今月と来月

第41回

2021.09.30更新

9月も今日で最終日。明日から10月です。今月も「みんなのミシマガジン」に訪れてくださり、ありがとうございました。「今月と来月」のコーナーでは、毎月の最後にミシマ社メンバーが今月を振り返り、そして来月に思いを馳せながらこれから起こるおもしろいことをお伝えしていきます。


代表 三島邦弘の今月と来月

mishima.jpg 本日は、ミシマ社にとって15年目の最終日。ということは明日がまる15周年の日となります。
 この間、支えてくださった方々、関わってくださったすべての方々へ心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
 創業期から、「10年後どうなってたいですか?」と訊かれるたび、「具体的には考えてませんが、とにかく現時点では想像もつかない面白いことになっててほしいです」と話してきました。なんだか確かに、面白い本が次々と生まれ、どんどん面白く、楽しくなってきている気がしてなりません。
 明日からの日々もそうありますように。とりわけ、私たちの本に関わってくださる方々や本の周りのいろいろにおいても、ますますそうありますように。強く強く念じます。
 これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。(三島邦弘)

今月のこと〈星野、 新居、森、須賀、山田、

hosino.jpg今月は、来月発刊の『その農地、私が買います 高橋さん家の次女の乱』の編集が佳境でした。著者の高橋久美子さんは、都会での自給自足名人。近所の梅で漬けられたという梅干しを自由が丘オフィスでいただいています。(星野友里)

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arai.jpgどんどん成長していく子どもの姿をみていると、この子たちの未来が今よりも少しでもよいものになるようにと願わずにはいられません。
今月発刊になった、松村圭一郎さんの『くらしのアナキズム』を読んで、そのために自分にもできることがあるのだと、強く思いました。この本、日本中に広げたい!!!(新居未希)

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mori.jpgミシマ社は9月が期末、ということで、今期の集計や来期の計画など長いタイムスパンの話をたくさんしました。来期1年が実り豊かになりますように。(写真は自由が丘の畑のラスト夏野菜たち)(岡田森)

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suga.jpg「学びの未来」であるタブチ先輩より「人間以外にふれる時間を持て」というメッセージを受け、最近オフィスの庭作業や自炊など行っています。そんな中、ある日山で蝶を発見しました。(須賀紘也)

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yamada.jpg松村圭一郎さんの『くらしのアナキズム』がついに発刊となりました! 現状の政治や経済について、立ち止まって考えざるを得ない今の時代に、この本をみなさまのもとにお届けできることをとてもうれしく思います。営業にも自然と力が入る9月でした。(山田真生)

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sumi.jpg自転車で走っていたら、季節の花が咲いているのを見つけ、写真を撮ると、ちょうど日が当たって光り輝きました。
「利他」の瞬間はこういうものなのかなぁと思います。10月刊行に向けて、『思いがけず利他』を何度も読み込んだ1カ月でした。(角智春)

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来月のこと〈長谷川、 池畑、 田渕、岡田、 野崎、佐藤

hasegawa.jpg来月からはじまる15周年イヤーに向けて、みんなでいろんなものを作っています。私は相変わらず、描いたり、切ったり、貼ったり、の部分でお手伝い。その過程で過去に作ったものを見る機会がよくあり、「うわ〜下手くそ〜恥ずかしい〜〜〜」と思うこと9割、でも、見ていてなんかちょっと、笑っちゃうような元気さというか、逆にいまこういう感じ、ちょっと足りてないんじゃないか? と思うことも。15周年フェア、ぜひ本屋さんでご覧いただけたらうれしいです。(長谷川実央)

ikehata.jpg10月はいよいよ創業ミシマ社15周年。私自身、ミシマ社に入社して7年半と、ちょうど会社の歴史の半分を過ごしたことに。そりゃあ後輩も増えるわけで、もう震えるしかありません。・・・ということで10月は、15周年記念企画の2冊、中島岳志さん『思いがけず利他』、高橋久美子さん『その農地、私が買います』の刊行や、全国書店で15周年フェアのスタートなど、企画が目白押しです。そして益田ミリさんがなんと今年で漫画デビュー20周年ということで、新たに益田ミリさんのフェアも企画しました。秋の夜長のおともにぜひ*(池畑索季)

okada.jpg来月の新刊は2冊ありますが、オカダは高橋久美子さんの『その農地、私が買います 高橋さん家の次女の乱』の「長い追伸」という最後の章を読み、震えました。ここに書かれている様子は、地方出身のオカダにとってすごく身近にあった景色です。私は大人になる前にその土地を出てしまったのですが、この地方の空気感はわかる。そしてそこに挑んでいく高橋さんがすごすぎて・・・。私も高橋さんと一緒に集会の場にいて「息ができない」と思うような臨場感でした。ぜひ最後まで読んで高橋さんの姿を見届けていただきたいです。(岡田千聖)

nozaki.jpg来月は、11月に発刊する『ちゃぶ台8』の怒涛の制作月間となることでしょう。いまこの瞬間は嵐の前の静けさ、という感じです。届きはじめた原稿や、これから届く原稿を想像しながら、楽しみが漏れ出てしまいそうです。毎号言っている気がしますが、次号の『ちゃぶ台』は絶対に面白いすごい号になると思います。(野崎敬乃)

satou.jpg最近パンづくりにハマり菌に寄り添うことを試みている私にとって、来月の中島岳志さんとタルマーリーさんの対談 「思いがけず発酵」イベントがとても楽しみです。思いがけず外からやってくる利他と、縁起によっておこる発酵をヒントに、何かと因果的に捉えがちな思考をやわらかくひらいてくれるイベントになるのではないでしょうか。個人的に、パンの次に作ってみたい発酵食品は「塩麹」です。(佐藤美月)


運営メンバー紹介(カッコ内は似顔絵を描いた人)

mishima.jpg三島邦弘 ミシマ社代表。編集者。今日も明日も明後日も、熱をもった本をつくるため動き回る。合気道歴12年。(絵:ヤマダ)

hosino.jpg星野友里 自由が丘オフィスリーダー。編集チーム。若手メンバーを教え諭す自由が丘の姉御。涼しげな表情の裏側は満身創痍? ラジオ体操を欠かさないでください(絵:モリ)。

hasegawa.jpg長谷川実央 京都オフィスリーダー。仕掛け屋チーム。ミシマ社通信やポップ、パネル作り、展覧会の設営もこなす。いつも明るくほがらかな仕事人。(絵:アライ)

arai.jpg新居未希 営業チーム現場監督(京都オフィス)。通称「ミッキー」。ミシマ社の新卒第一号。ドーナツ好き。2018年に出産し、子育てに奮闘しながらいろいろ手探りで仕事中。(絵:ノザキ)

ikehata.jpg池畑索季 営業チーム現場監督(自由が丘オフィス)。関東・東北・九州エリア担当。元山岳部その1。苔と土を愛するネイチャーボーイ。(絵:ホシノ)

tabuchi.jpg田渕洋二郎 営業チーム・デジタル事業現場監督(京都オフィス)。関西・北海道・沖縄・岡山エリア担当。社内で一番(いい意味で)軽い男。歌が好きで、急に歌い出す悪癖がある。足が速い。(絵:スミ)

okada.jpg岡田千聖 自由が丘オフィスで事務まわりを担当。ミシマ社の元祖オカダ(のちに入社した夫・岡田森は通称モリ)。元バレーボール部員で、そのためか熱血な一面があるといううわさも。(絵:イケハタ)

nozaki.jpg野崎敬乃 編集チーム(京都オフィス)。元山岳部その2。2018年入社で、その働きぶりは以降の新人のハードルを上げた。笑い上戸で、ピースが苦手。(絵:ミシマ)

mori.jpg岡田森 営業チーム・デジタル事業現場監督(自由が丘オフィス)。関東・静岡・甲信越エリア担当。ミシマ社にIT革命を起こすべく奮闘中。特技はセールストークで、気に入った商品はメンバーにもご紹介。合気道愛好家。(絵:サトウ)

suga.jpg須賀紘也 営業チーム(自由が丘オフィス)。関東・東北・中国・四国エリア担当。2019年入社の新卒。「西郷どん」という通称とは反対に、社内でアタフタしている。めちゃくちゃ硬い髪質に深い悩みを抱える。地味にお調子者。(絵:オカダ)

satou.jpg佐藤美月 営業事務。自由が丘オフィスで出荷まわりを担当。好きなものはお笑いとパン全般。湘南生まれのピアニスト。(絵:スガ)

yamada.jpg山田真生 営業チーム(京都オフィス)。2020年入社の新卒。関西・山陰・北陸エリア担当。大学では西洋美術史を専攻。高校時代は卓球部。わりとずけずけ物を言うタイプか?(絵:タブチ)

sumi.jpg角智春 今年4月より入社の新卒(京都オフィス)。とはいえデッチ歴7年と実はベテラン。メキシコ留学の記録をまとめた『すみちゃんのメヒコ日記』の著者でもあります。(絵:ハセガワ)

*紹介文はスガが書きました。

ミシマガ編集部
(みしまがへんしゅうぶ)

編集部からのお知らせ

ミシマ社のオリジナル一筆せんができました!

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おなじみミシマンと、本をモチーフにしたイラストが入っています(全部で4種類)。ちょっとした贈り物にひとこと添えたり、メモ帳がわりにしたり。

オフィスがお向かいさん同士というご縁で、京都の老舗和文具メーカー・表現社の社内ブランド「cozyca products(コジカプロダクツ)」と一緒に制作しました。美濃和紙の風合いや手触りも素敵なので、書いて、見て、さわって、お楽しみください。ミシマ社の本が好きなお友達へのプレゼントにもぜひ。

※2021年度ミシマ社サポーター特典です。

詳しくはこちら

2021年度ミシマ社サポーターのご案内

サポーター期間:2021年4月1日~2022年3月31日

*募集期間以降も受け付けておりますが、次年度の更新時期はみなさま2022年の4月となります。途中入会のサポーターさまには、その年の特典をさかのぼって、すべてお贈りいたします。

2021年度のサポーターの種類と特典

下記の三種類からお選びください。サポーター特典は、毎月、1年間お届けいたします(中身は月によって変わります)。


◎ミシマ社サポーター【サポーター費:30,000円+税】
いただいたサポーター費のうち約25,000円分をミシマ社の出版活動に、残りをサポーター制度の運営に使用いたします。

【ミシマ社からの贈り物】
* ミシマ社サポーター新聞(1カ月のミシマ社の活動を、メンバーが手書きで紹介する新聞)
* 紙版ミシマガジン(非売品の雑誌。年2回発行・・・の予定です!)
*生活者のための総合雑誌『ちゃぶ台』(年2回発刊)と今年度の新刊1〜2冊(何が届くかはお楽しみに!)
* 特典本に関連するMSLive!(オンライン配信イベント)へのご招待
* ミシマ社オリジナルグッズ
・・・などを予定しております!(※特典の内容は変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。)

◎ウルトラサポーター【サポーター費:100,000円+税】
いただいたサポーター費のうち約95,000円分をミシマ社の出版活動に、残りをサポーター制度の運営に使用いたします。

【ミシマ社からの贈り物】
上記のミシマ社サポーター特典に加え、
*ウルトラサポーターさん交流会

◎ウルトラサポーター書籍つき【サポーター費:150,000円+税】
上記のウルトラサポーター特典に加えて、その年に刊行するミシマ社の新刊(「ちいさいミシマ社」刊も含む)を全てプレゼントいたします。いただいたサポーター費のうち約100,000円分をミシマ社の出版活動に、残りをサポーター制度の運営に使用いたします。


お申し込み方法

サポーター費のお支払いの方法によって、お申し込み方法が変わります。以下よりお選びください。

⑴ ミシマ社のウェブショップから クレジット決済・コンビニ決済・PayPal・銀行振込 をご希望の場合
ミシマ社の本屋さんショップ(ミシマ社公式オンラインショップ)にてお申込みくださいませ。

ミシマ社の本屋さんショップはこちら

⑵ 郵便振替をご希望の場合
下のボタンから、ご登録フォームに必要事項をご記入のうえ、お手続きください。後日、ミシマ社から払込用紙をお送りいたします。

郵便振替をご希望の場合

ご不明な点がございましたら、下記までご連絡くださいませ。
E-mail:supporters@mishimasha.com
TEL:075-746-3438

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