第86回
2025.06.30更新
先日のウィー東城店さんでの「ちゃぶ台フェスティバル」を終えて、一仕事を終えた爽やかな達成感を感じているミシマ社一同。しかし、燃え尽きている暇なく、7月も次々と楽しみなことがやってくるんです! このコーナーでは、メンバーが今月を振り返り、そして来月に起こるおもしろいことをお伝えします!
代表 三島邦弘の「今月と来月」
6月は2冊の新刊が出ました。三砂ちづる『心の鎧の下ろし方』、前田エマ『過去の学生』。この2冊の面白さについては、久しぶりに更新した「ミシマ社ラジオ」で語っておりますので、お耳をかしていただければ幸いです。そして、6月28日におこなわれた「ちゃぶ台フェスティバル」@ウィー東城店は、圧巻のひとことでした。あまりにすごくて、まだ言葉にできません。6月から始まった私の連載「共有地よ!」にて、たっぷり書くつもりです(7月下旬更新予定)。
7月は、13年前に出した「仕事のお守り」の新版『新・仕事のお守り』(ミシマ社)が出ます。大幅改稿しました。この暑い夏にもきっと「効く」はずです! また、7月10日には、ちくまプリマー新書から『出版という仕事』が出ます。約一年、出版界への感謝の気持ちをこめて書き下ろしました。お手にとっていただけますとたいへんうれしいです。
今月も本当にありがとうございました。来月も、よろしくお願いいたします!!(三島邦弘)
【今月の一枚!】
『ビボう六』でも大変お世話になった、くまざわ書店四条烏丸店さんが幕を閉じられました。お客様や著者の方々からの愛にあふれたメッセージ、お花が素敵でした。(加藤千里)

今月読んだある文章に影響を受けて、京都・大原の朝市にはじめて行きました。そこで買った湯葉です。(野崎敬乃)

「ちゃぶ台フェスティバル」が28日に開催されました。写真は餅まきです。出版界の未来を祈念した餅まきに、太鼓に神楽と地元伝統の神事を体感し、力がみなぎっているのを感じております。ウィー東城店さん、あれだけのイベントとなれば、準備がとても大変だったと思います。ありがとうございました!(須賀紘也)
ミシマ社がいつもイベントでお世話になっている古民家HUGさん。畳の部屋に配置されているテーブルや椅子が、すべて違うデザインなのに統一感があって、なんともすてきな空間です。コワーキングスペースとしても利用できるそうで、こんなところで冷たい緑茶を飲みながら仕事してみたい~と思った初夏のひとときでした。(佐藤美月)

新緑が美しかった今月、京都オフィスの裏庭の植物たちも大変元気でした。いつもの打ち合わせ部屋が、なんだかおしゃれな癒やし空間に...(角智春)
【来月のおもしろいこと】
個人的すぎるつぶやきですが、来月は、自分がもっている2つの仕事の、自分内での大きな山場がそれぞれやってくるので、暑さに負けずに気力体力充実させて、臨みたいと思います!(星野友里)
先日思いがけないオファーをいただき、プロジェクト化、そうして数日前に「あるもの」ができあがりました。ミシマ社が出している雑誌『ちゃぶ台』12号の特集テーマは「捨てない、できるだけ」なのですが、これもその実践の一つになれるのかな、と思っています。この出来事をぜひ共有したい!ということで、来月のミシマ社サポーター特典にしました。サポーターさんの反応が今から楽しみです。(ミシマ社サポーターについてはこちら)(長谷川実央)
沼津のリバーブックスさんにて7/21(月・祝)まで、三好愛さんの『ゆめがきました』原画展を開催中です! 古民家のような建物のなかで見るゆめたちは、これまでの展示スペースとはまた異なる表情を見せてくれます。リバーブックスの店主江本さんは「観光案内所のような本屋を目指したい」とおっしゃるように、地元情報にとっても詳しく、展示と一緒に楽しんでいただきたい沼津のスポットを#沼津にゆめがきましたのタグをつけて紹介くださっています。遠方の方もこの機会にぜひ!(山田真生)
明日からいよいよ7月がスタートですね!ミシマ社7月の新刊は『新・仕事のお守り』です。本書は仕事に役立つ数々の金言が収録されており、就活生からベテランまで、すべての人に向けた書籍となっております。みなさんの生活、仕事の手すりとなる様な本となっておりますので、ぜひお手にとってみて下さい。(西川和希)
運営メンバー紹介
三島邦弘 ミシマ社の代表。編集者。無形の水脈につながり「おもしろい」が湧き出る泉。活力がスパークして明らかに波動が出ているときがある。そのぶんたくさん食べる。あまり誰も言わないのが不思議なほど、とっても良い声の持ち主。(絵・文:スミ)
星野友里 自由が丘オフィスの頼れるリーダー。意外な弱点が記憶力。「初対面だと思って挨拶したら初対面じゃなかった」というエピソードをよく聞く。国内旅行くらいのハードルの低さでハワイに通うハワイ通でもある。(絵・文:ヤマダ)
長谷川実央 3代目仕掛け屋。ミシマ社通信、カレンダー、POPなどの手書きから、原画展の空間づくりまで、「すげぇ」レベルでかたちにされ、脱帽することしばしば。京都オフィスのリーダーでもあるのですが、場を「楽しい」へと導く発想は、追随を許さぬものがあります。「すげぇ」です。(絵・文:ミシマ)
加藤千里 無尽蔵のスタミナを持つミシマ社の営業マネージャー。そのエネルギーは趣味のライブ観戦にも発揮されているそうです。好きなアーティストのためなら、何県だろうと見に行きます。(絵・文:ニシカワ)
野崎敬乃 ミシマ社の妖精。まっすぐな強い意志の宿るまなざし、困難も次々超えていくパワーで、会う人を魅了する。今年は初めてのマラソンを好記録で完走し、さらに超人度が増した。(絵・文:カトウ)
須賀紘也 突破力と繊細さをあわせ持つ。忘れものは多いが、記憶力は抜群。都都逸、山登り、浮き球野球、最近は刺繍など多趣味。ときどき「なんでそれ?」という謎な調理器具や家電などを嬉し気に購入してすぐ使わなくなる。頼もしい営業現場監督。(絵・文:ホシノ)
佐藤美月 ミシマ社を支える営業事務担当兼MSLive!のCMソング作曲&ピアノ演奏者。今季はミシマ社の出荷まわりの新システムづくりという難問にも、湘南生まれを思わせる軽やかさと、秘められた「負けじ魂」で挑戦します。実はお笑い好き(絵・文:スガ)
山田真生 2024年12月にスガとのコンビで「営業漫才」のネタを書き、ミシマ社サポーターさんの前で漫才師デビュー。外回り、企画出し、展示設営など軽やかにこなす。唯一の弱点「運転免許持ってない」を克服するため、仕事終わりに教習所へ通う。(絵・文:サトウ)
角智春 出雲で生まれ、東京とメキシコで学生時代を、京都で仕事に邁進する。編集の足腰と現場力を着々と積み上げ5年。持ち前のパッションで翻訳関連業務もこなす。フライドポテトの丁寧かつ的確な揚げ方には定評がある。(絵・文:ノザキ)
西川和希 今年入社の新・営業メンバー。大阪府出身。「前職ではドローンとヘリコプター操縦してました」の無双エピソードで自己紹介の掴みはオーケー。音楽とギターと松本大洋さんが大好きで、しゃべりだすと止まらない。(絵・文:ハセガワ)