胎児のはなし

第2回

『胎児のはなし』発刊記念 増﨑先生動画メッセージ&書店員さんの声

2019.01.23更新

 いよいよ来週、今年のミシマ社の本1冊目、『胎児のはなし』が発刊となります。

syoei taiji.jpg最相葉月、増﨑英明『胎児のはなし』(ミシマ社)

 ミシマガでは最相葉月さんのインタビューを掲載してきましたが、まだご紹介できていないこの本の魅力がたくさんあります。
 本日のミシマガは、「増﨑先生からの動画メッセージ」「書店員さんの声」の二本立てで、『胎児のはなし』の面白さに迫ります。

増﨑先生動画メッセージ

 『胎児のはなし』は最先端の研究が紹介されている本なのですが、読んでいてぐいぐい引き込まれる面白い読み物でもあります。
 この面白さの理由の一つは、増﨑先生のお人柄にあります。
 最相葉月さんもインタビューで「増﨑先生は、妊婦のお母さんを連れてきて、ずーっと1日中、胎児のおしっこの量を測ったりするような方なんですね(笑)。臨床の人でありながらものすごく知的好奇心旺盛で」「この先生とだったら、ものすごく出産が楽しいんじゃないか」とお話されていましたが、本当に素敵な先生なんです!

 そんな増﨑先生のお人柄をぜひもっとたくさんの人に知ってもらいたい。
 できればミシマガ用に動画メッセージを撮りたい・・・。
 ミシマ社一同、そう思っていたのですが、普段は長崎にお住まいの先生。東京と京都の2拠点で活動するミシマ社とはいえ、なかなかお会いできる機会がありませんでした。

 ところがある朝。
「今日、羽田に行ってください!」
 編集・ノザキから突然の連絡。実はその日、増﨑先生がたまたま東京にいらっしゃることが判明。突然すぎるものの、このチャンス、活かすしかない! というわけで、営業モリは羽田空港に急行したのでした。

 飛行機から降り立ったばかりの先生と出口で落ち合い、動画が撮影できそうな場所を探してさまよったのですが、空港の中って、動画撮影に向かないですね(薄々気づいてはいましたが・・・)。
 アナウンスや他のお客さんを避けて増﨑先生とさまよった末、空港を出てすぐのタクシー乗り場にたどり着きました。ここは比較的静かで誰もいない(けど寒くて車がビュンビュン通る)んです。

 そんなこんなで、なんとか撮ってきた動画がこちらです。
 画質・音質は残念ですが、増﨑先生のあふれるパッションにご注目ください!

 続いて、お腹に赤ちゃんがいるお母さんへのメッセージも頂きました!
 (ホントは2つの動画を連続で撮ったんですが、途中で高速バスがビュンビュン通ったのでカットして2本立てにしております)

 裏話ですが、増﨑先生へ動画をご確認いただいた際のメールにはこう書かれていました。
 「素晴らしい動画です。胎児も可愛いですが、増﨑も可愛い(笑)」
 そんなチャーミングな先生と生徒・サイショーさんによる対談本。ぜひ、お手にとってみてください。

「書店員さんの声」

 事前にゲラを読んでくださった書店員さんから、コメントをお寄せいただきました。

胎児を通じて、父のDNAが母に入っている話は驚きでした。生殖細胞が他の細胞と違い、死ぬことなく子孫へと脈々と伝わることも、初歩的なことなのかもしれませんが、新鮮な思いにとらわれました。出生前診断については、悩む方は多いと思うので、この本が男女の心の支えになる新たな一冊になればよいと思います。

ーーブックセンタークエスト黒崎井筒屋店 小野太郎さん

35年前と比べると全く違う世界のように進歩した医療。私は母にはなれなかったですが、それでもやはり母というのは全ての源のような気がします。

ーー有隣堂伊勢佐木町本店 佐伯敦子さん

今までにDNAや血液型の歴史について読んだことはありますが、胎児に焦点を当てた本は未読でした。過去にばかり気をとられて、「現在」の面白さを見逃していたとは。

ーー戸田書店静岡本店 島原あきさん

以下、ミシマ社メンバーからのコメントも掲載します。

結婚もしていない。ましてや自分が妊娠する日がくるのかどうか、どこか遠い話のような気がしている。そんな私でも、増﨑先生の「妊娠を楽しんで!」という心強い言葉と、最相さんの「そもそも」から訊く姿勢に、妊娠・出産という出来事が自分に近づいた気がしました。それからもう一つ。自分は医者にはなれない、それをわかっていてもなお、産婦人科という職業に強く憧れを持ってしまった一冊でした。自分のはなしとして、たくさんの人に読んでいただきたいです。

ーー編集チーム・ノザキより

妻がいままさに妊娠しているので、当事者として読みました。初めての経験で何もわからない中、『胎児のはなし』の中の増﨑先生の経験に裏打ちされた言葉と、ほがらかな語り口に夫婦でずいぶん救われました。

ーー営業チーム・モリより

そして、現在産休中で11月に第一子を出産したばかりのミシマ社メンバー、アライからのコメントも掲載します!

 初めて、自分のお腹に超音波をあてて子宮のなかにいる胎児をみたとき、正直、ものすごく奇妙な感覚がしました。この子はいったい、どこからきたんだろうかと。はじめは豆粒みたいだったのに、手足ができ、目鼻がわかり、くるくるとお腹の中で動くようになる。胎児って本当に不思議だと、妊娠中、身をもって感じていました。
 そんな不思議な胎児に魅せられた増﨑英明先生と、最相葉月さんの対話で「胎児の世界」を紐解いていく本書。まぁこれが見事に、とにかく面白かった! 妊娠中に浮かんだたくさんの疑問がパァ―っと解消されてすっきりしただけじゃなく、最新医療(胎児を手術する!)や出生前診断のこと、心にたくさんメモをとりました。そして、こんなに面白い胎児という存在を身に宿せるって楽しいなあと、あんなに痛かった出産のことを、すでに半分忘れかけている自分がいます(笑)。
 今まさに妊娠中のひとや経産婦さんはもちろん、すべての人に読んでほしい! だってみんな、はじめは胎児だったんだから。私は、あの子がお腹にいたときのことを思い出しながら、夢中で読みました。

ーーミシマ社 現在産休中・アライより

 『胎児のはなし』、2019年1月29日(火)発売です。ぜひお手に取ってみてください。

ミシマガ編集部
(みしまがへんしゅうぶ)

編集部からのお知らせ

最相葉月さんと増﨑英明さん、イベント登壇!

『胎児のはなし』が生まれるきっかけになった、ダーウィンルームさんの「DARWIN DAY」。
毎年ダーウィンの誕生日前後に開催されるこのイベントに、今年は最相葉月さんと増﨑英明さんが登壇します!
<「胎児のはなし」最相 葉月さん+増﨑 英明さん+渡辺 政隆さん>と題して、ダーウィン研究の第一人者である渡辺政隆さんをホスト役に、命の不思議、尊さについて語り合います。

■日時:2月9日(土) 18:00~20:00
■場所:下北沢・ダーウィンルーム2Fラボ
■料金:一般¥2,500、大学生¥1,500、高校生以下 ¥1,000 /ドリンク付き
■主催:好奇心の森「ダーウィンルーム」

※DARWIN DAY:『種の起源』を記したダーウィンの誕生日に世界中で行われているイベントです
 ダーウィンルームさんの今年のDARWIN DAYは、「胎児のはなし」を第1夜として、4夜にわたってイベントが開催されます。

詳細・お申込みはこちら

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