今月と来月

第73回

2024.05.31更新

 今日は5月の最終日。ついこのあいだ桜を見たはずなのに、あっという間に初夏がやってきましたね。今月も「みんなのミシマガジン」を訪れていただき、ありがとうございました。
 本コーナーでは、毎月の最後にミシマ社メンバーが今月を振り返り、そして来月に起こるおもしろいことをお伝えします。
 今月は『謎の症状――心身の不思議を東洋医学からみると?』が刊行されたこともあり、いま、ミシマ社ではゆるやかに「健康ブーム」が起きています。食事や睡眠時間、運動などに気遣うメンバーがちらほら・・・。じめじめした季節がはじまりますが、体調管理に気をつけつつ、楽しく仕事してまいります。



代表 三島邦弘の「今月と来月」

mishima.png 5月は大型連休をはさむため、平日がすくないですよね。そのせいか、え、もう、今月終わり? という気もしなくもありません。
 5月は早く終わる気がする。これも『謎の症状』のひとつでしょうか?
 とおおまじめに問いたくなるのは、若林理砂先生のこの本には、そうした具体例がびっくりするくらい出てくるからです。
 それを読むだけでとにかくおもしろいです。本来、それだけで読みものとして十分なはずなのに、とても、とても、心身の健康に役に立つ!
 若林先生がすごいのは、読む者にしっかりアクションまで起こさせること。
 今月、わたしは自分の体調を整えるあらたな習慣を始めました。詳しくはまた別のところであらめたく思いますが、来月も、ちゃんと継続する所存です。健康第一で。(三島邦弘)

【今月の一枚!】

hosinon.png 先週仕事から帰ったら、マンションの門のところでネコが出迎えてくれました。今月はケハレの「ハレ」が多かったので、来月は「ケ」で心静かに過ごしたいと思います。(星野友里)

hoshino.jpg

hasegawa.png まだ5月ですがサポーターさんからいただいた水ようかんで暑気払い。(長谷川実央)

hasegawa.jpg

yamada.png 大盛況のうちに終了した益田ミリ「今日の人生3 原画展」@GALLERY SANYODO。原画展のためにミリさんが描き下ろしてくださった立体作品のかわいさに癒されました。(山田真生)

yamada.jpg

sumi.jpg  奈良国立博物館で開催中の「空海展」に行ってきました。すごい空間でした。会場に入ってすぐ「五智如来坐像」を見たときに、なぜかとてもほっとして、あの瞬間にエナジーチャージできた気がします。仕事に生きますように。(角智春)

sumi.jpg

【来月のおもしろいこと】

kato.jpg 来月6月は、くどうれいんさん『桃を煮るひと』発売1周年記念トークイベントが2つあります。
 福岡のブックスキューブリック箱崎店さんと、久留米のMINOU BOOKSさんにて。
 くどうさん、初来福(なんだかおめでたいですね)です。
 お陰様で会場は即完売ですが、ブックスキューブリック箱崎店さんのオンラインはお申込み可能
 それぞれ味わいの全く違うイベントになる予定です。ぜひ最高な桃の季節をご堪能ください。(加藤千里)

森さん(山田画).jpg 来月6/16(日)に、京都は今宮神社のハレトケ市にミシマ社の本屋さんとして出店します! 京都メンバーが手売りに行きます。祭りです。関西方面のみなさまぜひお越しください。会場で会いましょう。雨が降らないことを切に祈っています。(岡田森)

nozakisan.jpg 来月、「ちいさいミシマ社」レーベル13冊目となる新刊『極楽よのぅ』を刊行します。周防大島で養蜂をしながら暮らす、内田健太郎さんのエッセイ集です。2年前に初めて周防大島を訪れたときに私が感じた島の空気と、内田さんを通して知る、知られざる島の空気の両方が混ざってとても心地の良い一冊になりました。本の出来上がりがとっても楽しみです。(野崎敬乃)

sato.png 最近新しい本棚が届いたり、物が片付いたり、いろいろと身辺が整えられた自由が丘オフィス。私が担当する事務まわりにも、PCの買い替え検討や、いままでちょっと複雑だった一部の書店で請求方法が見直されたりと、傍からみたら地味な出来事ですが、私にとって大革命が起こりそうでわくわくしています。(佐藤美月)


運営メンバー紹介

mishima.png 三島邦弘 ミシマ社代表。編集者。マグマを擬人化するとこんな感じ(?)。作る本は「なにもしない」「待つ」等の大切さを伝える内容が多いが、本人はじっとしてるのが超苦手。(絵・文:ハセガワ)

hosinon.png 星野友里 編集から営業まで、ミシマ社のすみずみに手をかけて、チームを支えてくれるリーダー。そのエネルギー消費量は計り知れず、休日はフラダンスや旅先で英気を養う。よく行く温泉地は湯河原。(絵・文:サトウ)

hasegawa.png 長谷川実央 京都オフィスリーダー。仕掛け屋チーム。ポップもパネルも展覧会も小道具も大道具も作る、X刀流の名プレーヤー。気の遠くなるようなほどのバランス感覚の持ち主。(絵・文:ノザキ)

kato.jpg 加藤千里 2023年9月に入社した、ミシマ社初の営業マネジャー。最高のパッション、エレガンス、お茶目さを兼ね備える。仕事と同様、趣味・生活にも120%のエネルギーを注ぎ、花を150種類以上育てたり、年間100以上のライブに参加したりしてきた。こんな大人になりたいと思うような、素敵な方。(絵・文:スミ)

nozakisan.jpg 野崎敬乃 2018年入社、新卒6年目。編集の枠を超えて、営業面でも活躍中。「がんばりオーバーロード」と某デザイナーさんにネーミングされるほどのがんばり屋さんであり、「がんばるわたしが嫌いじゃない」フェアの発案者。パンクロッカー並みの瞬発力をもつ一方で、ナメクジや昆虫は大の苦手。まあ、おもろい人です。(絵・文:ミシマ)

森さん(山田画).jpg 岡田森 2023年2月に京都オフィスに異動になり、仕事に子育てに奮闘する、営業現場監督兼2児の父。内田樹先生、土井善晴先生、仮面ライダー、Excel、料理と、何かにハマると徹底的に追求する研究者タイプ。テンションが上がると息子さんが乗り移ったかのようなしゃべり方になる(ちなみに見た目もそっくり)。(絵・文:ヤマダ)

suga.png 須賀紘也 自由が丘オフィス所属。東北、関東、中国エリアの営業を担当。野球、プロレス、歌謡曲、銭湯、都々逸など趣味は多岐に渡り、老若男女と話題を共有できる引き出しの持ち主。最近、分厚い『副詞用法辞典』を買った。満月の写真を撮るのが好き。(絵・文:ニシオ)

sato.png 佐藤美月 経理チーム。自由が丘の実質的リーダー。ミシマ社の音楽全般も担当。ピアノを弾くようにキーボードをたたき、納品伝票をつくる。仕事中、まわりに聴こえないくらいの音量で鼻歌を歌っている。(絵・文:ホシノ)

yamada.png 山田真生 営業チーム。朝ごはんは菓子パンかヨーグルト、昼食は必ず外出して食べる、夕飯を食べているイメージがなぜかない、営業に行くと書店員さんからいろいろ教わって帰ってくる、背の高い男です。(絵・文:モリ)

sumi.jpg 角智春 編集チーム(京都オフィス)。穏やかで落ち着いた美しいアルトの声。眼差しにはつよい意志の光。南米留学経験あり。隣で突然吉本ばりのボケが起きても、時間差で吹き出す品の良さ。花にたとえるなら、しなやかで多彩なグラデーションが美しいコスモス。聡明で端正な仕事ぶりに、日々学ぶことばかりです。(絵:ハセガワ 文:カトウ)

ミシマガ編集部
(みしまがへんしゅうぶ)

おすすめの記事

編集部が厳選した、今オススメの記事をご紹介!!

  • 斎藤真理子さんインタビュー「韓国文学の中心と周辺にある

    斎藤真理子さんインタビュー「韓国文学の中心と周辺にある"声"のはなし」前編

    ミシマガ編集部

    ハン・ガンさんのノーベル文学賞受賞により、ますます世界的注目を集める韓国文学。その味わい方について、第一線の翻訳者である斎藤真理子さんに教えていただくインタビューをお届けします! キーワードは「声=ソリ」。韓国語と声のおもしろいつながりとは? 私たちが誰かの声を「聞こえない」「うるさい」と思うとき何が起きている? 韓国文学をこれから読みはじめる方も、愛読している方も、ぜひどうぞ。

  • 絵本編集者、担当作品本気レビュー⑤「夢を推奨しない絵本編集者が夢の絵本を作るまで」

    絵本編集者、担当作品本気レビュー⑤「夢を推奨しない絵本編集者が夢の絵本を作るまで」

    筒井大介・ミシマガ編集部

    2024年11月18日、イラストレーターの三好愛さんによる初の絵本『ゆめがきました』をミシマ社より刊行しました。編集は、筒井大介さん、装丁は大島依提亜さんに担当いただきました。恒例となりつつある、絵本編集者の筒井さんによる、「本気レビュー」をお届けいたします。

  • 36年の会社員経験から、今、思うこと

    36年の会社員経験から、今、思うこと

    川島蓉子

    本日より、川島蓉子さんによる新連載がスタートします。大きな会社に、会社員として、36年勤めた川島さん。軽やかに面白い仕事を続けて来られたように見えますが、人間関係、女性であること、ノルマ、家庭との両立、などなど、私たちの多くがぶつかる「会社の壁」を、たくさんくぐり抜けて来られたのでした。少しおっちょこちょいな川島先輩から、悩める会社員のみなさんへ、ヒントを綴っていただきます。

  • 「地獄の木」とメガネの妖怪爺

    「地獄の木」とメガネの妖怪爺

    後藤正文

    本日から、後藤正文さんの「凍った脳みそ リターンズ」がスタートします!「コールド・ブレイン・スタジオ」という自身の音楽スタジオづくりを描いたエッセイ『凍った脳みそ』から、6年。後藤さんは今、「共有地」としての新しいスタジオづくりに取り組みはじめました。その模様を、ゴッチのあの文体で綴る、新作連載がここにはじまります。

この記事のバックナンバー

11月30日
第79回 ミシマガ編集部
10月31日
第78回 ミシマガ編集部
09月30日
第77回 ミシマガ編集部
08月31日
第76回 ミシマガ編集部
07月31日
第75回 ミシマガ編集部
06月30日
第74回 ミシマガ編集部
05月31日
第73回 ミシマガ編集部
04月30日
第72回 ミシマガ編集部
03月31日
第71回 ミシマガ編集部
02月29日
第70回 ミシマガ編集部
01月31日
第69回 ミシマガ編集部
12月31日
第68回 ミシマガ編集部
11月30日
第67回 ミシマガ編集部
10月31日
第66回 ミシマガ編集部
09月30日
第65回 ミシマガ編集部
08月31日
第64回 ミシマガ編集部
07月31日
第63回 ミシマガ編集部
06月29日
第62回 ミシマガ編集部
05月31日
第61回 ミシマガ編集部
04月30日
第60回 ミシマガ編集部
03月31日
第59回 ミシマガ編集部
02月28日
第58回 ミシマガ編集部
01月31日
第57回 ミシマガ編集部
12月31日
第56回 ミシマガ編集部
11月30日
第55回 ミシマガ編集部
10月31日
第54回 ミシマガ編集部
09月30日
第53回 ミシマガ編集部
08月31日
第52回 ミシマガ編集部
07月31日
第51回 ミシマガ編集部
06月30日
第50回 ミシマガ編集部
05月31日
第49回 ミシマガ編集部
04月30日
第48回 ミシマガ編集部
03月31日
第47回 ミシマガ編集部
02月28日
第46回 ミシマガ編集部
01月31日
第45回 ミシマガ編集部
12月31日
第44回 ミシマガ編集部
11月30日
第43回 ミシマガ編集部
10月31日
第42回 ミシマガ編集部
09月30日
第41回 ミシマガ編集部
08月31日
第41回 ミシマガ編集部
07月31日
第40回 ミシマガ編集部
06月30日
第39回 ミシマガ編集部
05月31日
第38回 ミシマガ編集部
04月30日
第37回 ミシマガ編集部
03月31日
第36回 ミシマガ編集部
02月28日
第35回 ミシマガ編集部
01月31日
第34回 ミシマガ編集部
12月31日
第33回 ミシマガ編集部
11月30日
第32回 ミシマガ編集部
10月31日
第31回 ミシマガ編集部
09月30日
第30回 ミシマガ編集部
08月30日
第29回 ミシマガ編集部
07月31日
第28回 ミシマガ編集部
06月30日
第27回 ミシマガ編集部
05月31日
第26回 ミシマガ編集部
04月30日
第25回 ミシマガ編集部
03月31日
第24回 ミシマガ編集部
02月29日
第23回 ミシマガ編集部
01月31日
第22回 ミシマガ編集部
12月31日
第21回 ミシマガ編集部
11月30日
第20回 ミシマガ編集部
10月31日
第19回 ミシマガ編集部
09月30日
第18回 ミシマガ編集部
08月31日
第17回 ミシマガ編集部
07月31日
第16回 ミシマガ編集部
06月30日
第15回 ミシマガ編集部
05月31日
第14回 ミシマガ編集部
04月30日
第13回 ミシマガ編集部
03月31日
第12回 ミシマガ編集部
02月28日
第11回 ミシマガ編集部
01月31日
第10回 ミシマガ編集部
12月31日
第9回 ミシマガ編集部
11月30日
第8回 ミシマガ編集部
10月31日
第7回 ミシマガ編集部
09月30日
第6回 ミシマガ編集部
08月31日
第5回 ミシマガ編集部
07月31日
第4回 ミシマガ編集部
06月30日
第3回 ミシマガ編集部
05月31日
第2回 ミシマガ編集部
04月30日
第1回 ミシマガ編集部
ページトップへ