヶ月たった現在も、森友学園、共謀罪、加計学園......、と嘘や捏造に関するニュースが後を絶えません。
 そんななか、先週のダ・ヴィンチニュースで「政治家も大企業もウソばかり!! "一億総詐欺まがい社会"の生き抜き方とは?」という題で『ウソつきの国』を紹介してくださいました。本日はその記事を紹介させていただきます。

 まず、冒頭部分、昨今のウソにまみれる政治状況について書いた後、

 (...)昨今ならば「ウソをついちゃいけない」なんて叱責こそウソくさく感じられ、むしろウソをつける時はついたほうがお得なのではないか、そんなモヤモヤにも包まれようというものだ。本書『ウソつきの国』(勢古浩爾/ミシマ社)はこんなウソまみれの社会で、「自分」はどうしたらいいのかを考える一冊。まずは身近なところに目をこらしてみよう。


 と書いてくださっています。「責任を取らないし、取れないのに言いたい放題」という見出しでは本書にもあるように、サプリメントにおける「これは個人の感想です」の卑怯さ、スマホ購入時に予め勝手についてくるアプリが解約をし忘れるのを狙っているとしか思えないこと、ブラック企業を叩いているテレビ業界こそが巨大ブラック企業ではないのか、という話に触れらています。そして最後に、こうまとめてくださっています。

 このように考えれば、私達は常日頃から想像以上に欺かれ、ウソをつかれ、またそれをよく忘れている。まずはその自覚を持って生活したほうがいいようだ。ではその上でどう振る舞えばいいのか? 本書はウソの数々を凝視することで、逆に自分なりの一貫した信念を持ち、欲得から距離をおいて生きる清々しさが浮きぼりになる仕組みだ。そしてそれは意外と「楽」なのではないかと思えてくる。まっとうに生きたいと願う人、必読の書。


 いかがでしょうか。ウソを重ねるよりまっとうに生きるほうが結局楽なのだ、という当たり前なことを、当たり前に言ってくれる人が少なくなってしまっている現在。そんな時代だからこそ、勢古さんの声が必要とされています。また、以前のミシマガジンの特集では「勢古浩爾さんを読もう」として、ミシマ社メンバーが勢古さんのおすすめ書籍を紹介しているので、こちらも合わせてお読みくださいませ!

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勢古浩爾(せこ・こうじ)

1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に入社したが2006年に退社、執筆活動に専念。「ふつうの人」の立場から「自分」が生きていくことの意味を問いつづけ、『まれに見るバカ』(洋泉社・新書y)で話題に。その後も『アマチュア論。』(ミシマ社)、『定年後のリアル』(草思社文庫)、『会社員の父から息子へ』(ちくま新書)など著書多数。最新刊『ウソつきの国』(ミシマ社)が2017年2月22日に発売予定。

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