いしいいんじ 夏の「きんじよ」祭 前半レポート

第10回

いしいいんじ 夏の「きんじよ」祭 前半レポート

2018.08.19更新

 7月の半ばから京都の街を賑わせているイベントをご存知でしょうか? そうです、「いしいしんじ 夏の「きんじよ」祭」ですね。京都の猛暑はもしかしてこのお祭りのせい? というほどにアツいイベントが続いています。


kinjo_shoei.jpg

『きんじよ』いしいしんじ(ミシマ社)

 イベントも半ばを過ぎ、残すところは、24日ミシマ社の本屋さんでのいしいしんじの大地蔵盆!と、25日からはじまる出町座でのドキュメンタリー映画「いしいしんじ 十一のはなし」上映(初日には「その場小説」も開催!)、そして恵文社一乗寺店で30日に開催される「『きんじよ』を食べる 〜北白川・おおきに屋さんのとっておきの味〜」のみとなりました。

 一連のイベントに参加された方には、うれしい特典、あります!

◎イベント全てに参加された方には、対象の方を主人公にした小説をいしいしんじさんが書き下ろします!

◎イベントに3回以上参加された方には、いしいしんじさんの家のものをなにかひとつ、差し上げます(本、レコード、庭の石など・・・選べません)

 今日は、これまでのイベントを写真で振り返ってみます。

『きんじよ』でえがかれる世界をそのまま体験できるイベントの一片をごらんください。そして、『きんじよ』の空気を味わいにぜひお越しください。

●7/14開催「きんじよの描き方 京都編」ゲスト:スケラッコさん(漫画家)@ふたば書房ゼスト御池店

0819-1.jpg

 もりもり描くスケラッコさん、いしいしんじさん、そしてひとひくん

0819-2.jpg

 お客さんももりもり描く! おどろくほどじょうずな方ばかりでした。

0819-3.jpg

 お二人の似顔絵は店内で展示中です!

●7/18開催「夏の小説ゼミ 書き出し編」先生:いしいしんじ 生徒代表:山下賢二@ホホホ座浄土寺本店

0819-4.jpg

 気合い十分! の山下さん。このあと、小説ゼミは深夜2時までつづいた・・・。

0819-5.jpg

 店内ではいしいしんじさんの創作ノート展を開催中!

●8/5開催「京都うちゅうじんトーク」ゲスト:山下賢二、加地猛、奥村仁@丸善京都本店

0819-6.jpg

 丸善京都本店の地下に集ったうちゅうじん4人。

0819-7.jpg

 「最近どうなんすか?」と突如うちゅうじんたちに絡まれる西川店長。

0819-8.jpg

 地下二階にはいしいしんじさんの著作がずらり!

●8/6開催「いしいひとひのくねくね書道」@京都岡崎蔦屋書店

0819-9.jpg

 店内を縦横無尽に駆け回り整理券を配布する親子。

0819-10.jpg

 お客さんのリクエストにお答えして描きました!

●8/11開催「いしいさんとゆくごきんじよツアー」@誠光社

0819-11.jpg

 「はいここがわたしの家です」「ええっ! まさかそんなところまで・・・」ざわつく参加者。

 疏水沿いにいつも座ってるおじさん、「銅心さん」にご挨拶。

0819-12.jpg

 HifiCafeの珈琲牛乳で休憩。めちゃくちゃおいしかった! 吉川さんはこの日のために珈琲豆の焙煎の具合をほんのちょっと変えてみたのだとか。

0819-14.jpg

 100000tアローントコにぞろぞろと。加地さんのこのへんのおすすめは、「ゼストのふたば書房。広いしいまからみんなでいけば?」

0819-15.jpg

 最後は國田屋酒店で乾杯! なんだか仲良くなってしまった参加者の皆さん。おつかれさまでした!

●『きんじよ』、本屋さん以外でも売ってます!

 いしいしんじさんゆかりのレコード屋、珈琲店、食堂などで『きんじよ』を取り扱っていただいています! 店主に聞いてみれば、普段のいしいさんのことをこっそり教えてくれるかもしれません。

0819-16.jpg

 「こんないっぱい本仕入れたことないわ」と100000tアローントコ加地さん。

0819-17.jpg

 Hificafeにはいしいさんの著作そろってます。コーヒーのお供にどうぞ。

0819-18.jpg

 とんかつ清水。ロース、ヒレ、きんじよ、ALL1500円!

0819-19.jpg

 すっぽん食堂ツバクロではオリジナルPOP付きで!

0819-20.jpg

「かいにきてや〜」

おすすめの記事

編集部が厳選した、今オススメの記事をご紹介!!

  • 「どれが私の生きる道?」晶文社・平凡社・ミシマ社 3社合同フェア「みんなの生き方 見本市 2023」開催します!

    「どれが私の生きる道?」晶文社・平凡社・ミシマ社 3社合同フェア「みんなの生き方 見本市 2023」開催します!

    ミシマガ編集部

    今年も晶文社さん、平凡社さんとの3社合同フェア「みんなの生き方見本市」がいよいよ始まります! 本日は、全国約40書店で4/17(月)から順次開催となる本フェアの見どころをご紹介してまいります。じつは今回、4回目にして初の試みもりだくさんなのです(ドキドキ)

  • 「自分の中にぼけを持て」への旅

    「自分の中にぼけを持て」への旅

    ミシマガ編集部

    『ちゃぶ台』は、半年に一度のペースで刊行してきた「生活者のための総合雑誌」。次号の『ちゃぶ台11』は、6月半ばに刊行予定です。もうすぐです!「月刊ちゃぶ台」では、営業メンバーが推しのバックナンバーについて語ったり、編集メンバーが制作の裏側を熱くお伝えしたりしてきました。今回は、目下『ちゃぶ台11』の制作の荒波に揉まれている私スミが、次号の「特集」について綴ります!

  • 【& BOOKS 】UNITÉ(東京・三鷹)

    【& BOOKS 】UNITÉ(東京・三鷹)

    ミシマガ編集部

    新企画「& BOOKS」、第二回目は、三鷹にある独立系書店UNITÉ(ユニテ)の大森さんに、これからの「届け方」について大森さんからたっぷりお話をうかがいました!

  • 藤原辰史さんより 『小さき者たちの』を読んで(前編)

    藤原辰史さんより 『小さき者たちの』を読んで(前編)

    藤原辰史

    『小さき者たちの』の刊行を記念して、1月末に、著者の松村圭一郎さんと歴史学者の藤原辰史さんによる対談が行われました。テーマは、「私たちとは誰か? 〜人と植物の小さき声を聴く〜」。

  • ロシアのウクライナ侵攻から1年、口ごもりつつ考える

    ロシアのウクライナ侵攻から1年、口ごもりつつ考える

    小山哲

    侵攻から1年が経った今、私たちはこの戦争とどう向き合うのか。小山哲さんからの特別寄稿を掲載いたします。

  • 絵本編集者、担当作品本気レビュー③「『声を聞き合う』から始める希望」

    絵本編集者、担当作品本気レビュー③「『声を聞き合う』から始める希望」

    筒井大介

    書けない。本当に書けない。書いても書いてもつまらなくてピンとこなくてボツにしてしまう。ミシマ社から担当本が出るたびに書かせていただいている「編集者の本気レビュー」、今回のお題は発売したての『みんなたいぽ』。

  • 第60回

    第60回

    佐藤ジュンコ

    マロン彦たちと一緒に笑ったり泣いたり悩んだり迷ったり楽しかったり嬉しかったり、いろんなことがいっぱいの5年間でした。いつの間にか「マロン彦の小冒険」は、私の気持ちの行ったり来たりの小さな歴史になっていました。ありがとう、マロン彦。

ページトップへ