凍った脳みそ

第4回

アフロ祭りまとめ

2018.11.19更新

 こんにちは。新入り営業のモリこと岡田森です。

 10月新刊の『凍った脳みそ』が刊行一ヶ月で三刷が決まり、11/17(土)の朝日新聞朝刊「売れてる本」では武田砂鉄さんから素敵なコメントを頂くなど、おかげさまで大好評をいただいております。

 ところで最近、ツイッター上で『凍った脳みそ』の表紙イラストにそっくりな人の画像が出回っていたのをご存知でしょうか。

1117_1.jpg このアフロの人物、実は仕事中のミシマ社営業なんです。

 今日のミシマガでは、ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文さん(通称ゴッチさん)の『凍った脳みそ』を巡り、ツイッター上で繰り広げられたアフロ祭りの様子をまとめます。

 謎の仮装企画が思いがけないところまで広がった様子をご覧ください。

1008_12.jpg『凍った脳みそ』後藤正文(ミシマ社)

アフロ営業スタート。

 はじまりはこのツイートでした。

 これを見たゴッチさんやファンの方々が怒り狂い、Twitterが炎上する未来を想像してモリの脳みそが凍りかけていたのですが、ゴッチさん本人から温かいリプライが。

 そして調子にのって増えていくアフロ。

営業メンバー、アフロ姿で街へ。

書店員さんもアフロに。

 HMV&BOOKS SHIBUYAさんはなりきりセットまで設置してくださいました。

 説明書きには「たいへん申し訳ありません。アフロヘアしか調達できませんでした。実際のゴッチさんは素敵なウェービーヘアです」とのコメントが。

 なりきりセットのおかげで、9月刊『生きるように働く』の著者ナカムラケンタさんまでアフロに。(ありがとうございます!)

ファンの方々からもツイートが。

 ゴッチファンの方々からも、アフロ営業に関してツイートを多数いただきました。

・ミシマ社のアフロ営業に会いたい!

・表紙をリアルに再現している。

・今年のハロウィンは私もアフロかぶろうかな。

 などなど、皆様の優しいツイートに勇気を頂き、アフロで街を練り歩きました。ありがとうございました!

ゴッチさんからリプライが。

 アフロ大喜利状態に突入します。

 このように、関係各位の温かいツイートと、アフロをかぶる勇気によって、とっても盛り上がる発売日となったのでした。

 皆さま、とりわけゴッチさん、本当にありがとうございました。

  

 こちらこそ、すみませんでした・・・。

追記その1 発酵とアフロ

 このツイートに対して、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんがブログで「発酵するとアフロになるのは当然!」と、まさかの発酵の知識を踏まえた専門的な補足をしてくださいました。

 なお、小倉ヒラクさんが寄稿してくださっている『ミシマ社の雑誌 ちゃぶ台 Vol.4 「発酵×経済」号』(『凍った脳みそ』と同時発売!)をゴッチさんも読んでくださり、感想ツイートを連投してくださっています。

追記その2 次回予告

 この「もう一冊、かなり真面目な本」が、11月22日発売の『銀河鉄道の星』です!

ginga_shoei.jpg

『銀河鉄道の星』宮沢賢治(原作)後藤正文(編)牡丹靖佳(絵)(ミシマ社)

 ミシマガで発売日前後に特集しますので、お楽しみに!

 2ヵ月連続のゴッチさん刊行、どちらの本もよろしくお願いいたします。

おすすめの記事

編集部が厳選した、今オススメの記事をご紹介!!

  • 絵本編集者、担当作品本気レビュー⑥「みなはむ×季節の絵本シリーズのはじまり 『はるってなんか』の作り方」

    絵本編集者、担当作品本気レビュー⑥「みなはむ×季節の絵本シリーズのはじまり 『はるってなんか』の作り方」

    筒井大介

    こんにちは、ミシマガ編集部です。今年2月に刊行した、画家・イラストレーターのみなはむさんによる2作目の絵本『はるってなんか』は、春に感じる変化や気持ちがつぎつぎと繰り出される、季節をテーマにした一冊です。編集は、絵本編集者の筒井大介さん、デザインは、tentoの漆原悠一さんに手がけていただきました。そしてこの、筒井大介さんによる「本気レビュー」のコーナーは、今回で6回目を迎えました!! 

  • パンの耳と、白いところを分ける

    パンの耳と、白いところを分ける

    若林 理砂

    みなさま、お待たせいたしました。ミシマ社からこれまで3冊の本(『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』『気のはなし』『謎の症状』)を上梓いただき、いずれもロングセラーとなっている若林理砂先生の新連載が、満を持してスタートです! 本連載では、医学古典に精通する若林さんに、それらの「パンの耳」にあたる知恵をご紹介いただきます。人生に効く、医学古典の知恵。どうぞ!

  • 『RITA MAGAZINE2』本日発売です!

    『RITA MAGAZINE2』本日発売です!

    ミシマガ編集部

    3/18『RITA MAGAZINE2 死者とテクノロジー』が発刊を迎えました。利他を考える雑誌「RITA MAGAZINE」=リタマガが創刊してから、約1年。『RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?』(中島岳志・編)に続く第2弾が本誌です。

  • 松村圭一郎さん推薦文「答えを出すのではなく、踏みとどまるために」

    松村圭一郎さん推薦文「答えを出すのではなく、踏みとどまるために」

    ミシマガ編集部

    2024年12月に刊行された、後藤正文さんと藤原辰史さんの共著『青い星、此処で僕らは何をしようか』。本書を読んだ、人類学者の松村圭一郎さんから、推薦コメントをいただきました。『うしろめたさの人類学』や『くらしのアナキズム』の著者であり、後藤さん・藤原さんと同世代である松村さんは、どんなことを思われたのでしょうか?

ページトップへ