パパパネル

第6回

『パパパネル』原画展開催のお知らせ

2020.07.10更新

 6月に発売となりました『パパパネル』。tupera tuperaが贈る、とっておきの親子コミュニケーションツールです。刊行からおよそ1カ月が経ち、ミシマ社にはたくさんのパパたち、ママたち、こどもたちからのパパパネル写真や動画が届いています。父の日の直前には山陰放送の「テレポート山陰」で紹介されたり、ちょうど今日放送予定の山陽放送「あれスタ」でも取り上げられるとのことで、話題と笑いの絶えない作品です。

 そんな各地で笑顔を巻き起こしている『パパパネル』の原画展の開催が、ついに決定しました! 題して「tupera tuperaとパパパネル展」。なかなか遠出が難しい夏ですが、お近くの方はぜひ『パパパネル』原画の初めての公開に足をお運びください。

0709_000.jpg

 会場は群馬県前橋市の「フリッツ・アートセンター」です。ミシマ社の本も並ぶ絵本屋さんでありつつ、パン屋、CDショップ、コーヒースタンドなどたくさんの顔を持つ素敵な「絵本みたいな場所」です(最近はさらに、井戸を掘ったり、レモンの木を植えたりしているとのこと・・・!)。フリッツ・アートセンターは今年の7月18日に35周年を迎えるのですが、まさにその日から原画展を開催していただくことになりました。

会場ではここに注目!

 今回の展示では、『パパパネル』の制作に関わった「チーム・パパパネル」(←勝手に命名)のみなさまにたくさんご協力いただいております。『パパパネル』のおもしろさを120%披露するべく、誕生秘話や、制作の裏側など、様々な角度から展示する予定です。今日はその一部をちょっとだけ、ご紹介します。まずははなんと言っても、『パパパネル』の原画!

0709_01.JPG
 パパのパネルと、裏側のパイナップル、パンダ、パン・・・の変身後のパネル、総勢20枚の原画をズラーっと展示します。tupera tuperaファンのみなさまはもうご存知かもしれませんが、実は原画を近くでよーく見てみると・・・

0709_1.JPG

 一枚の絵の中で、紙を切り貼りしていたり、色を塗ったり、細かく線を描き込んでいたり、とってもとっても手がこんでいるんです。完成したパネルとはまたひと味違った、tupera tuperaさんの手仕事を、ぜひ間近で体感ください。

 また、先日この原画展のミーティングをした際、「こんなものも持ってきました」と亀山さんがテーブルの下から出したのが・・・

0709_2.JPG


 あれっ? これって『パパパネル』・・・ではなく、なんと『パパパネル』の試作バージョン!他にもラフスケッチや、アイデアのメモ、下書きなど、たくさんの制作資料を持ってきてくださいました。これにはミシマ社メンバーも大コーフン。tupera tuperaさんの制作風景が垣間見える、スペシャルコーナーになりそうです。

 他にも、印刷担当・サンエムカラーさんから送っていただいた、『パパパネル』の色校(テスト印刷したもの)なども展示します。tupera tuperaさんの絵本といえば、やっぱり色は超大事! デザイン担当・竹藤さんや、ミシマ社編集チームも加わって、みんなで最後の最後まで入念にチェック、チェック、チェック!!! そんな制作現場の裏側も、惜しみなく紹介します。

0809_3.JPG

 もちろん、展示の最後にはお楽しみの『パパパネル』体験コーナーも計画中。『パパパネル』最高! パパって最高!! そんな展示を目指して、ただいま急ピッチで準備中です。

開催情報

tupera tuperaとパパパネル展

会期 2020年7月18日(土)- 8月30日(日)
会場 フリッツ・アートセンター / ギャラリー
住所 〒371-0036 前橋市敷島町240-28(敷島公園内)
開館時間 11:00-18:00(時短中)
休館日 火曜日(祝日の場合はその翌日)
入館料 無料
電話 027-235-8989(代表)

感染症予防について
新型コロナウィルスの感染予防のため、安全性に十分配慮しつつ、慎重に開催して参ります。ご来場の際はマスクの着用と消毒のご協力をお願い致します。開館に関する最新情報は、フリッツ・アートセンターHPをご覧ください。

開催情報の詳細はこちらをご覧ください。

ミシマガ編集部
(みしまがへんしゅうぶ)

編集部からのお知らせ

みんなのパパパネル写真を大募集中です!

ハッシュタグ「#パパパネル」をつけて、TwitterやInstagramなどのSNSにご投稿ください!

おすすめの記事

編集部が厳選した、今オススメの記事をご紹介!!

  • 『仕事の壁はくぐるのだ』発刊しました!

    『仕事の壁はくぐるのだ』発刊しました!

    ミシマガ編集部

    本書は、二〇二一年の秋頃から三年ほどかけて、著者の川島蓉子さんに書き下ろしていただいたものです。二〇二四年秋に脱稿し、刊行に向けての準備を進めていた矢先、二〇二五年一月、川島さんは事故で急逝されてしまいました。

  • 藤原辰史新連載「民論」 第1回「暴徒論」

    藤原辰史新連載「民論」 第1回「暴徒論」

    藤原辰史

    歴史学者の藤原辰史さんによる連載「民論たみろん」をはじめます。  藤原さんは、2021年からミシマ社の雑誌『ちゃぶ台』に「民」をめぐる論考を寄稿し、これまで「民とシェア」「蛇と民」「民と文字文化」といったテーマで執筆してきました。

  • 内田健太郎新連載「ミツバチの未来の選び方」 第1回「もしもミツバチがいなかったら」

    内田健太郎新連載「ミツバチの未来の選び方」 第1回「もしもミツバチがいなかったら」

    内田健太郎

    本日から、内田健太郎さんの新連載「ミツバチの未来の選び方」がスタートします! 内田さんは、山口県・周防大島在住の養蜂家。2024年6月に初の著書『極楽よのぅ』を上梓されました。

  • 犬を克服する ~深夜のピザ編~

    犬を克服する ~深夜のピザ編~

    佐藤ゆき乃

    自宅はごく普通の安アパートだが、これがなぜか高級住宅街の中に建っている。周囲の住宅は、思わず見とれてしまうほどにゴージャスな建物ばかりである。

ページトップへ