第42回
3年ぶりにあの定番イベントがかえってくる BOOK MARKET 2022
2022.07.22更新
こんにちは。新人チームのニシオです。暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今年も、いよいよこの季節がやってまいりました。BOOK MARKET2022です! といっても開催は約3年ぶりになります。ひさしぶりのリアルイベントということもあり、ミシマ社一同、今からとっても楽しみです! そんなブックマーケットでミシマ社はなにをするのか? どんなブースにするのか? を紹介していきます。ぜひ最後までお読みくださいませ。
東京・浅草:23日、24日(土・日) BOOK MARKET 2022に参加します!
今週末の土日、23日・24日、浅草・台東館でBOOK MARKET 2022が開催されます。(スカイツリー、雷門と東京観光も併せてお楽しみいただけます!)。
小規模ながら、いや、小規模だからこそ味わい深い本を作っている出版社を中心に、印刷会社さんや書店さんなどもあわせて計50社以上がブースを出展して、それぞれの社員が直接売り込みます! 本好きにはたまらないイベントです。ラインナップは以下になります。
亜紀書房、 朝日出版社、 アノニマ・スタジオ、 イートミー出版、 140B、 warmerwarmer[八百屋]、 家族と一年商店[雑誌・生活雑貨]、 カンゼン、 木楽舎、 kilty BOOKS、 暮しの手帖社、 現代書館、 駒草出版、 犀の工房、 作品社、 三輪舎、 G.B.、 自然食通信社、 書肆スーベニア[古書店]、 而立書房、 新曜社、 青幻舎、 世界のノンフィクションがおもしろい!(青土社・作品社・白水社・みすず書房)、 センジュ出版、 大福書林、 タバブックス、 灯光舎、 TWO VIRGINS、 天然生活編集部(扶桑社)、 夏葉社、 ナナロク社、 西日本出版社、 ニジノ絵本屋、 パイ インターナショナル、 ハオチーブックス[台湾雑貨]、 早川書房、 ビーナイス、 藤原印刷、 麓出版+ふみ虫舎+ナイスガイ、 Frobergue[古書店]、 堀之内出版、 本の雑誌社、 マール社、 ミシマ社、 ユカリロ編集部[リトルプレス・雑貨]、 よはく舎、 萬書房+地湧の杜+サンガ新社、 雷鳥社、 ライツ社、 Readin' Writin' BOOKSTORE[新刊書店] (50音順)全50ブース 56社
名だたる出版社が集うなかで、ミシマ社はどうすればいいのか。自由が丘メンバーで会議を行いました!
おもしろい会社が伝わる選書方針
ミシマ社としては、来てくださった方に、楽しんでもらいたい。「来て良かった!」「ミシマ社っておもしろいところだね」と思って帰ってもらいたい。
実際、私自身が、おもしろい会社だと思い、入社したので、来場者の方にも、同じく楽しい思いをしてもらいたいです。そうした思いから、総合出版社であるミシマ社がきちんと伝わるようなラインナップにしてみました。エッセイ、小説、論考、漫画、あらゆるジャンルを取り揃え、選書をしつつ、15周年Tシャツ、トートバッグ、手拭い、一筆箋、カレンダーなど小物も販売していきます。ミシマ社の可愛いアイテムたち。こちらも推していきます!
15周年TシャツをBOOK MARKETで初披露します!(着用者:モリ)
また『辛口サイショ―の人生案内DX』(最相葉月さん)、『その農地、私が買います』(高橋久美子さん)、『書こうとしない「かく」教室』(いしいしんじさん)、『ぽんこさんの暮らしのはてな?』(ウルバノヴィチ香苗さん)はサイン本も準備しています! ファンの方には、ぜひ届いてほしい4冊です。
仕掛け道具たちで目立たせる!
他にも物販のみならず、幟(のぼり)や襷(たすき)なども持っていき、楽しい売り場をつくっていきます! 襷をみてクスッと笑えるのもあります!
また、「ミシマ社おみくじ」を持っていき、思いがけない本との出会いをしてもらおうと計画中です! 今回も実施することが決まりました!
先ほど、試しに、おみくじを引いてみましたが、出てきたのが、これでした。
さびしかったことを誇りに思ってください『ちゃぶ台8 ミシマ社創業15周年記念号特集:「さびしい」が、ひっくり返る』p16
本の神様がどんな言葉を、どんな本を、すすめてくれるのか、ぜひお試しください!
23日(土)前田エマ×中村暁野トークイベントが開催されます!
前田エマ『動物になる日』(ちいさいミシマ社)と中村暁野『家族カレンダー』(アノニマ・スタジオ)の刊行を記念して、著者のお二人によるトークイベントを開催いたします。
前田さんは今年6月に初めての著書にして初の小説集を上梓。 学校や飲食店を舞台に、日常に生まれる素朴な疑問や感覚、他人と過ごす中でどうしても生じてしまう違和感、それを手放さずに生きる、ある少女の姿が描かれています。
中村さんは、一年をかけてひとつの家族を取材し、一冊丸ごと家族を取り上げる雑誌「家族と一年誌 家族」を2015年に創刊。家族という最小単位の社会から、環境のこと、世界のことについて考え、執筆や発信をつづけてこられました。昨年11月には、5年間にわたって綴った日記をもとに初の自著『家族カレンダー』を発表されています。
自分のまわりにある「ちいさな話」をひろい集め、言葉につづり、本にする。
こうして世界と向き合いつづける二人の言葉には、大きな出来事を自分事として捉えるためのヒントが詰まっています。ちいさな声を信じ、自分の言葉で今を生きる二人のトークイベント、ぜひご参加ください。
(告知ページより)
お読みいただきありがとうございます。
普段、私たちが「おもしろい!」と自信をもって出版している本たちが、確かに読者のみなさまに届いており、そしてみなさまも私たちと同じ熱量で、そのおもしろさを感じてくださっている。全国からお寄せいただく感想はがきや、サポーターさんからのお手紙などを通じて普段から感じてはいるのですが、それを直接お話しするのはかけがえない経験となると思います。
個人的に、新人の私は、読者さんとお話しする経験がほとんどなく、そういう意味でも、本当に楽しみなイベントです! どうかお気軽に足をお運びください! そして、「あの本面白かった」「こんな本出してよ」と、お声かけいただけると嬉しいです!