第20回
「ちゃぶ台6」各紙で話題に! 読者の方からもぞくぞくご感想が届いています!
2021.01.11更新
今号から大幅リニューアルした、生活者のための総合雑誌「ちゃぶ台」(リニューアルに関して、詳しくはこちらの記事をご覧ください)。発刊から約2か月が経ち、たくさんの反響をいただいています。本日は、これまでに出たパブリシティや、読者の方々からいただいた感想の一部をご紹介します。これまで以上に高まっている、「ちゃぶ台」を取り囲む熱気を感じていただければ幸いです。
朝日新聞 夕刊「宮田珠己の気になる雑誌を読んでみた」で紹介されました!
12月2日には、朝日新聞夕刊の「宮田珠己の気になる雑誌を読んでみた」でご紹介いただきました。(全文はこちらからお読みいただけます。)
明るく生きるのは簡単なようで難しい。困難な時代を生きるのに明確な旗印などないのだ。だからこそローカルな現場で小さくても確かな言葉をつむいでいかなければならない。よって舞台でも演台でもなく「ちゃぶ台」。
読売新聞「読書情報」で紹介されました!
12月13日には、読売新聞の「読者情報」のコーナーでご紹介いただきました。
農業思想史が専門お藤原辰史さんと文化人類学者・松村圭一郎さんによる対談「分解とアナキズム」、写真家・齋藤陽道さんのフォトエッセーなど、「日々を生きる」という視点から社会の多様性を見つめ直す企画が並ぶ。
天声人語&折々のことば 異例のW掲載!
そして、12月31日には朝日新聞1面の「天声人語」にて、「ちゃぶ台6」に掲載された、齋藤陽道さんの文章が紹介されました。
さらに年が明けて1月4日には、朝日新聞1面「折々のことば」にて、平川克美さんの文章をご紹介いただきました。
読者の方からもぞくぞくと熱いご感想が!
ご覧いただいたように、様々なメディアでご紹介いただいていますが、手に取ってくださった読者の方からも、たくさんのご感想を送っていただいています。ここでは、その一部をご紹介させていただきます。
毎日、SNSやマスメディアなどではたくさんの言葉が飛び交っているのに、どれも空虚で機能していないように思えていました。
ちゃぶ台の記事はすべて手触りがあり、乾燥している手から、身体が言葉を吸収しているような感覚に見舞われました。
日常生活において大きな変化があった今の世の中を、みなさまはどのように受けとめ、考えておられるのか、さまざまな光のあて方で記してありました。じっくり、かみしめるように読みました。
藤原辰史さんと松村圭一郎さんの対談がめちゃくちゃおもしろかったです。現代社会はあらゆる物事を二項対立で見ようとしますが、その際に可視化されないものはないものとされてしまっているのことに危機感を感じています。
vol.5までと見た目、大きさが変わり、読む目は不安でした。ただ、それはまったくの杞憂に終わりました。
とても贅沢な(単に食材が高級という意味ではなく)お鍋のようだと感じました。
個々の具材のおいしさと、それが合わさったときのお鍋全体のおいしさと、そのどちらも感じられて、頭の中がぐるぐるしています。
コロナ禍以前から社会に対して感じていた、自己と他者との分断などのこんがらがった思いを、少しずつほぐしていけそうな気になりました。
いかがでしたでしょうか? 気になった方は、ぜひ全国の書店で、移動が難しい場合はオンラインショップなどを通じてお手にとってくださいませ。
次号『ちゃぶ台7』は、2021年5月の発刊を目指して準備中です。来月からは、雑誌編集の過程を公開、共有するオンラインイベント「ちゃぶ台編集室」も開催を予定しておりますので、今後の動きにぜひご期待ください。
編集部からのお知らせ
配信期間延長! 「ちゃぶ台6」刊行記念 「非常時代を明るく生きる、ってどういうこと?」アーカイブ動画を配信中です!
「ちゃぶ台6」の刊行を記念して開催した、ちゃぶ台編集長・三島と、荻窪の書店Title店主の辻山さんとの対談イベント「非常時代を明るく生きる、ってどういうこと?」のアーカイブ動画を1/31(日)までの期間限定で配信中です。辻山さんは「ちゃぶ台」をどう読んだのか? そして三島が「ちゃぶ台」に込めた思いとは? 後半では装丁を担当いただいたtento漆原悠一さん、そしてちゃぶ台編集チームのミシマ社ホシノ、ノザキも加わり、リニューアルした「ちゃぶ台」について語りつくしました。