2019年度ミシマ社サポーター募集のお知らせ(2)

第5回

2019年度ミシマ社サポーター募集のお知らせ(2)

2019.01.04更新

 こんにちは。ミシマガ編集部です。昨日の代表ミシマからバトンタッチして、今日はミシマ社サポーター制度の具体的なあれこれについて、お話いたします。2013年4月からこれまで、サポーターのみなさんと、いろんなことをやってきました。

ミシマ社サポーターってどうやってなるの?

 ミシマ社サポーターさんの募集は、年に一度行っています(まさにこの記事です)。ご支援の金額によって「ミシマ社サポーター」と「ウルトラサポーター」の2種類からお選びいただき、毎年4月ごとに更新となります。2019年度の募集期間は、2019年1月3日〜2019年3月31日、サポーター期間は2019年4月1日〜2020年3月31日です。

こんなこと、しています。

 みなさまからいただいたサポーター費が、私たちの日々の出版活動全般を、支えてくださっています。具体的なものをいくつかご紹介すると・・・

 まず、いまご覧いただいている「みんなのミシマガジン」(以後、「ミシマガ」と書きます)。このウェブマガジンは、ネットがつながりさえすれば、いつでもどこでも、どなたさまでも、無料ですべての記事を読むことができます。課金はせず、企業広告も載せず、それでも毎日更新できているのは、ミシマ社サポーターさんのおかげです。

 このウェブ版ミシマガの記事を、1カ月ごとに再編集して、新たに一冊の雑誌として作ったのが、「紙版」ミシマガジンです。2016年まで、ミシマ社サポーターさん限定の特典として、制作していました。この雑誌、このあと出てくる写真をじっくりご覧いただきたいのですが、一冊一冊デザインが違います。実は、使っている紙や、印刷&製本方法を毎回変えているからなんです。

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(毎号、厚みがばらばらです。)

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(星形にくり抜いたり、活版印刷したり、本の角をノートみたいに丸くしたり・・・)

 この紙版作りのための用紙は、王子製紙株式会社さん・王子エフテックス株式会社さんに、印刷や製本の部分は、あさひ高速印刷株式会社さんに、無償でサポートいただいています。そのかわりに(?)ふだんのクライアントさんからのお仕事ではなかなかできないような、新しい紙の使用や印刷技術の実験として、紙版を使っていただいています。

 いわゆる通常の本作りの常識にとらわれず、とりあえずなんでもやってみた結果、ここで生まれたさまざまなアイデアが、ミシマ社の書籍にも受け継がれました。たとえば、むき出しの背表紙が目を引く、ミシマ社の雑誌「ちゃぶ台」。これは、「コデックス装」というちゃんとした製本方法のひとつなのですが、なんせこの見た目なので、通常の書籍流通の常識では「不良品」扱いを受けてしまう可能性もある、とっても「攻めてるヤツ」なんです。こういう本を本屋さんで見かけることはあまりないと思うのですが、すごくおもしろいですよね?こういうことが自由にできるのは、紙版作りのおかげです。

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(本を綴じている糸まで丸見えの背表紙!)

 この紙版作り、一時期お休みしていたのですが、実は今年に入って再開しています!(この情報は今日はじめて解禁したので、現ミシマ社サポーターさんも知りません。サプライズ!)以前のように毎月制作するのは、ちょっと難しくなってしまったのですが、年に2回は発行したいなと思っています。どんなものになるか私たちもまだわかりませんが、楽しみにしていてください!

読者の方がいてこその、ミシマ社です。

 最後にどうしてもお伝えしたいのが、サポーターさんとのやりとりのことです。毎月サポーターさんには、手作りの「ミシマ社サポーター新聞」や、出来たてほやほやの新刊などをお送りしています。毎月発送作業をしていると、だんだん、宛名のお名前を覚え始めます。お送りしている封筒のなかには、アンケートはがきを入れていて、毎月くださる方もいます。毎回お返事を書いて、またおはがきが届いて、そうすると、お会いしたことがないのに、古い知り合いのような感じがします。

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 そんな中、昨年はとってもうれしい出来事がありました。2017年に刊行した『うしろめたさの人類学』が「第72回毎日出版文化賞 特別賞」を受賞しました。授賞式とお祝いの会には、もちろんサポーターさんの姿もありました。著者の松村圭一郎さんはじめ、デザイナーさん、印刷所さん、書店員さん、そして、ミシマ社サポーターさん。みんなが近い距離で、こうして喜びを分かち合えたのは、サポーター制度ならではだなあ、と思います。

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 そして、昨年の11月の、山口県の周防大島での断水(ご存知ない方は、代表・ミシマのブログをお読みただければと思います)。この時のミシマの呼びかけに、すぐにたくさんのサポーターさんから、多くのご寄付が集まりました。親交が深い周防大島の何人かの方々からは、こちらが恐縮してしまうくらいの、感謝のお手紙をいただきました。2013年から続けてきた、ミシマ社サポーターさんとの歩み。ミシマ社メンバー全員が改めて、その大切さを改めて感じた出来事でした。

改めて、2019年度ミシマ社サポーターを募集します!

募集期間:201913日〜2019331
サポーター期間:201941日〜2020331

募集期間以降も受け付けておりますが、どの時期にご入会いただいても、更新時期はみなさま来年の4月で統一です。ご了解くださいませ。その年の特典は、さかのぼって、全てお贈りいたします。

2019年度のサポーター特典

以下の特典を毎月、1年間お届けいたします(中身は月によって変わります)

* ミシマ社サポーター新聞(1カ月のミシマ社の活動を、メンバーが手書きで紹介する新聞)
* 紙版ミシマガジン(年2回発行・・・の予定です!)
*『ちゃぶ台』をはじめとした、今年度の新刊6冊ほど(何が届くかはお楽しみに!)
* ミシマ社で作ったグッズや冊子
* サポーターさん限定イベントのご案内
* ミシマ社主催イベントの割引

・・・などを予定しております!(※特典の内容は変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。)

お申し込み方法

新規でサポーターのお申し込みをご希望の方は、下記項目を、お電話、FAX、メール等にてご連絡くださいませ。

クレジット決済をご利用の場合には、こちらから直接お手続きいただくことも可能です。

  1. お名前(フリガナ):
  2. 性別、ご年齢:
  3. ご住所:
  4. 電話番号:
  5. FAX番号:
  6. メールアドレス:
  7. サポーター種類:ミシマ社サポーター(3万円+税)or ミシマ社ウルトラサポーター(10万円+税、こちらは法人・個人問わず、年間10名様限定です)
  8. お振込み方法:郵便振替(こちらから払込用紙をお送りします)または クレジット決済 どちらかお選びください。
  9. クレジット希望の有無と掲載名:
    ※ウェブ版ミシマガジンの「編集後記」や紙版ミシマガジンの「奥付」に、ご希望されるサポーターの方々のクレジットを入れさせていただきます。掲載をご希望される場合には、

 ・お名前をそのまま記載
 または
 ・掲載用のハンドルネーム

 のいずれかをお知らせください。

FAXご送付先:075-746-3439
E-mail:hatena@mishimasha.com
(件名「ミシマガサポーター申込み」にてお願いいたします)
TEL:075-746-3438

ミシマガ編集部

ミシマガ編集部
(みしまがへんしゅうぶ)

 

編集部からのお知らせ

京都オフィスにて「営業事務・経理スタッフ」を募集します

ミシマ社京都オフィスでは、新たなスタッフとして「営業事務・経理スタッフ」を募集いたします。募集の詳細は2019年1月3日より求人サイト「日本仕事百貨」のホームページにて告知中です。代表ミシマも感動したというそのナカムラケンタさんによる取材は、いったいどんな記事になって掲載されたのでしょう。

日本仕事百貨

採用に先立ち行われたイベントの様子はこちら:教えてナカムラさん! 採用のこと、仕事のこと

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    こんにちは、京都オフィスの野崎です。突然ですが、今日はミシマガ読者のみなさんにとにかく早く伝えたい、大ニュースがあるんです! それは・・・

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