本屋さんはじめました

第3回

わおん書房(福井)

2019.12.09更新

191208-1.jpg

 はじめまして!わおん書房の廣部です。

 当店は2019年4月19日にオープンした20坪ほどの小さな本屋。JR福井駅から徒歩6分の古い商店街にあります。児童書とアートブックを中心に文芸、人文、実用書等を1500点ほど並べています(もちろんミシマ社さんの本も!)。

191208-5.png

 「福井に文化の拠点みたいなものが作れないかな?」4年前に組織を離れフリーランスになった時、ふと思ったのが本屋を始めるきっかけでした。都会と違って地方では文化に触れる機会が限られています。個人の力でできることには限りがありますが、本屋ならなんとか一人でもやれそう! それに本棚には時代や地域を超えて、あらゆる文化が集まっています。小さな文化の拠点として本屋はうってつけです!!

 職場のような拘束もなく、自由に集い、さまざまな物や人に出会える「本のある小さな広場」。そこで「ぁ!」という感動や「ぉ!」という驚きや「?むむっ!」とう発見に出会って欲しいということで店名は「わおん書房」としました。

 店の奥はカフェスペースになっていて、コーヒーを飲みながらゆっくりと本を読んで頂けます。カフェスペースはワークショップやギャラリースペースも兼ねていて、本の著者を招いての講演会や本の原画展、製本教室や大人の方を対象とした絵本の読み聞かせといったワークショップも随時行っています。

191208-3.jpg

 「こんな本があるなんて知らなかった!」「イベント楽しかった!またやってくださいね」お客様からこんな言葉を頂戴したり、店内のベンチに並んで腰掛けて絵本を選んでいる親子連れの姿を目にしたりする時、本屋としての喜びを感じる日々。まだまだ目標まで道半ばですが、お客様の力をお借りしながら少しずつ「本のある小さな広場」を育てていけたらと思っています。

 さて、これからもお客様に「!」をお届けすべく新しいイベントを企画中です。2020年2月には展覧会の開催が決まっています。

「弁造さんのエスキース展」2月8日(土)~2月24日(月)
*8日には『庭とエスキース』の著者で写真家の奥山淳志さんによるトークイベントあり

 福井県外の方にも来ていただけたら嬉しいです。冬の北陸も素敵ですよ。

 では、皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!

191208-4.png

わおん書房

〒910-0006 福井県福井市中央1-14-9堀江ビル1F
(JR福井駅から徒歩6分)

営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜・水曜
ホームページ https://waon-books.com/
問い合わせ先 info@waon-books.com

ミシマガ編集部
(みしまがへんしゅうぶ)

おすすめの記事

編集部が厳選した、今オススメの記事をご紹介!!

  • ハラミ出かける

    ハラミ出かける

    三好愛

    「今日はあついですね」と、お店の人に話しかけられたとき、なんだかいやな予感がしました。

  • 8/5(土)内田樹×釈徹宗『日本宗教のクセ』刊行記念オンラインイベント開催! MS&BookShopLive!でお届けします!

    8/5(土)内田樹×釈徹宗『日本宗教のクセ』刊行記念オンラインイベント開催! MS&BookShopLive!でお届けします!

    ミシマガ編集部

    『日本宗教のクセ』、8/4(金)の発売までいよいよ2週間を切りました。 昨今の宗教にかかわるニュースの正体とは? 表層ではなく日本の宗教の歴史がたどってきた歴史やその中で生み出された日本特有の「クセ」を見直します。

  • 『みえないりゅう』刊行記念! ミロコマチコさんインタビュー「4年ぶりの新作には『初』がいっぱい」(前編)

    『みえないりゅう』刊行記念! ミロコマチコさんインタビュー「4年ぶりの新作には『初』がいっぱい」(前編)

    ミシマガ編集部

     本作は、ミロコさんの4年ぶりの作品。そして、奄美大島に拠点を移されてから初めての絵本となります。島での暮らしは作品づくりに大きな影響を与え、本作はまさに、ミロコさんの「新境地」といえる一冊となりました。

  • ただ今、絶賛リハビリ中!(後編)

    ただ今、絶賛リハビリ中!(後編)

    青山ゆみこ

     さて、ここからリハビリは第3段階へと進む。 きっかけは、5年ほど前から卵巣腫瘍とプレ更年期の経過観察に通っているレディースクリニックだった

  • 卒業文集 

    卒業文集 

    前田エマ

     先日、生まれ育った家のご近所さんから「A君、看護師になるそうです。国家試験も無事合格!」という嬉しさが滲み出るメッセージをもらった。

  • 果報は寝て待て

    果報は寝て待て

    仲野徹

    これまでいちゃもんをつけてきたように、座右の銘はだいたい厳しすぎるやつが多いんですわ。まぁ、そうでないとあんまり意味をなしませんから、しようがありませんけど。しかし、中には逆のものがあります。「果報は寝て待て」、どう考えてもゆるすぎません?

  • 泊

    中村明珍

    2023年3月11日。僕が周防大島に来てからいつも気にかけてくれてお世話になった福嶋住職が急逝されてから、四十九日の法要の日だった。その席に参列して、出会ってからのことを何度も思った。毎日、思い出している。

この記事のバックナンバー

06月14日
第19回 本屋 象の旅(横浜) ミシマガ編集部
01月22日
第18回 Punto 本と珈琲(千葉・千葉市稲毛区) ミシマガ編集部
12月18日
第17回 OLD FACTORY BOOKS(和歌山・海南市) ミシマガ編集部
12月04日
第16回 百年の二度寝(東京・江古田) ミシマガ編集部
11月25日
第15回 自分の物語を生きるには「言葉」が必要だ ――BOOKSライデン(長崎) ミシマガ編集部
09月22日
第14回 Jeans Shop LOKKI(北海道・小樽市) ミシマガ編集部
08月16日
第13回 ハタハタショボウ(吉祥寺/西荻窪/糸島) ミシマガ編集部
04月03日
第12回 本屋ともひさし(京都市烏丸六条) ミシマガ編集部
03月13日
第11回 子どもの本屋ぽてと(大阪) ミシマガ編集部
02月08日
第10回 本と羊(福岡・六本松) ミシマガ編集部
12月04日
第9回 COYAMA(川崎) ミシマガ編集部
11月16日
第8回 句読点(出雲) ミシマガ編集部
10月14日
第7回 Finefine(岡山・総社) ミシマガ編集部
08月26日
第6回 考えるパンKOPPE(氷見) ミシマガ編集部
02月20日
第5回 「本」のお店スタントン ミシマガ編集部
03月16日
第4回 高久書店(静岡) ミシマガ編集部
12月09日
第3回 わおん書房(福井) ミシマガ編集部
09月16日
第2回 toi books(大阪) ミシマガ編集部
06月22日
第1回 本屋と活版印刷所(天草) ミシマガ編集部
ページトップへ