第2回
いまの私にグッときた!ミシマ社本 その1
2027.09.08更新
ミシマガ読者のみなさま、こんにちは。営業チーム新人のウチダです。今月からはじまったミシマ社20周年特設サイト、前回は仕掛けチーム・ハセガワによるミシマンガ特別編をお届けしました。本日からは、ミシマ社で働く社員が「一冊入魂」の本たちを紹介する企画を、全3回にわたってお届けします。20周年を迎えるにあたり、読者のみなさまに、ミシマ社と本のことをもっと知ってもらいたい。そして、本をつくり届けている私たちを、これまで以上に身近に感じてもらえたらーー。そんな思いで、この企画をはじめます。
ところで私は現在、入社7カ月目です。正直ミシマ社についてはまだまだわからないことだらけですが、なぜか書店での20周年フェア隊長に任命されました! 今回紹介する本は、その20周年フェアのラインナップの一部でもあります。これまで刊行した書籍は約240。すべての本に思い入れがあり、本当は全部フェア棚に並べたいところですが、今回はそれぞれのメンバーが「いま」の自分にグッときたミシマ社の本を選ぶことにしました。フェア開始はもう少し先の話ですが、お近くの書店さんで開催された際には、ぜひお手にとっていただけたらうれしいです。
それではさっそく、ウチダによるメンバー紹介とともに、グッときた本たちをお届けいたします。「この人、こんな本を選ぶんだ!」「この人って、こんな人だったのか!」そんなふうに、普段はなかなか見えないメンバーの"中身"を、少しでも楽しんでいただけたらうれしいです。
・ホシノのイチオシ本!『ど忘れ書道』
名前:星野友里(ほしの ゆり)
所属:編集チーム
最初の印象:背筋がシャキッとしていて、「言葉を扱うプロの編集さんだ〜!」と、ちょっと驚いたのを覚えています!
・グッときた一節
個人的な話ですが、今、習いごとに必要という理由で「自然な笑顔ができるようになること」がテーマです。試行錯誤してわかったのですが、自然な笑顔は、心から笑っていないとできません。そして、心から笑うような出来事はだいたい偶然に起こるので、意図的に笑顔になることや、誰かを笑顔にすることって、本当に難しいのですよね。その点、本書『ど忘れ書道』はすごいです。著者は、忘れの天才、いとうせいこうさん。何かをど忘れしたときに、戒めにその言葉を毛筆でしたためた上で、なぜ忘れるのかを徹底分析した経緯が綴られているのですが、読むと必ず笑えるのです。「泣かせる」より「怒らせる」より難しい「笑わせる」を実現している本書、ぜひ手に取ってみていただきたいです(ホシノ)。
・ニシカワのイチオシ本!『新装版 超訳 古事記』
名前:西川和希(にしかわ かずき)
所属:営業チーム
最初の印象:年齢が一緒で、しかも生まれ月まで一緒!と、最初からすごく親近感が湧きました。
・グッときた一節

もともと歴史が好きだった私が、聖書などの宗教にまつわる本を読むようになったきっかけの一冊です。「古事記」と聞くと、なんとなく難しそうなイメージがありましたが、読み始めてみると驚くほどすいすい読めました。読んでいるというより、誰かに古事記を語ってもらっているような不思議な感覚も魅力のひとつ。神様たちが恋をしたり、嫉妬したり、怒ったり、失敗したり......。1300年以上前の物語とは思えないほど、登場神たちの感情が生々しく、とても人間らしいのです。遠い昔の神話だと思って読み始めたのに、気づけば現代の物語を読むような感覚で夢中になっていました。古事記を初めて読む方にこそ、ぜひ手に取ってほしい一冊です(ニシカワ)。
・カワバタのイチオシ本!『THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」』
名前:河端朝香(かわばた あさか)
所属:営業&プロジェクトチーム
最初の印象:とにかくほんわかしていて明るくて、「自分ももっと明るくなろう!」と思ったのを覚えています。
・グッときた一節
書店員の方が届けたい1冊について、手書きキャッチコピーと紹介が365個が詰まった本書。本のプロである書店員の方のコメントが本当にどれも圧巻で、この本が読みたい!という気持ちをとことんそそられます。タイトルを裏切るパターンの紹介、本にまつわるエピソード、この本を日本で1番売っている書店です!という実績、個人的な事情があり長く大切にしている本。営業をする上で、本の売り方や魅力の伝え方は1つじゃないなという大切なことも教えてくれています。日々、出版業界や紙の本について色々と言われていることはありますが、面白い本とその本を届けてくださる書店員の熱、この2点の力をこれでもか!!とガシガシ感じさせてくれ、出版社で働き始めたばかりの今の私に力をくれている1冊です。いつか実際に書店員さんとこういう会話ができるようになることが夢です(カワバタ)。
・アキコのイチオシ本!『家のしごと』

名前:三島亜希子(みしま あきこ)
所属:総務&経理チーム
最初の印象:実は......まだ一度もお会いしたことがないんです(笑)。亜希子さんから電話がかかってくると、優しい声と心地よい京都弁に、いつも癒されています。
・グッときた一節

20代、30代と仕事と子育てに突っ走ってきて、40代の後半を迎えたいま、ようやく家のしごとがおもしろいと思えるようになりました。ときには山本さんとおんなじで「ちょっとは手伝ってよ。アタシひとりに何から何までやらせてさ」なんて、世の中の仕事を全部自分でやってます、みたいな理不尽な空気感を背中から出す日もあるけれど、自己嫌悪に陥る日、悩んだ日、死ぬほど笑った日、そんな日々の積み重ねを振り返る余裕を少しもてたいま、自分のまわりには「家」という場所ができていることに気が付きました。きっと完璧な家のしごと人はいないんだと思います。だからこそ自分なりに誠実に日々に向き合っていこうと思える一冊です(アキコ)。
ウチダによるミシマ社20周年クイズ!
ミシマ社20周年を記念して、これまでの歩みや本にまつわるクイズをご用意しました。「知っているようで、意外と知らない?」ミシマ社のあれこれを、楽しみながら振り返ってみてください。第1週目の3問は、まずは肩慣らしの「やさしめ」問題!毎週少しずつレベルが上がっていきます。全9問、全問正解を目指して、あなたも「ミシマ社マスター」になりましょう!!
問題1:ミシマ社の創業日はいつでしょう?
- 2005年10月13日
- 2007年10月15日
- 2006年10月13日
- 2006年10月12日
問題2:ミシマ社の拠点はどこでしょう?
- 北海道・福岡
- 愛知・大阪
- 東京・大阪
- 東京・京都
問題3:今年ミシマ社から出た書籍で正しいのはどれでしょう?
- 中年に飽きた夜は
- 新装版 そう書いてあった
- ぼけと利他
- 新版 ザ・万字固め
いかがだったでしょうか? 楽しんでいただけましたか? 正解は次回発表いたします。次回はどんなクイズが出てくるのか......お楽しみに!
編集部からのお知らせ
速報!「ミシマ社の本屋さん」20 周年記念オープン
2026 年 10 月 13 日、ミシマ社はおかげさまで創業 20 周年を迎えます。その前日の 10 月 12日(スポーツの日)に 1 日限定で、ミシマ社の本屋さんをオープンします! 「おもしろい」を作って届けるーーミシマ社の一冊入魂の本作りの現場に読者のみなさまをお招きし、節目の年の始まりを、一緒に過ごせたらうれしいです。みなさまのお越しをお待ちしております(当日の詳細は決まり次第、ミシマ社HPやSNS、ミシマガジンでご案内いたします!)。
・日時:2026 年 10 月 12 日(月・祝)
・場所:ミシマ社京都オフィス





