第96回
2026.04.30更新
今日は4月の最終日です。新年度の最初の一カ月、皆さまはどのように過ごされたでしょうか?
今月もミシマガジンを訪れていただき、ありがとうございました。このコーナーでは、毎月の最後にメンバーがこの一カ月を振り返り、そして来月に起こるおもしろいことをお伝えします。
4月は新刊として『朽ちて死ぬ自由 僕の老い方研究』(村瀨孝生 著)を刊行しました。来月は、『新装版 そう書いてあった』(益田ミリ 著)が5月15日にリアル書店先行発売となります!
代表 三島邦弘の「今月と来月」
4月13日〜16日、イタリアのボローニャへ行ってきました。Bologna Children's Book Fair。世界中から大小問わずステキな出版社が、どデカい展示場の4つか5つ分のスペースに、ところせましとぎっしりブースを構える。そのブースで海外ライセンスの商談。こうした大きな国際ブックフェアに行くこと自体初めてですし、そもそもミシマ社は翻訳本を出したことがありません。つまりは、世界中の出版社の本を見ることそのものに慣れていない。そんな状態からスタートしたわけですが、「自社で出すかもしれない」と思いながら各国の本を目にし、触れることは、たいへん楽しい経験でした。なんてさらりと書きましたが、実際は、大興奮の連続。さまざまな国の出版人たちと直に本の話をすると、そうした方々の半端ない「熱」がひしひしと伝わってきます。熱は、軽々と言語を越える。拙い英語で臨んだ場でしたが、出版の仕事をする人たちの情熱は、ズドーンとまっすぐ、こちらのハートを射抜いてきました。射抜かれすぎた私は、出したい本を腕いっぱいに抱え、帰国することとなりました。
さて、来年、再来年、その中からか何冊か、ミシマ社から刊行されることがあるのでしょうか?
現時点では、未知数です。すこしは熱が冷めた状態で、編集メンバーと相談しているところ。どうなるか、ぜひ楽しみにしていてください!
もちろん、ミシマ社の本たちも、各国で発刊してもらえるよう、交渉してきました。とりわけ、益田ミリさんの『今日の人生』をはじめとする漫画については、トークイベントでプレゼンする機会までもらいました。きっと届いたはず・・・!
益田ミリさんといえば、この5月に『そう書いてあった』の「新装版」が出ます。大人気エッセイ集を増刷するタイミングで、「永久保存版」として出し直したいと考えての発刊。『しあわせしりとり』『東京あたふた族』とあわせた、大島依提亜さんデザインがたまりません。5月15日、リアル書店先行発売です。店頭でお手にとっていただけましたら嬉しいです!(三島邦弘)
【今月の一枚!】
福岡のブックスキューブリック箱崎店さんに、『中年に飽きた夜は』原画展の設営に行ってきました。来月の15日まで開催中です。(長谷川実央)

ミシマ社が「倉貫書房」プロジェクトに参加して以来、初のリアルイベントを紀伊國屋書店梅田本店で開催いただきました!(野崎敬乃)

営業をしている中で桜の美しさを実感することが多かったです。(写真は大阪の北浜です。)(西川和希)

【来月のおもしろいこと】
来月5月20日に、益田ミリさんの『新装版 そう書いてあった』が発売になります。今回、1コマ漫画「ちょっとうれしい」24本が加わったのですが、その24本どれもが、自分にとっても「ちょっとうれしい」だなと思う場面ばかりで、そのことがちょっとうれしかったです。(星野友里)
来月は2つ出店イベントがあります! 16(土)は「宇都宮に本の光を灯すブックフェス」ことウツノミヤブックライツに出展します。7年ぶりの開催で、今年も個性派出版社や地元書店、Zineなどパワーアップして帰ってきます。また、30日(土)は山口県周南市で開催の「周南本屋通り」。以前広島 蔦屋書店さんで開催され、中国・九州の書店・出版社が集まった人気企画「広島本屋通り」が、今年は徳山駅前で地元の一大イベント「周南蚤の市」とコラボします。周南本屋通り、ミシマ社は初日のみの参加となりますので、お気をつけください。(須賀紘也)
来月は5月。極度の寒がりな私にとっては、暖かくなるというだけでほんとうに嬉しいです。そんな気候のよい今の季節にぴったりの、「新しい旅」の入門書である『推し!はお遍路』(上大岡トメ+ふくもの隊)のイベントを、5月13日(水)に東京で開催します! その名も「大人の冒険のすすめ ~お遍路からイタリアまで~」。「夜の部」のみ残席がわずかにございます。インスタライブの配信もありますので、ぜひご参加ください。上述の通り、イタリア・ボローニャ帰りのミシマと、同じくイタリアのフィレンツェに1カ月滞在された上大岡トメさんによる旅のお話、めちゃめちゃ楽しみです。(角智春)
運営メンバー紹介
三島邦弘 ミシマ社の代表。編集者。無形の水脈につながり「おもしろい」が湧き出る泉。活力がスパークして明らかに波動が出ているときがある。そのぶんたくさん食べる。あまり誰も言わないのが不思議なほど、とっても良い声の持ち主。(絵・文:スミ)
星野友里 自由が丘オフィスの頼れるリーダー。意外な弱点が記憶力。「初対面だと思って挨拶したら初対面じゃなかった」というエピソードをよく聞く。国内旅行くらいのハードルの低さでハワイに通うハワイ通でもある。(絵・文:ヤマダ)
長谷川実央 3代目仕掛け屋。ミシマ社通信、カレンダー、POPなどの手書きから、原画展の空間づくりまで、「すげぇ」レベルでかたちにされ、脱帽することしばしば。京都オフィスのリーダーでもあるのですが、場を「楽しい」へと導く発想は、追随を許さぬものがあります。「すげぇ」です。(絵・文:ミシマ)
野崎敬乃 ミシマ社の妖精。まっすぐな強い意志の宿るまなざし、困難も次々超えていくパワーで、会う人を魅了する。今年は初めてのマラソンを好記録で完走し、さらに超人度が増した。(絵・文:カトウ)
須賀紘也 突破力と繊細さをあわせ持つ。忘れものは多いが、記憶力は抜群。都都逸、山登り、浮き球野球、最近は刺繍など多趣味。ときどき「なんでそれ?」という謎な調理器具や家電などを嬉し気に購入してすぐ使わなくなる。頼もしい営業現場監督。(絵・文:ホシノ)
角智春 出雲で生まれ、東京とメキシコで学生時代を、京都で仕事に邁進する。編集の足腰と現場力を着々と積み上げ5年。持ち前のパッションで翻訳関連業務もこなす。フライドポテトの丁寧かつ的確な揚げ方には定評がある。(絵・文:ノザキ)
西川和希 今年入社の新・営業メンバー。大阪府出身。「前職ではドローンとヘリコプター操縦してました」の無双エピソードで自己紹介の掴みはオーケー。音楽とギターと松本大洋さんが大好きで、しゃべりだすと止まらない。(絵・文:ハセガワ)




