電子書籍しません宣言、撤回します!

電子書籍第8弾、『日帰り旅行は電車に乗って 関西編』を刊行!

2021.02.12更新

こんにちは。ミシマ社のアライです。

昨年からいよいよはじめた電子書籍のリリース。

少しずつ読んでいただく方も増えています。ありがとうございます!

かくいう私も、紙の本は紙の本で大好きだけれど、最近は電子で読むこともしばしば。子育て中で気軽に動けない身にとっては、電子はありがたいのです。

そして今月リリースするのは、ミシマ社の電子初のコミックエッセイ。

細川貂々さんの『日帰り旅行は電車に乗って 関西編』です!

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登場するのは、著者の細川貂々さんとパートナーのツレさん、そして息子さんのちーと君(当時10歳)。

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息子さんのちーと君が3歳になるまでは、東京に住んでいた貂々さん一家。

ちーと君は1歳半から大の電車好きで、東京メトロ東西線の加速音をマネしたりと、子鉄(子どもの鉄道好きのこと)まっしぐら!

しかし東京圏の電車はいつも混雑していて、子どもと一緒に電車に乗るのを楽しむ、というのはちょっと難しかったそう。東日本大震災後、ツレさんが中学時代に住んでいたことのある関西に引っ越すことになったのですが、そこにはめくるめく電車ワールドが広がっていたのでした。

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(本文P.5より)

ちーと君もツレさんも、電車にはめっぽう詳しいのですが、このコミックエッセイには、電車のマニアックな知識はそれほど出てきません。

さらに、旅の目的地を決めると、電車は「そこにいくまでの手段」になってしまうからと、あまり明確に目的地は決めず、毎回の旅の第一の目的は「電車に乗る」ということでした。今回は叡山電鉄、大阪モノレール、阪急電車に乗ろう・・・と、「乗りたい電車」だけを決めて、4人はぶらりと旅に出ます。

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(本文P.99。こんな感じで、生駒ケーブルにいったり。生駒ケーブルにはミケ号とブル号という動物をモチーフにしたケーブルカーがあります!)

なので、下調べはほぼ皆無。「ここで降りてみようか」「お昼ご飯はどうする?」と、いつも行き当たりばったり。だけど、その旅が楽しいのです。

そんな、ぶらりと乗るゆたかな電車の旅をつづったコミックエッセイがいよいよ電子でリリース!

電子書籍のリリースによせて、著者の細川貂々さんからコメントをいただきました。

細川貂々

ウチの息子は13歳になりました。阪急電車で通う中学生です。

毎朝座りたいがために、始発の駅まで歩いて行って一本見送るくらいの熱意はあるようです。

いろいろな電車に乗りたいと熱望して、あちこち巡った日のことは「あまり覚えとらん」と言われてしまいました。微妙に反抗期だからかもしれませんが。男の子ってそんなもんかな。親の私たちには、色彩付きの記憶でしっかり、関西のあちこちを巡った旅の日々が、さまざまなシーンと一緒に記憶にしっかり残っているというのに......。

そして、こんな本を作ることができたのも良い思い出です。編集者ミッキーさんと一緒に、京都に、奈良に、明石に、水間観音に、ああ色々電車で行ったなーと。

今は電車に乗ってふらりと出かけることは推奨されてないけど、せめて本などを読んで楽しんでいただけるといいかと思います。作者が言うのもなんだけど、とてもとても楽しい旅行記です。

この2年間の日帰り電車旅に同行していた担当・アライからもひとこと。

貂々さん、ツレさん、息子さんのちーと君といろんな電車に乗った日帰り電車の旅。生まれ育った土地に、こんなにも知らないことがあるんやなぁと、いつも発見の連続でした。

ふらっと電車に乗るだけで簡単に「自分の枠」の外に出ることができるんや、いつだってどこへだって行けるんや、ということを身体で感じられたことは、とても大きなことでした。

そして・・・私、現在2歳児の子育てをしている最中なのですが、子どもが大の電車好きになりました。毎日、毎週末、電車を眺める日々。本書内での貂々さん、ツレさんの立場になったのです。まさかこんな日がくるとは! 幼き日のちーと君に勝手に息子を重ね合わせ、「うちの子も、トーマスを嫌がって『おれはもう子どもじゃないっ』とか言う日が来るのかな(本書P.139参照)」と感慨深くなってしまったり。

電車をめぐる旅行記であり、当時小学生だったちーと君の成長が垣間見えるエッセイでもある本書。いろんな読み方で楽しんでもらえたら幸いです。次は子どもと一緒に、たくさん電車に乗りたいな。

そして!

電子版には、刊行後にウェブのみで掲載していた「番外編 江ノ電は海の香り」が電子特典でついてきます。はじめて行った江ノ電、めっっっちゃ人多かったな・・・。

ぜひ、こちらもあわせてお楽しみください。

書籍情報

『日帰り旅行は電車に乗って 関西編』細川貂々(著)

日帰り旅行は電車に乗って

なんの準備もせず、目的地も気にせずに、
ほんのちょっとの運賃で、夢の時間がやってくる

もう、休日の過ごし方に悩まない!
小学生の息子と一緒に、春夏秋冬ぶらりと楽しむ電車の旅を綴るコミックエッセイ。

一人旅にも、親子のレジャーにも!

嵯峨野トロッコ列車、山陽電車、忍者電車、たま電車、叡山電車、能勢電鉄、近鉄、神戸電鉄、大阪モノレール、阪神電車...etc.
に乗って、
嵐山、明石、伊賀上野、和歌山、鞍馬、妙見の森、吉野、有馬温泉、万博記念公園、甲子園球場...etc.
へ行ってきました。

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ミシマガ編集部
(みしまがへんしゅうぶ)

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