今月と来月

第45回

2022.01.31更新

1月も今日で最終日。明日から2月です。今月も「みんなのミシマガジン」に訪れてくださり、ありがとうございました。「今月と来月」のコーナーでは、毎月の最後にミシマ社メンバーが今月を振り返り、そして来月に思いを馳せながらこれから起こるおもしろいことをお伝えしていきます。


代表 三島邦弘の今月と来月

mishima.jpg1日遅れの執筆となりました。もう、来月ならぬ今月です。先月(このコーナーにおける今月)を振り返ると、「濃かった」のひとことが滲み出てきます。ミシマ社では、『気のはなし』が発刊となりました。私が代表をつとめるもう一つの会社「一冊!取引所」からは、一冊!決済の新サービスをリリースしました。
これによりクレジットカード決済で書店さんが出版社から商品を仕入れることができるように。直取引を行うミシマ社としても悲願も悲願、夢が現実になったとしか言いようがありません。すでに、自社の本がこの一冊!決済でどしどし注文いただいています。う、うれしい・・・!
そんな先月はやはり、濃かった。同時にこうも思うのです。
世界が変わった。
この変わった世界をもとに戻せないためにも、粛々と仕事に励む所存です。今月もどうぞよろしくお願いいたします。(三島邦弘)

今月のこと〈星野、 新居、森、山田、角、須賀

hosino.jpgミシマ社今年1冊目の『気のはなし』発刊! 写真は下北沢のB&Bさん。『思いがけず利他』と『くらしのアナキズム』にはさまれて、一等地でのご展開、ありがたや!(星野友里)

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arai.jpgコロナがどんどこふたたび蔓延してきた今月、我が家にも保育園休園の波がやってまいりました。なんてこった。今日は子どもと白玉だんごをコネコネしました。し、仕事も合間に、やっております、ひぃー(新居未希)

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mori.jpg自由が丘オフィスの庭で育てた春菊を胡麻和えにしてちゃぶ台で食べました。(岡田森)

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yamada.jpgジュンク堂書店さん、丸善さんを中心に全国各地で「書店員が推す! 2022最注目ワード 『利他』と『アナキズム』をアップデートする2冊フェア」が開催となりました! 全国の書店員さんもおすすめする、必読の2冊です。(山田真生)

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sumi.jpg先日、京都でも珍しいほどの大雪が降りました。
朝出勤してみると・・・長谷川と田渕が、雪を被りながら素手でせっせと雪だるまを作っていました。仕掛け屋の技が生かされた、かわいい仕上がりです〜(角智春)

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suga.jpg自由が丘オフィスも雪に見舞われた日がありました。気温の変化が多い月でしたが、個人的には「毎日23時に寝る」を徹底したおかげですごく元気です。やはり「寝る・食う・動く」を整えるのが、健康への一番の近道だなと実感しております。(須賀紘也)

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来月のこと〈長谷川、 池畑、岡田、 野崎、佐藤

hasegawa.jpgいつだってミシマ社のMSLive!はおもしろいと自負しておりますが、来月は個人的に、全部超楽しみ&絶っっっっ対見逃せない、と思っています。
ここでもうちょっとラインナップについて説明した方が、宣伝にもなっていいとは思うのですが、すいません、短く言えないのでこちらのページをご覧ください(できれば絶対見てください)。「あの話、もっとつづきが聞きたいと思ってました!」「この組み合わせ、最高」「今回も背景が楽しみ〜」って感じです。(長谷川実央)

ikehata.jpg来月の新刊は平川克美さん『共有地をつくる』。身の回りを見渡してみると、いろいろなところに「共有地」はあるなぁと感じます。近所に「ブーブー公園」と呼ばれる公園があるのですが、そこには誰かが置いていった幼児用の車のおもちゃがたくさんあって、たまに娘と一緒に遊びにいきます。子ども同士で取り合いにもなりますが、じゅんばんこしたり、話したりと、「私有」の世界では味わえない、よい訓練になっているようにも思います。誰のものでもない、誰もに開かれた場所。娘にとってはそこも一つの共有地なのかなと思います。(池畑索季)

okada.jpg来月は広島・福山の書店books & gallery 羅秀夢さんで『てがみがきたな きしししし』の原画展が行われます。昨年からいろんなお店を巡回し、今回は広島へ。展示期間は2/19(土)~2/27(日)。昨年、好きな作家さんの美術展に行くために久々に美術館に足を運んだのですが、目の前で原画が見られるという体験は、本当に贅沢で、とても心が満たされるものだなあと感じました。お近くの方はぜひ足を運んでいただけると幸いです。(岡田千聖)

nozaki.jpg2月は社内のオフィス環境見直し月間です! と三島から全員にチャットが届きました。1年経ってもずっとあり続ける買いすぎたストック、積み上げられた書類の束、インクがでないのに刺さっているペンたち・・・。自分たちが使っている仕事道具、仕事場をあらためて見直し、整理し、気持ちよく前進するための「ミシマ社仕事革命プロジェクト」が開幕します。きれいにするぞー!(野崎敬乃)

satou.jpg昨年から始まった千宗屋さんの連続講座「季節のなかでお茶を愉しむ 〜茶の湯入門の入門」も、次回はいよいよ折り返しの第4回目に突入します。これまで千さんが写真で紹介してくださった茶室でのお点前のようすを、今度は映像つきでご紹介いただく予定です。千さんが語る、道具やお飾りのひとつひとつに込められた相手へのもてなしの気持ちや季節を感じる心のお話を聞くたびに、自分の感覚が研ぎ澄まされていくような気持ちになります。アーカイブ動画もありますので、初めてのご参加の方もお楽しみいただけます。春に向けて季節の移ろいを感じながら、お茶を愉しんでみるのはいかがでしょうか。(佐藤美月)


運営メンバー紹介(カッコ内は似顔絵を描いた人)

mishima.jpg三島邦弘 ミシマ社代表。編集者。今日も明日も明後日も、熱をもった本をつくるため動き回る。合気道歴12年。(絵:ヤマダ)

hosino.jpg星野友里 自由が丘オフィスリーダー。編集チーム。若手メンバーを教え諭す自由が丘の姉御。涼しげな表情の裏側は満身創痍? ラジオ体操を欠かさないでください(絵:モリ)。

hasegawa.jpg長谷川実央 京都オフィスリーダー。仕掛け屋チーム。ミシマ社通信やポップ、パネル作り、展覧会の設営もこなす。いつも明るくほがらかな仕事人。(絵:アライ)

arai.jpg新居未希 営業チーム現場監督(京都オフィス)。通称「ミッキー」。ミシマ社の新卒第一号。ドーナツ好き。2018年に出産し、子育てに奮闘しながらいろいろ手探りで仕事中。(絵:ノザキ)

ikehata.jpg池畑索季 営業チーム現場監督(自由が丘オフィス)。関東・東北・九州エリア担当。元山岳部その1。苔と土を愛するネイチャーボーイ。(絵:ホシノ)

tabuchi.jpg田渕洋二郎 営業チーム・デジタル事業現場監督(京都オフィス)。関西・北海道・沖縄・岡山エリア担当。社内で一番(いい意味で)軽い男。歌が好きで、急に歌い出す悪癖がある。足が速い。(絵:スミ)

okada.jpg岡田千聖 自由が丘オフィスで事務まわりを担当。ミシマ社の元祖オカダ(のちに入社した夫・岡田森は通称モリ)。元バレーボール部員で、そのためか熱血な一面があるといううわさも。(絵:イケハタ)

nozaki.jpg野崎敬乃 編集チーム(京都オフィス)。元山岳部その2。2018年入社で、その働きぶりは以降の新人のハードルを上げた。笑い上戸で、ピースが苦手。(絵:ミシマ)

mori.jpg岡田森 営業チーム・デジタル事業現場監督(自由が丘オフィス)。関東・静岡・甲信越エリア担当。ミシマ社にIT革命を起こすべく奮闘中。特技はセールストークで、気に入った商品はメンバーにもご紹介。合気道愛好家。(絵:サトウ)

suga.jpg須賀紘也 営業チーム(自由が丘オフィス)。関東・東北・中国・四国エリア担当。2019年入社の新卒。「西郷どん」という通称とは反対に、社内でアタフタしている。めちゃくちゃ硬い髪質に深い悩みを抱える。地味にお調子者。(絵:オカダ)

satou.jpg佐藤美月 営業事務。自由が丘オフィスで出荷まわりを担当。好きなものはお笑いとパン全般。湘南生まれのピアニスト。(絵:スガ)

yamada.jpg山田真生 営業チーム(京都オフィス)。2020年入社の新卒。関西・山陰・北陸エリア担当。大学では西洋美術史を専攻。高校時代は卓球部。わりとずけずけ物を言うタイプか?(絵:タブチ)

sumi.jpg角智春 今年4月より入社の新卒(京都オフィス)。とはいえデッチ歴7年と実はベテラン。メキシコ留学の記録をまとめた『すみちゃんのメヒコ日記』の著者でもあります。(絵:ハセガワ)

*紹介文はスガが書きました。

ミシマガ編集部
(みしまがへんしゅうぶ)

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