ぽんこさんの暮らしのはてな?

第1回

電子レンジのはてな?

2020.05.21更新

お知らせ
この連載が本になります! 7月15日発売です。ぜひ書籍でもご覧ください。

ponko.jpeg

『ぽんこさんの暮らしのはてな?』ウルバノヴィチ香苗(著)

 こんにちは。本作「ぽんこさんの暮らしのはてな?」を描いております、ウルバノヴィチ香苗です。
 みなさんには「なんとなく知っている」というものはありますでしょうか。わたしは、電子レンジがごはんを温めらるのはなぜが、その仕組みを「なんとなく知っている」人だったので、カラカラに乾いたフランスパンをおもむろにチンして焦がしたことがあります。その後、電子レンジのはたらきを図解した児童書を読む機会があり、水分が大事だと知ってからは、乾いたものをレンジに入れることはなくなりました。
 この漫画は、そんな「なんとなく知っている」ことをちょっと掘り下げてみる作品です。たけのこのえぐみを消すにはなぜ米ぬかを使うのか、筋肉痛が遅れてくるのはなぜか、どうして柔軟剤で布がふんわりするのか。
 そんなことを、たぬきのぽんこさんと一緒に眺め、楽しんでいただけたらと思っております。

0521-11.png0521-2.png0521-3.png0521-4.png0521-5.png0521-6.png0521-7.png0521-8.png

ウルバノヴィチ 香苗

ウルバノヴィチ 香苗
(うるばのゔぃち・かな)

漫画、アニメーション、イラスト、キャラクターデザインなどを手がける、ビジュアルクリエイター。デザイン会社にイラストレーターとして10年在籍したのち、個人業へ転向。リイド社のWebコミックサイト「トーチ」と月刊紙「コミック乱」で、江戸の日常漫画「まめで四角でやわらかで」を連載しているほか、Youtubeなどでオリジナルアニメーションなどを公開中です。

おすすめの記事

編集部が厳選した、今オススメの記事をご紹介!!

  • 『中学生から知りたいパレスチナのこと』を発刊します

    『中学生から知りたいパレスチナのこと』を発刊します

    ミシマガ編集部

    発刊に際し、岡真理さんによる「はじめに」を全文公開いたします。この本が、中学生から大人まであらゆる方にとって、パレスチナ問題の根源にある植民地主義とレイシズムが私たちの日常のなかで続いていることをもういちど知り、歴史に出会い直すきっかけとなりましたら幸いです。

  • 仲野徹×若林理砂 

    仲野徹×若林理砂 "ほどほどの健康"でご機嫌に暮らそう

    ミシマガ編集部

    5月刊『謎の症状――心身の不思議を東洋医学からみると?』著者の若林理砂先生と、3月刊『仲野教授の この座右の銘が効きまっせ!』著者の仲野徹先生。それぞれ医学のプロフェッショナルでありながら、アプローチをまったく異にするお二人による爆笑の対談を、復活記事としてお届けします!

  • 戦争のさなかに踊ること─ヘミングウェイ『蝶々と戦車』

    戦争のさなかに踊ること─ヘミングウェイ『蝶々と戦車』

    下西風澄

     海の向こうで戦争が起きている。  インターネットはドローンの爆撃を手のひらに映し、避難する難民たちを羊の群れのように俯瞰する。

  • この世がでっかい競馬場すぎる

    この世がでっかい競馬場すぎる

    佐藤ゆき乃

     この世がでっかい競馬場すぎる。もう本当に早くここから出たい。  脳のキャパシティが小さい、寝つきが悪い、友だちも少ない、貧乏、口下手、花粉症、知覚過敏、さらには性格が暗いなどの理由で、自分の場合はけっこう頻繁に…

この記事のバックナンバー

06月16日
第2回 クエン酸と重曹のはてな? ウルバノヴィチ 香苗
05月21日
第1回 電子レンジのはてな? ウルバノヴィチ 香苗
ページトップへ