一冊!取引所「現場からは以上です。」

第5回

トップページを解説します

2020.09.23更新

「一冊!取引所」とは?

書店と出版社をつなぐ、クラウド型受発注プラットフォーム。
株式会社カランタが運営し、ミシマ社は共同開発として関わっているサービスです。

一冊!取引所はこちら

「受発注サイト」なのに誰でも閲覧可能!

 このサービスを案内していると、「あ、はい。一冊!取引所、知っていますよ。なんとなくですけど。」というリアクションいただくことがあります。「なんとなく」というところに「書店から出版社に注文ができるサイトですよね。でも、どういう風になっているのかまでは、ちょっとよく知りません。」というニュアンスが込められている雰囲気。
 そこで今回は、「一冊!取引所」のトップページを解説しながら、「なんとなく」の解消を試みたいと思います。
 こういう記事が書けるのは、「一冊!取引所」が、非ログイン状態でもサイトを閲覧可能な状態にしているからこそ。一般の方でも書誌ページをご覧いただける。これは、ほかの受発注システムと大きく異なる特徴だと思います。

トップページを解説!

 「一冊!取引所」では、現在、ご参加いただいている41の出版社が登録した書籍をご覧いただけます。それでは早速トップページを見ていきましょう。

バナーは、「特大バナー(フィーチャー枠)」と「大バナー」「小バナー」の3種類

現場からは以上です_01.png

 まず、アイキャッチとして真っ先に目が行くのが、特大バナー。こちら、通称「フィーチャー枠」です。ここには常時5つのバナーが実装されており、だいたい1か月くらいで入れ替えています。

現場からは以上です_02.png その下、ページ右側にもバナーを設置しています。正方形の「大バナー」がひとつ、長方形の「小バナー」がふたつ。ここの表示は、ランダムです。裏側では、随時10数種類のバナーが登録されています。

 これらバナーをクリックすると、「一冊!取引所」内の「書籍」か、「リードリスト」か、「出版社詳細ページ」か、「記事」のいずれかに移動します。怪しい広告はひとつもなし。すべて「一冊!取引所」の中のページに移動する形です。

公式Twitterのタイムライン

 あと、ページ右側のバナー下には、「一冊!取引所」公式ツイッター(@1satsu_torihiki)のタイムラインを埋め込み表示しており、各種情報発信中。ぜひ、フォローしていただけると嬉しいです。

「おすすめ」と「新着」の違い

 フィーチャー枠の下にスクロールしていくと、本の装丁がズラリと並びます。まずは、「おすすめ」とあり、次に「新着」が続きます。

現場からは以上です_03.png

 「おすすめ」とは、「直近3か月以内に刊行した本」に限定してランダム表示させた枠です。一方、「新着」には、「発売日が新しい順」(発売日降順)で全ての書籍を並べています。
 この2か所を随時チェックしておけば、ここ最近出た面白そうな本、これから出る面白そうな本、その両方に出会いやすくなること間違いなしです。

「みんなのリードリスト」ってなんだ?

現場からは以上です_みんなのリードリスト.png

 「新着」の下には、「みんなのリードリスト」が。「もっと見る」をクリックすると、いろいろなユーザーが作った「リードリスト」が公開されています。
 この「リードリスト」は、ログインユーザーしか使えない機能です。「一冊!取引所」の全ユーザーは、ここに登録されている本をリストにまとめることができます。これは「買い物かご」として使える機能もあわせ持つため、そのまま「まとめて発注」ができますし、テーマに沿ってフェアを組んだり、後日発注するときの参考にしたりと、とりあえず手元に保存しておくだけでもOK。
 そして、この「リードリスト」がユニークなところは、音楽配信サービスの「プレイリスト」のように、ほかのユーザーに「公開」ができることです。公開リードリストは、「複製」ができるため、たとえば、出版社ユーザーが公開しているリードリストを、書店ユーザーが複製してそのまま発注、なんてことも可能です。仕入れの幅がグッと広がるわけです。この機能、どんどん使ってほしいと思います。
 ほかの誰かが作ったリストを眺めるだけでも、とても楽しいです。ほんとうは、非ログインユーザーも「リードリスト」を作れたら、もっと楽しくなりそうですよね。

「いちごいちえ」は、1日1回、一期一会の場。

現場からは以上です_04.png

 その下、「いちごいちえ」の欄は、1日1回、登録書籍を完全シャッフルした形で表示しています。各社・新旧入り乱れてランダムに提示させる、本とあなたの一期一会の場。「本は、出会ったときが新刊だ」とよく言われますが、その精神を具現化したコーナーです。

一番下の「フッター」部分で、最新の参加ユーザー数を公開中。

 気になる本をかきわけ、どんどんスクロールして、一番下の「フッター」部分までやってきました。ここには、「参加出版社」、「参加書店」、「利用規約」、「プライバシーポリシー」、「お問合せ」、「会社情報」の各種リンク、およびSNSのボタンが並びます。
 注目は、「参加出版社」と、「参加書店」の横についているカッコ内の数字です。これは、現在登録しているユーザーの数を示しています。今朝(2020年9月23日)現在の参加出版社は、42。参加書店は、390店となっています。リンク先からは、参加ユーザーそれぞれの詳細ページがご覧いただけます。

現場からは以上です_05.png

常に追いかけてくる「ヘッダー」部分

 という感じでページを下にスクロールしたり、ほかの書誌ページなどに移動したりするなかで、常に「ヘッダー」の部分が追いかけてきます。ページの一番上の部分です。
 「ヘッダー」には、リンクが6つあります。「トップ」、「一冊!取引所とは」、「本を探す」、「一冊!サービス」、「新規申請」、「ログイン」です。(ログインすると、「新規申請」が「管理・設定」に、「ログイン」はアイコンへと表示が変化します。)

・「一冊!取引所」のことを知りたい方は、「一冊!取引所とは」を。
・本を検索したい方は、「本を探す」を。
・記事やYouTubeを見たい方、改善状況を知りたい方は、「一冊!サービス」を。
・アカウント申請を希望する出版社や書店の方は、「新規申請」を。

 それぞれクリックしてご活用ください! とくに、「本を探す」の検索機能は、動作がとても軽快で、キーワード検索にも対応。この手のシステムにありがちな「検索のしにくさ」を一切感じることなく使えます。ぜひ、気になる単語を入れて試してみてほしいです。
 以上、トップページを構成する各項目の解説でした。「なんとなく」が少しでも解消したら嬉しいです。

6月の本稼働から現在まで、参加ユーザーの皆さまからのご意見や、開発チームの奮闘により、日々、機能的な進化を続ける「一冊!取引所」。「みんなのミシマガジン」読者の方々には、「気になる本と出会えるサイト」としても、この場を楽しんでいただけるよう、今後もいろいろなアイデアを盛り込みながら、開発・運営を続けて参る所存です。

 現場からは以上です。

一冊!取引所 運営チーム

一冊!取引所 運営チーム
(いっさつとりひきじょ うんえいちーむ)

株式会社カランタが運営する、出版社と書店をつなぐクラウド型受発注サービス「一冊!取引所」。

運営・開発チームの生の声をお届けします。主にカランタの営業・ワタナベが執筆しています。

一冊!取引所

編集部からのお知らせ

一冊!取引所 YouTubeチャンネル

チャンネル登録お願いします!

一冊!取引所 YouTubeチャンネル

一冊!取引所 ツイッターやっています。

Twitter(@1satsu_torihiki)にて、「一冊!ライブ」や最新の情報をお知らせしています。

参加書店、出版社 募集中!

 「一冊!取引所」にご参加くださる書店様、出版社様を募集しています。
 ご興味をお持ちの方は、以下のフォームからお申込みください。

出版社様フォームはこちら

書店様フォームはこちら

一冊!サポーター募集

 出版関係者にとどまらず、個人の方から企業の方まで、本取り組みを支えてくださる「一冊!サポーター」を募集しています。

 今回のシステムをしっかりと世に定着させるためには、最初の一年を乗り切れるかどうかが大きなポイントになります。具体的には、半年の間に、少なくとも1,500万円を集める必要があると思っております(現状、目標達成まで20%程度です)。

 お力添えのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

<御礼に代えて> 一年以内に、本取り組みについてまとめた書籍をつくる予定をしております。その一冊を御礼に代えて、献本いたします。

サポーターお申し込みはこちら

おすすめの記事

編集部が厳選した、今オススメの記事をご紹介!!

  • 『小さき者たちの』いよいよ発刊!!

    『小さき者たちの』いよいよ発刊!!

    ミシマガ編集部

    2017年刊の『うしろめたさの人類学』と2021年刊の『くらしのアナキズム』では、エチオピアでの長年のフィールドワークをもとに、私たちが前提としている考え方の枠組みを外して、日常の暮らしを通して社会を変えていく可能性について綴られた、松村圭一郎さん。『小さき者たちの』では、初めて、生まれ育った故郷である熊本をテーマに執筆されました。「はじめに」で、松村さんは本書での試みの意図を、下記のように綴られています。

  • 一冊の本ができるまで~新人全力レポート(1)

    一冊の本ができるまで~新人全力レポート(1)

    ミシマガ編集部

     こんにちは。ミシマ社新人のオオボリです。本日よりなんと月一連載を務めさせていただくことになりました! その名も「一冊の本ができるまで~新人全力レポート」。つたないながらも新人による全力レポート、楽しんでいただけたら嬉しいです! どうぞよろしくお願いします!

  • 『幸せに長生きするための今週のメニュー』刊行記念  ロビン・ロイドさん、中川学さんインタビュー

    『幸せに長生きするための今週のメニュー』刊行記念  ロビン・ロイドさん、中川学さんインタビュー

    ミシマガ編集部

    先日ちいさいミシマ社から発刊した『幸せに長生きするための今週のメニュー』。アメリカ出身の民族楽器奏者、詩人のロビン・ロイドさんと、京都のお寺の住職兼イラストレーターの中川学さんによる日英併記の詩画集です。  自然の移りかわりや、日常のささやかなよろこびを丁寧にすくい上げるロビンさんの詩と、中川さんの温かく想像力がかきたてられる鉛筆画がやさしく心に届き、折に触れて読み返したくなる一冊です。

  • 魚屋の息子

    魚屋の息子

    前田エマ

     家の近所に、同級生の家族が営んでいる魚屋がある。たまに買いに行くと、心地よい明るさのお母さんが「美容室で読んだ雑誌に、エマちゃん載ってたよ〜」と声をかけてくれる。バレーボールとかハンドボールの選手だったのかな、と思うような、快活でショートカットが似合う素敵な女性だ。私は「ありがとうございます。うれしい〜」と言って、刺身の盛り合わせをお願いしたり、南蛮漬けにするアジを捌いてもらったりして、あたたかい気持ちで家に帰る。住宅街に文字通りポツンと現れる個人商店で、駅からも遠いのに週末には長蛇の列ができる。この店の次男と私は、小中学校が同じだった。

この記事のバックナンバー

07月29日
第15回 人間は一人では生きられない。 一冊!取引所 運営チーム
06月17日
第14回 継続は力なり 一冊!取引所 運営チーム
05月17日
第13回 思い立ったが吉日 一冊!取引所 運営チーム
04月24日
第12回 運営チームの近況報告 一冊!取引所 運営チーム
03月20日
第11回 人と人とをつなぐ出版流通でありたい 一冊!取引所 運営チーム
02月13日
第10回 カランタ、変化のとき 一冊!取引所 運営チーム
01月20日
第9回 カランタ、一周年。 一冊!取引所 運営チーム
12月19日
第8回 YouTubeライブを振り返る その3 一冊!取引所 運営チーム
11月29日
第7回 YouTubeライブを振り返る その2 一冊!取引所 運営チーム
10月24日
第6回 YouTubeライブを振り返る 一冊!取引所 運営チーム
09月23日
第5回 トップページを解説します 一冊!取引所 運営チーム
08月21日
第4回 ワタナベ、本格始動 一冊!取引所 運営チーム
07月24日
第3回 参加出版社をそれぞれ140字以内で紹介してみるチャレンジ 一冊!取引所 運営チーム
06月24日
第2回 いよいよ本格オープン! 今日も明日もカイゼンだ 一冊!取引所 運営チーム
05月22日
第1回 ついに走り出した「一冊!取引所」 一冊!取引所 運営チーム
ページトップへ