凍った脳みそ

第5回

アフロ営業が行く!ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2019「ホームタウン」販売レポート

2019.04.05更新

 アフロ営業1号ことイケハタです。

 3月より、『凍った脳みそ』『何度でもオールライトと歌え』著者の後藤正文さんがフロントマンを務めるバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONの全国ツアーがはじまりました!

 昨年秋の『凍った脳みそ』発刊の際は、和田ラヂヲさんのカバーイラストに触発された営業メンバーが発刊記念と称してアフロ&ヒゲ&メガネ姿で後藤さんに扮して書店を訪問営業。

 「おい!なにやってんだ!」「似てないぞ!」と各方面からのお叱りを覚悟していましたが、なんとTwitter上でアジカンファンのみなさん、そして後藤さんご本人から温かいリプライをいただいたのでした。(詳しくはこちら

 それに味をしめたアフロ営業が、待ってましたと言わんばかりに今回再び出陣!
 アジカンファンの大勢集まるライブ会場におじゃまして、本を販売してまいりました!

(文・池畑索季、写真・岡田森)

前半戦"アフロはつらいよ"

ツアー2日目の恵比寿リキッド・ルームへ。


アフロ営業2号ことモリとWアフロ体制で行くつもりが、「状況が読めないので、アフロは1名でお願いします」という旨の釘をさされて若干ひるむアフロ1号。

実際に開場してみると、列をなした観客のみなさんで、物販スペースの前はものすごい人口密度に。
懸命に声を張り上げるも、為す術もなく人だかりにのみ込まれて活躍できず・・・ぐぬぬ。まずい、まずいぞ。

0405_1.jpg激しい人波に揉まれるアフロ

そうこうしているうちに開演時間に。
忸怩たる思いを抱えつつ、物販スペースを離れてライブのフロアへ。

ライブ中のサプライズ

アジカンの最高のパフォーマンスに、1人の観客としてノリノリで楽しんでいたところ、はじまった後藤さんのMC。

「今日はアフロ姿のミシマ社の人が本を売りに来てるみたい。ちょっと古い俺の格好して・・・」(会場笑)

・・・な、なんと!! ライブ中に後藤さんがふれてくださる!? なんてこったい!!
感激しつつ、そうだ俺は本を売りに来たんだと、後半のリベンジを誓うアフロ。

後半戦"You are very famous among fans!"

会場出口の階段で待ち構える作戦。
本をおすすめしていたら、何人もの方が笑顔で温かい声をかけてくださるではありませんか・・・!

0405_3.jpgお姉さんに写真撮影を求められデレデレするアフロ

パリから来たというフランス人の男性には"You are very famous among fans!"的なことを言われアフロ有頂天に。ニヤニヤしながらツーショット。

そして肝心の本の販売もいい感じに。
「サイン本まだありますか?」と、声をかけてくださる方も多数いらっしゃり、『凍った脳みそ』『銀河鉄道の星』がどんどん読者の手に渡っていきます。よかった!!

***

アフロは飛び込み企画でしたが、ツアーまだまだ続きます!
会場の物販コーナーでは、後藤さんの著書のほか、Tシャツやタオル、トートバッグなどオリジナルアイテムも販売。

ライブご来場の際はぜひ物販コーナーもお楽しみください!

0405_2.jpg

編集部からのお知らせ

(1)ツアーの詳細はこちら!

ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2019「ホームタウン」

(2)『銀河鉄道の星』原画展開催中です!

牡丹靖佳さんの原画の上から、後藤正文さんが「銀河鉄道の星」の一節を直筆しました。
 牡丹さんの絵と後藤さんの文がシンクロする、ここだけの展示です。

【東京】青山ブックセンター 本店 2019年4月4日(木)~4月23日(火)※最終日は19時まで
【盛岡】カネイリスタンダードストア 2019年4月27日(土)~5月12日(日)

詳細はこちら

(3)後藤正文さんの著書情報

ginga_shoei.jpg『銀河鉄道の星』原作/宮沢賢治、編/後藤正文、絵/牡丹靖佳(ミシマ社)

noumiso_shoei.jpg『凍った脳みそ』後藤正文(ミシマ社)

nanndodemo_shoei.jpg『何度でもオールライトと歌え』後藤正文(ミシマ社)

おすすめの記事

編集部が厳選した、今オススメの記事をご紹介!!

  • ハラミ出かける

    ハラミ出かける

    三好愛

    「今日はあついですね」と、お店の人に話しかけられたとき、なんだかいやな予感がしました。

  • 8/5(土)内田樹×釈徹宗『日本宗教のクセ』刊行記念オンラインイベント開催! MS&BookShopLive!でお届けします!

    8/5(土)内田樹×釈徹宗『日本宗教のクセ』刊行記念オンラインイベント開催! MS&BookShopLive!でお届けします!

    ミシマガ編集部

    『日本宗教のクセ』、8/4(金)の発売までいよいよ2週間を切りました。 昨今の宗教にかかわるニュースの正体とは? 表層ではなく日本の宗教の歴史がたどってきた歴史やその中で生み出された日本特有の「クセ」を見直します。

  • 『みえないりゅう』刊行記念! ミロコマチコさんインタビュー「4年ぶりの新作には『初』がいっぱい」(前編)

    『みえないりゅう』刊行記念! ミロコマチコさんインタビュー「4年ぶりの新作には『初』がいっぱい」(前編)

    ミシマガ編集部

     本作は、ミロコさんの4年ぶりの作品。そして、奄美大島に拠点を移されてから初めての絵本となります。島での暮らしは作品づくりに大きな影響を与え、本作はまさに、ミロコさんの「新境地」といえる一冊となりました。

  • ただ今、絶賛リハビリ中!(後編)

    ただ今、絶賛リハビリ中!(後編)

    青山ゆみこ

     さて、ここからリハビリは第3段階へと進む。 きっかけは、5年ほど前から卵巣腫瘍とプレ更年期の経過観察に通っているレディースクリニックだった

  • 卒業文集 

    卒業文集 

    前田エマ

     先日、生まれ育った家のご近所さんから「A君、看護師になるそうです。国家試験も無事合格!」という嬉しさが滲み出るメッセージをもらった。

  • 果報は寝て待て

    果報は寝て待て

    仲野徹

    これまでいちゃもんをつけてきたように、座右の銘はだいたい厳しすぎるやつが多いんですわ。まぁ、そうでないとあんまり意味をなしませんから、しようがありませんけど。しかし、中には逆のものがあります。「果報は寝て待て」、どう考えてもゆるすぎません?

  • 泊

    中村明珍

    2023年3月11日。僕が周防大島に来てからいつも気にかけてくれてお世話になった福嶋住職が急逝されてから、四十九日の法要の日だった。その席に参列して、出会ってからのことを何度も思った。毎日、思い出している。

ページトップへ