
2025年9月
ちくまプリマー新書
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三島邦弘
本というものを扱う仕事に就いている人間として、深く考えさせられる一冊。果たして出版は「未来がない」のか、本屋は「消えていっている」のか、どちらも「No」ですね。その思いが強くなりました。
(ミシマ社サポーター 深澤香里さん)
2025.09.17
雷鳥社
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仁尾智
うちの猫たちは若くて元気なので、「なんでそんな本読んで泣いてるの?ごはんまだ?」と怒られそうですが、「ニンゲンは猫ほど賢くないの知ってるでしょ」と返します。
(ミシマ社サポーター 吉田章子さん)
2025.09.15
作品社
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カウテル・アディミ(著)平田紀之(訳)
「私は印刷された言葉の前で気おくれしないために長いあいだ自分自身と戦わなければならなかった。私のような者にとっては読むというのは自然なことではないのかも知れない。」と述懐する老人が守ろうとする小さな本屋さんの「激動の20世紀」の実話。100年前のアルジェリアにミシマ社が......
(ミシマ社サポーター 下島のズルいヨメさん)
2025.09.12
河出文庫
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有吉佐和子
昭和36年、東京デパートに就職した仲良し3人が仕事に恋愛に邁進する物語。同じ場所でスタートした3人がそれぞれのペースで人生を歩んでいく様子にエールを送りたくなります。
(ミシマ社サポーター 伊良部恵美子さん)
2025.09.10
岩波書店
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平野啓一郎
ここ5年間位に発表されたエッセイや講演録等をまとめた本です。特に亡くなった作家たちの追悼文が心にささりました。(大江健三郎、ドナルド・キーン・瀬戸内寂聴)他にもいろんな示唆があり、何度でもよみ返したくなる本です。
(ミシマ社サポーター 渡邉忠さん )
2025.09.08
中公文庫
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佐藤雅彦
15年以上前にこの本に出会って、それ以来、私にとってのバイブルとなっています。モノの見方、捉え方、プライベートでも仕事でも頭に浮かぶ事柄がすべてこのプチ哲学とつながっています。今、横浜で開催している佐藤雅彦展も観に行きたい。
(ミシマ社サポーター むすぶー掬ぶーさん)
2025.09.05