みえないりゅう

第3回

発表!「おしえて!みんなのみえないりゅう」(第1期)

2023.11.13更新

こんにちは。 ミシマガ編集部です。気づけは季節はすっかり秋(というか、もう冬?)らしくなり、『みえないりゅう』発刊から4カ月がたちました。以前当コーナーでご紹介した「おしえて!みんなのみえないりゅう」キャンペーンを覚えていますか?

みなさんが想像する「みえないりゅう」や「りゅうをみたよ!」というお話を教えてください。どんな姿でしたか? 何色でしたか? いつどこにいましたか? 言葉でも、絵で描いても、かまいません。本書同封の読者ハガキにて、ぜひお送りください。期間中に届いたハガキの中から抽選で毎回5名ずつ、ミロコマチコさん直筆サイン入りの「何か」(お楽しみに!)をプレゼントいたします。

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本作は南の島に移住したミロコさんが、島の人たちの会話の中に自然や何か説明のつかない現象を「りゅう」の仕業として話しているのを聞いたところから着想を得ています。

島の人たちが、「昨日、りゅうがおったね」と何気ない会話で言ったりするんです。風が強いと、「昨日海に潜ったらりゅうがおってよ〜」って言ったりする。わざわざ不思議体験として話してないんですよ。(略)みんなが言う「りゅう」は同じ形をしているわけではないと思うんです。私はそれは自然そのものではないかと思っています。それを「りゅう」と呼んだり、「青いオナガドリが飛んでね」と言う人もいる。

ミロコマチコさんインタビュー

海や大地に力を吹き込む「りゅう」は、南の島だけではなく日本、日本だけではなく世界の各地にいるのではないか。そうして、始まったのがこの企画です。本日は第1期(募集期間2023年7〜9月末)にいただいたおはがきの中から、みんなで迷いに迷って選んだ5名の読者の方の「みえないりゅう」を紹介いたします!

ミロコマチコさん・選

小さい頃、家でお昼寝していると、いつもりゅうが遠くの空へ飛んでいく夢を見た。電車に乗っているときも、もくもくとした雲の奥の方でりゅうが見えた気がした。

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「まだ無意識である子どもの中に竜がいるなんて面白い! 昼寝がしたくなるという気持ちもとてもいいなぁと思いました」(ミロコさん)

鈴木加奈子さん(『みえないりゅう』編集者)・選 

雲の上にいて にじのようにきれい たいようのようにいだい とてもやさしい目をしている

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「雨あがり、空を見上げて、虹をせおうやさしい目のりゅうを探したくなりました!」(鈴木さん)

漆原悠一さん(『みえないりゅう』ブックデザイン)・選 

えいちゃん(妹・0さい)はりゅうがつれてきた。ちさと(4さい)
あばれているシャワーをみて「りゅうだー!!」ちはる(2さい)

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姉妹で全然違うりゅうの捉えかたをしていて面白いなあ、かわいいなと思いました」(漆原さん)

ミシマ社自由が丘オフィス・選 

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「カラフルで元気いっぱいのりゅうにシビれます。大きな口がキュートです!」(ミシマ社・スガ)

ミシマ社京都オフィス・選 

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「今にも波の音やりゅうの鳴き声が聞こえてきそうな迫力のあるイラストに魅了されました!」(ミシマ社・ヤマダ)

おはがきをお送りいただいたみなさま、ありがとうございました。本キャンペーンは、第2期(〜12月)、第3期(〜2024年3月末)とまだまだつづきます。いまお手元に絵本をお持ちの方や、来年は辰(龍)年(!)なので、ぜひ新年の1冊目に読んで、みなさまだけの「みえないりゅう」のお話をぜひお聞かせください。絵本の感想もお待ちしております!

★いただいたおはがきはすべて(だたし掲載OKに○をつけている方のみ)、ミシマ社のX(旧ツイッター)やインスタグラムで紹介しておりますので、こちらもぜひご覧ください。

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ミシマガ編集部
(みしまがへんしゅうぶ)

編集部からのお知らせ

『みえないりゅう』原画展 @フリッツ・アートセンター(前橋) 12/25(木)まで

ミロコマチコさんによる4年ぶりの新作絵本『みえないりゅう』の全ページの原画を展示しています。躍動感と生命力溢れる作品をぜひ間近でじっくりとお楽しみください。

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ミロコマチコ『みえないりゅう』原画展

会場/ フリッツ・アートセンター 群馬県前橋市敷島町240-28(敷島公園内)
会期/2024年12月25日(木)まで
営業時間/11:00〜18:00 火曜定休(祝日の場合はその翌日)

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