第80回
2024.12.31更新
今日は12月の最終日です。毎月末に更新してきた本コーナーも、ついに2024年最後の更新となりました。
今年も「みんなのミシマガジン」を訪れていただき、そして、ミシマ社をお手にとっていただき、本当にありがとうございました。
メンバーそれぞれがこの12月を振り返り、そして新年の予定をお伝えします。
2025年も「おもしろい」をたくさんお届けしてまいります! どうぞよいお年をお迎えください。
代表 三島邦弘の「今月と来月」
今年も一年、大変お世話になりました。ミシマ社の本を手に取ったり、読んでくださった方々、仕事でお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。お陰さまで、良作、ヒット作、いずれにも恵まれ、とても穏やかな年越しを迎えられそうです。
来年も一冊入魂の出版活動を継続してまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
また、私が代表を務めております関連会社の一冊!取引所も、書店、出版社、双方に喜んでいただくサービスへと順調に育っています。一冊!取引所経由での直取引額は、約1億円にまで伸び、参加書店さんは1800を超え、うち900店が取次に口座をもたないお店。出版社から見れば、ここでしか本が届かない。そうした場になっているのは、純粋に嬉しいです。出版産業に新たな肥沃な土壌が小規模であれ、生まれているのを実感します。来年はこちらも大きな飛躍を迎えそうです。ミシマ社ともども、ますますのお力添えを賜りましたら幸いです。
最後になりましたが、「みんなのミシマガジン」に訪れてくださった皆様、今年もありがとうございました。来年が皆さまにとって幸多い一年でありますよう、心から祈念いたします。(三島邦弘)
【今月の一枚!】
オフィスの大掃除。屋根の上に現れたハセガワ職人(網戸修繕中)を撮りました。みなさまよいお年をお迎えください!(野崎敬乃)
自由が丘オフィスの庭の柿の木に、緑のインコが2羽とまって仲良く柿を食べていましたが、実はこの写真の枠外にはさらに3羽くらいいて、南国のような光景でした。(佐藤美月)
今月初めに行った東京からのよあけです。青のグラデーションに惹かれます。新刊『青い星、此処で僕らは何をしようか』、ぜひご一読ください。(加藤千里)
ミシマ社サポーターDAYを開催し、サポーターさんとリアル&オンラインでお会いすることができました。私たちの仕事を、「同僚」でも、「読者」でも、「親戚」でもない(当たり前)、唯一無二の特別な距離感で応援くださっている方々と過ごす時間。思い返すと今も心がぽかぽかします。スガ・ヤマダの営業コントが爆笑をさらっていました。(角智春)
【来月のおもしろいこと】
来月刊行、2025年のミシマ社最初の1冊は『新版 ザ・万字固め』です! 12年前、まだ編集駆け出しだった頃に携わった1冊が、時を経て、新たなエッセイも加え、新版として復活。感慨深いとともに、万城目さんのエッセイの変わらぬ切れ味の鮮やかさに、改めて瞠目です。ぜひ!(星野友里)
「『今日の人生3』益田ミリ原画展」が、1月15日から福岡で始まります。全国巡回中のこの展示、今年は各地で開催するたびに、「福岡でもやってください!」と読者ハガキやインスタのDMでたくさんメッセージをいただいていました。九州のミリさんファンのみなさま、来月はブックスキューブリック箱崎店に全員集合〜! 本年もミシマガジンを訪れてくださりありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。(長谷川実央)
あけましておめでとうございます! 新年のはじまりにおすすめの『元気じゃないけど、悪くない』の、3刷が決定しました! 気負いすぎずにほどほどにスタートしたい方におすすめのこの本や、若林理砂さんの「健康本」シリーズなどを集めたフェアも企画中。1月に全国の書店で開催する予定です! またミシマガでお知らせします!(須賀紘也)
未来屋書店 ⾼崎店で開催中の三好愛『ゆめがきました』原画展は年明け1/13(月・祝)までの開催です。和紙を貼った木の板に描くという技法のため、原画を見るとイラストの魅力を120%お楽しみいただけます。群馬に帰省する方、関東から小旅行をしたい方などにもおすすめです! みなさまのご来場をお待ちしております!(山田真生)
運営メンバー紹介
三島邦弘 ミシマ社代表。編集者。マグマを擬人化するとこんな感じ(?)。作る本は「なにもしない」「待つ」等の大切さを伝える内容が多いが、本人はじっとしてるのが超苦手。(絵・文:ハセガワ)
星野友里 編集から営業まで、ミシマ社のすみずみに手をかけて、チームを支えてくれるリーダー。そのエネルギー消費量は計り知れず、休日はフラダンスや旅先で英気を養う。よく行く温泉地は湯河原。(絵・文:サトウ)
長谷川実央 京都オフィスリーダー。仕掛け屋チーム。ポップもパネルも展覧会も小道具も大道具も作る、X刀流の名プレーヤー。気の遠くなるようなほどのバランス感覚の持ち主。(絵・文:ノザキ)
加藤千里 2023年9月に入社した、ミシマ社初の営業マネジャー。最高のパッション、エレガンス、お茶目さを兼ね備える。仕事と同様、趣味・生活にも120%のエネルギーを注ぎ、花を150種類以上育てたり、年間100以上のライブに参加したりしてきた。こんな大人になりたいと思うような、素敵な方。(絵・文:スミ)
野崎敬乃 2018年入社、新卒6年目。編集の枠を超えて、営業面でも活躍中。「がんばりオーバーロード」と某デザイナーさんにネーミングされるほどのがんばり屋さんであり、「がんばるわたしが嫌いじゃない」フェアの発案者。パンクロッカー並みの瞬発力をもつ一方で、ナメクジや昆虫は大の苦手。まあ、おもろい人です。(絵・文:ミシマ)
須賀紘也 自由が丘オフィス所属。東北、関東、中国エリアの営業を担当。野球、プロレス、歌謡曲、銭湯、都々逸など趣味は多岐に渡り、老若男女と話題を共有できる引き出しの持ち主。最近、分厚い『副詞用法辞典』を買った。満月の写真を撮るのが好き。(絵・文:ニシオ)
佐藤美月 経理チーム。自由が丘の実質的リーダー。ミシマ社の音楽全般も担当。ピアノを弾くようにキーボードをたたき、納品伝票をつくる。仕事中、まわりに聴こえないくらいの音量で鼻歌を歌っている。(絵・文:ホシノ)
山田真生 営業チーム。朝ごはんは菓子パンかヨーグルト、昼食は必ず外出して食べる、夕飯を食べているイメージがなぜかない、営業に行くと書店員さんからいろいろ教わって帰ってくる、背の高い男です。(絵・文:モリ)
角智春 編集チーム(京都オフィス)。穏やかで落ち着いた美しいアルトの声。眼差しにはつよい意志の光。南米留学経験あり。隣で突然吉本ばりのボケが起きても、時間差で吹き出す品の良さ。花にたとえるなら、しなやかで多彩なグラデーションが美しいコスモス。聡明で端正な仕事ぶりに、日々学ぶことばかりです。(絵:ハセガワ 文:カトウ)