今月のミシマ社

第23回

ミシマ社のFAQをつくるのじゃ!(2) みんなのミシマガジン編

2020.05.24更新

 こんにちは。ミシマガ編集部、2年目のスガです。
 ミシマ社の自己紹介コーナー、「ミシマ社のFAQをつくるのじゃ!」の第2回をお届けします。
 本日はみなさまにご覧いただいているこのページ、ミシマ社のWebマガジン「みんなのミシマガジン」(通称ミシマガ)のFAQをつくっていきます!


目次


その一 ミシマ社ってどんな会社?

 ・ミシマ社メンバー紹介
 ・一冊入魂、直取引を中心にした出版社です
 ・ミシマ社の仕事、ずばり5チーム
 ・ミシマ社のオフィスは、どんな場所?
 ・あなたはなぜミシマ社に?


その二 みんなのミシマガジン

 ・ミシマガの歴史
 ・ミシマガトップページの取扱説明書
 ・「今日の読み物」・・・おもしろいを1日1本!
 ・音声コンテンツ「ミシマガラジオ」


その三 ミシマ社の本

 ・ミシマ社の本づくり
 ・コーヒーと一冊
 ・手売りブックス
 ・ちいさいミシマ社


その四 ミシマ社の本屋さん

 ・オフィスは時として本屋さんになる
 ・通販もしています、ミシマ社の本屋さんショップ


その五 ミシマ社サポーター制度


その六 一冊!取引所

 ・出版社と書店を繋ぐ、最強のマッチングサイト

2-1 ミシマガジンの歴史

fb.png

 ミシマガFAQのはじめに、ミシマガジンの歴史に迫って行きたいと思います。というのも、今、皆様にご覧いただいているのは、おととし(2018年)の4月にリニューアルされたページです。実はこのミシマガ、2度リニューアルしております。

 『計画と無計画のあいだ』p183によると、ミシマ社がWebマガジンを始めるきっかけは、2009年4月4日(というとミシマ社創設から約2年半後)からのミシマ社合宿の第一回目の静岡・三島合宿にありました。無計画な合宿ながらなんとか転がり込んだ宿で行なった会議で、Webマガジンの創刊が構想されました。その後合宿から3カ月弱が経った2009年7月1日より、ミシマガの源流である「平日開店 ミシマガジン」がスタートしました。
 「平日開店」とあるように、当時は休日祝日を除く平日の更新で、当時は午前10時30分に更新していました。「一冊」「ひとこと」のコーナーは当時からスタートしています(当時は「今日の一冊」「今日のひとこと」)。

 1回目のリニューアルは2013年4月に行われました。2018年3月までの、トップページのカレンダーがシンボルマークだったあのミシマガを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか? (当時のミシマガに掲載された記事のなかから、いくつかの記事を「復活ミシマガジン」で掲載しております)
 ここで名前も現在と同じ「みんなのミシマガジン」となります。そして、同時にサポーター制度がスタートしました。なぜ一見関係なさそうに見える、Webマガジンの名称変更・リニューアルとサポーター制度のタイミングが重なったのか? その謎を解くために、「みんなのミシマガジン」創刊によせての代表・ミシマの言葉を再掲します。

「みんなのミシマガジン」創刊にあたって

いきなりですが、経済ってなんでしょう?
お金儲け? お金を循環させること?

あまりに大きな問いなので、もうすこし狭めて考えてみます。

自分たちにとって経済ってなんでしょう?
たとえば、私たちであれば「出版社にとっての経済」とは。

新聞やら東京の一等地といわれるところの動きを見ますと、
株式の売買という形で経済を成り立たすのが主流のようです。
が、出版社にとっての適切な経済は、そういう形ではないように思えてなりません。

私たち出版メディアの果たすべき役割のひとつは、「小さな声に耳を澄ませ、その声を欲する人たちのところへ、もっとも届く形でお届けする」ことだと思います。
そうしたミッションと運営をいかに両立させるか、が出版社にとって、
(文字通りに)死活的問題であります。
では、どうすればいいのでしょう。 
株式公開? ・・・まさかぁ(笑)。
(「株価を上げるため」という発想ほど、出版メディアの本来的なミッションと合わないものはないかと・・・)

何年も何年も、この問いを考えつづけました。
そして、2013年初頭、ようやくひとつの道を見つけるに至りました。

*   *   *

このたび、4月より「ミシマガジン」をリニューアル創刊するにあたり、
運営方法も「みんな」である皆さまにお願いすることにいたしました。

既存の経済システムでは、お金を払って買ったものは個人のものになります。
これが所有という概念の今のところの一般的解釈のようです。
が、ネットの読み物は、私の感覚では、「モノ」ではありません。
電子端末はモノであっても、そこに映し出されるテキストはモノではない。
触れて、匂いで、頬ずりして、というものではありません。
そうではなく、世界中どこにいても、誰でも、瞬時にしてアクセスのできる、とっても便利な読み物。
これが、ネットの読み物の本質だと思います。
と考えると、当今増えつつあるネットコンテンツの課金制は、本質から離れていっている。
といえるかもしれません。
(ビジネスとしては「あり」だと思いますが、ユーザーとしては「ちょっと不便だなぁ」というのが正直な気持ちです)

そこで、考えました。
一人でも多くの方々に無料で読んでいただく、というネットの利点を生かしたまま、
雑誌としても成立する。そういうやり方はないだろうか、と。

もちろん、すぐに思いつくのは広告です。
たしかに、いろんな媒体のサイトを見てみると、ペタペタとバナー広告がついています。
が、それはちょっと・・・。
「ミシマガジン」は、出版社が編集・制作する雑誌です。
株式公開が、出版の原点から遠ざかるのと同様に、広告による運営は、広告主の意向によって
「言いたいことを規制される」といった事態を引き起こしかねませんから。
少なくとも出版メディアの原点が、独立自歩であることが必要条件であるなら、やっぱり広告は・・・。

では、課金でもない、広告でもない、運営方法はないか?
と考えぬいた結果、こういう形で皆さまへお願いすることを決意しました。

 そうだ、一緒にウェブ雑誌を運営していただこう!
 皆さまのサポーター費によって、世界中の「みんな」に無料で楽しんでいただこう。
 そして、私たちミシマ社からは、サポーターになってくださった皆さまに、
 心からの贈り物を毎月お送りさせていただこう。

みんなの、みんなによる、みんなのための雑誌。それが、「みんなのミシマガジン」です。
(これが、ミシマ社の考える「小さな出版社の経済」のひとつのあり方です)

 サポーターさんに運営を支えていただくことで、ミシマガは名実と共に「〈みんなの〉ミシマガジン」となりました。サポーター制度とミシマガは切っても切れないのです。
※ミシマガがきっかけとなってスタートしたサポーター制度ですが、今ではミシマガの運営のみならず、本作りをはじめとしたミシマ社の出版活動全般を支えていただいております!

 そして、2018年4月にリニューアルしてできたのが、現在みなさまにご覧いただいている、いわば2代目の「みんなのミシマガジン」です。
(サポーターさんや著者さんにお集まりいただいて、リニューアルのパーティーを行いました。その様子はこちらから

 この時のリニューアルの目玉となったのが「スマホ対応」です。それまではスマートフォンで読もうとすると画面が乱れることがありましたが、より様々なシチュエーションで、記事を読んでいただけるようになりました。(この「いろいろな状況で楽しんでいただけるメディアにしたい」という流れのなかで、音声メディアもスタートしております。後ほどご紹介します)

2-2 ミシマガトップページの取扱説明書

ミシマガトップページの解説

 ミシマガトップページをご覧いただけましたでしょうか?
 トップページ画面の上のほうから、コンテンツの解説をしてゆきます。

 ・トップバナー・・・かわいいイラストとともにイベントや今月の新刊の情報など、ミシマ社のトピックが織り込まれています。
 ミシマ社のイラストレーター・フォトショップ職人のアライがデザインしております。

 ・今日の読みもの ミシマガのメインコンテンツ。詳細は後ほど。

 ・昨日のひとこと ミシマ社メンバーが持ち回りで、ミシマ社内外で起きた小ネタを紹介するコーナー。月曜は代表・ミシマで固定。担当日がまわってくると若干プレッシャーを受けます。ワタナベのエスプリの効いたひとことには注目。

 ・明日の一冊 ミシマ社の本の著者、お世話になっている書店員さんやサポーターさん、そしてミシマ社メンバーが本を紹介するコーナー。月・水・金更新。それまで興味のなかったジャンルの本も、このコーナーで紹介されていると読んでみたくなります。
(明日の一冊のバックナンバーはこちら

 ・おすすめの記事 ミシマガのバックナンバーの中から、今こそ読んでいただきたいおすすめの記事を編集部がセレクトしています。
 他のバックナンバーを読んで見たい方は、トップページの一番下に、記事一覧ページへのリンクがあります。「月別の記事一覧」「著者別の記事一覧」の探しやすい一覧へお進みください。

 ミシマガジン、日々情報が更新されて行きますので、お見逃しのないようお気をつけください!

 

3-3 「今日の読み物」・・・おもしろいを1日1本!

kyounoyomimono.png

  メインコンテンツ「今日の読み物」では、 毎日1本正午に記事を更新しています。
 記事は大きくわけて、著者さんによる連載とミシマガ編集部による記事の2種類にわけられます。

連載・・・ミシマガ連載陣が、それぞれ(およそ)毎月1回書き下ろす、珠玉の原稿をお届けしています。
 連載から書籍化された作品も多く、ここ1年に刊行された本のうち、以下の本はもともとミシマガ上で連載されていました。つまり、紙の本を出版するのにおいても、このミシマガは重要なメディアとなっているのです。

ミシマガの連載から書籍化された本たち

平尾剛さん 『脱筋トレ宣言』
青山ゆみこさん 『ほんのちょっと当事者』
尹雄大さん 『モヤモヤの正体』(連載時は『「迷惑とワガママ」の呪いを解く方法』)
白川密成さん 坊さん、ぼーっとする。』(連載時は『感じる坊さん。』)
(作)益田ミリさん (絵)平澤一平さん 『今日のガッちゃん』

 そして新連載も続々始まっております! 要チェック!!

2020年にスタートしたミシマガの新連載

ウルバノヴィチ香苗さん 『ぽんこさんの暮らしのはてな?』 
澤田康彦さん本上まなみさん交互連載 『一泊なのにこの荷物! ーーとある夫婦の順ぐりエッセイ』
高橋久美子さん 『高橋さん家の次女』
藤原辰史さん 『縁食論』
村上慧さん 『自分の地図をかきなおせ』

ミシマガ編集部の記事・・・ミシマ社メンバーが自ら取材、まとめ、作成を行った記事です。

「本屋さんと私」「教えてください・・・ミシマ社メンバーが、自分で読んで感動した本の著者さんなどにインタビューを敢行するコーナー。

「特集」・・・新刊を「特集」して、様々な切り口から紹介する記事が多いです!(たまにミシマ社メンバーが企画したおもしろ記事も!)

「対談」・・・書店さんでのイベントなどでの「対談」をお届けしています。(ただ、ややこしいことに対談イベントの記事は「特集」に振り分けられているもあります・・・。対談記事が気になる方は「特集」もご覧ください)

「月刊ちゃぶ台」・・・「発酵」「アナキズム」など毎年ガラッと変わる「ちゃぶ台」の特集テーマが、今年はどうなるのか? をリアルタイムでお届けするコーナー。毎年「ちゃぶ台」でレポートしている、周防大島についての記事もあります。

・・・ほかに「ミシマ社の棚 あっちこっち」「今月のミシマ社」「今月と来月」など、ミシマ社まわりの情報を扱うコーナーもあります。「本屋さんはじめました」「ミシマンが行く」もおすすめです!

3-4 音声コンテンツ「ミシマガラジオ」

mishimagaradio_2のコピー.png

 作業をしながらでも音声で聴けるようなミシマガメディアをつくって欲しい、という声をいただいて、2020年よりミシマガラジオを立ち上げました!(2019年にもミシマガ初のラジオ「社長と新人」というのもあるにはありましたが・・・)

 現在は主に、

「バンドをクリープハイプが声に出して読んでみた」・・・クリープハイプのメンバーが『バンド』の一節を朗読しました

「こちらパルノン放送局」・・・代表ミシマがさまざまなゲストを迎えて、自著『パルプ・ノンフィクション』や出版について語っています

の2番組がメインです。(一応「社長と新人」も聴けます)

 ミシマガラジオはまだスタートしたばかりで、今後もいろいろな企画を続々と行う予定です!

 ハンズフリーのミシマガもお楽しみください!

***

 このFAQの最後は、おととしミシマガが2度目のリニューアルを遂げた際の、代表ミシマによる挨拶で締めたいと思います。
 ミシマガ、「おもしろいを1日1本」お届けしてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

「みんなのミシマガジン」(通称:ミシマガ)は、出版社ミシマ社が運営するウェブ雑誌です。 2009年より「平日開店ミシマガジン」として誕生し、2013年4月には「みんなのミシマガジン」と改名し、毎日更新をつづけてまいりました。

このたび「ミシマガ」はリニューアル創刊を迎えます。デザイン、システムともに一新。ついに(!)、スマホでも読むことができます(旧サイトをご存じの方は、おお! と唸っていただけるかと)。

あらゆる点で新しく、読みやすくなった「ミシマガ」。

リニューアルに際しての考えかたは次の言葉に集約されています。

「おもしろい」を1日1本。

そうです。これからの日々、平日も土日も休日も毎日、更新いたします。書き手の方々に書いていただいた「読みもの」やミシマ社編集部による特集記事など、1日1本。

どうして、1日1本かといいますと、これからのウェブというものへのミシマ社の考えがそこに反映しているからです。

その考えとは、端的にいえば、「ウェブは有限、紙は無限(永遠)」。

もちろん、世間の常識と違うのはわかっています。ウェブは無限、紙は有限、と捉えるほうが実際的である。私もその通りだと思います。

その通りであることを認めつつ、一個人、ひとりの使い手の立場からいうと、ウェブにあふれる情報に、日々増大する活字量に、いっぱいいっぱい。

正直、もう追えない。というのが実感です。

個人の感覚にしたがえば、あるいは「ヒューマン・スケール」(平川克美さんが『小商いのすすめ』で使われた表現です)に立ち返れば、情報「量」はもう要らない。

それより、「おもしろい」を1日1本更新されるほうが、身にやさしい(目にもやさしい。きっと脳にも)。

そういう考えのもと、ミシマガでは、1日1本を思いを込めて更新してまいります。

ミシマガ編集部

ミシマガ編集部
(みしましゃへんしゅうぶ)

 

編集部からのお知らせ

2020年度ミシマ社サポーターのご案内

【サポーター期間】2020年4月1日~2021年3月31日

*サポーターさんの募集は毎年その年の1月~3月に行っております。募集期間以降も受け付けておりますが、次年度の更新時期はみなさま来年の4月で統一です。途中入会のサポーターさんには、その年度の特典は、さかのぼって全てお贈りいたします。


サポーターの種類と特典

ミシマ社サポーター【サポーター費:30,000円+税】

毎月ミシマ社から贈り物が届きます。以下の特典を少しずつ分けて、一年間お届けします。

【ミシマ社からの贈り物】

* ミシマ社サポーター新聞(1カ月のミシマ社の活動を、メンバーが手書きで紹介する新聞)
* 紙版ミシマガジン(非売品の雑誌。年2回発行・・・の予定です!)
*『ちゃぶ台』をはじめとした、2020年度のミシマ社新刊4〜5冊(何が届くかはお楽しみに!)
* ミシマ社手帳などのオリジナルグッズ
* サポーターさん限定イベントのご案内
* ミシマ社主催イベントの割引

・・・などを予定しております!(※特典の内容は変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。)

ウルトラサポーター【サポーター費:100,000円+税】 

※ウルトラサポーターは、法人・個人問わず、年間30名様限定です。

【ミシマ社からの贈り物】

上記のミシマ社サポーター特典に加え、

*2020年度刊行のミシマ社と「ちいさいミシマ社」レーベルの新刊すべて

*代表ミシマの新刊『パルプ・ノンフィクションー出版社つぶれるかもしれない日記』(河出書房新社より2020年3月刊行予定)

*ウルトラサポーターさん交流会(お食事会)

*「ミシマ社をどうするか会議」へのご招待

(※特典の内容は変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。)


お申し込み方法

 サポーター費のお支払いの方法によって、お申し込み方法が変わります。以下よりお選びください。

ミシマ社のウェブショップからクレジット決済をご希望の場合

下の緑色のボタンから直接お手続きをお願いいたします。

クレジット決済はこちら

郵便振替をご希望の場合

下記項目とともにメール、お電話、ファックスのいずれかにてミシマ社京都オフィスまでご連絡ください。後日こちらから払込用紙をお送りいたします。

  1. お名前(フリガナ):
  2. 性別、ご年齢:
  3. ご住所:
  4. 電話番号:
  5. FAX番号:
  6. メールアドレス:
  7. サポーター種類:ミシマ社サポーター or ミシマ社ウルトラサポーター
  8. クレジット名掲載希望の有無:有 or 無
  9. ご希望の場合の掲載名:

※紙版ミシマガジンの奥付ページに、サポーターの方々のクレジットを入れています。掲載ご希望の場合は、

 ・お名前をそのまま記載
 または
 ・掲載用のハンドルネーム

 のいずれかをお知らせください。

E-mail:supporters@mishimasha.com
(件名「2020サポーター申込み」にてお願いいたします)

FAXご送付先:075-746-3439
TEL:075-746-3438

おすすめの記事

編集部が厳選した、今オススメの記事をご紹介!!

  • 斎藤真理子さんインタビュー「韓国文学の中心と周辺にある

    斎藤真理子さんインタビュー「韓国文学の中心と周辺にある"声"のはなし」前編

    ミシマガ編集部

    ハン・ガンさんのノーベル文学賞受賞により、ますます世界的注目を集める韓国文学。その味わい方について、第一線の翻訳者である斎藤真理子さんに教えていただくインタビューをお届けします! キーワードは「声=ソリ」。韓国語と声のおもしろいつながりとは? 私たちが誰かの声を「聞こえない」「うるさい」と思うとき何が起きている? 韓国文学をこれから読みはじめる方も、愛読している方も、ぜひどうぞ。

  • 絵本編集者、担当作品本気レビュー⑤「夢を推奨しない絵本編集者が夢の絵本を作るまで」

    絵本編集者、担当作品本気レビュー⑤「夢を推奨しない絵本編集者が夢の絵本を作るまで」

    筒井大介・ミシマガ編集部

    2024年11月18日、イラストレーターの三好愛さんによる初の絵本『ゆめがきました』をミシマ社より刊行しました。編集は、筒井大介さん、装丁は大島依提亜さんに担当いただきました。恒例となりつつある、絵本編集者の筒井さんによる、「本気レビュー」をお届けいたします。

  • 36年の会社員経験から、今、思うこと

    36年の会社員経験から、今、思うこと

    川島蓉子

    本日より、川島蓉子さんによる新連載がスタートします。大きな会社に、会社員として、36年勤めた川島さん。軽やかに面白い仕事を続けて来られたように見えますが、人間関係、女性であること、ノルマ、家庭との両立、などなど、私たちの多くがぶつかる「会社の壁」を、たくさんくぐり抜けて来られたのでした。少しおっちょこちょいな川島先輩から、悩める会社員のみなさんへ、ヒントを綴っていただきます。

  • 「地獄の木」とメガネの妖怪爺

    「地獄の木」とメガネの妖怪爺

    後藤正文

    本日から、後藤正文さんの「凍った脳みそ リターンズ」がスタートします!「コールド・ブレイン・スタジオ」という自身の音楽スタジオづくりを描いたエッセイ『凍った脳みそ』から、6年。後藤さんは今、「共有地」としての新しいスタジオづくりに取り組みはじめました。その模様を、ゴッチのあの文体で綴る、新作連載がここにはじまります。

この記事のバックナンバー

12月13日
第80回 三好愛『ゆめがきました』原画展@高崎 バーチャルツアー ミシマガ編集部
11月26日
第79回 職場体験の生徒たちがミシマ社の本をおすすめしてくれました!(2) ミシマガ編集部
11月19日
第78回 「ちいさな総合出版社 ミシマ社の本の贈り物展」、はじまりました! ミシマガ編集部
11月11日
第77回 「ちいさな総合出版社 ミシマ社の本の贈り物展」、いよいよ今週木曜から! ミシマガ編集部
10月21日
第76回 職場体験の生徒たちがミシマ社の本をおすすめしてくれました! ミシマガ編集部
10月15日
第75回 ミシマ社手売りニュース! あのブックマーケットが紀伊國屋書店 新宿本店に出張!? ミシマガ編集部
09月06日
第74回 明日(9/7)は下北沢で手売り!
テーマは「はたらくことの現在地」!?
ミシマガ編集部
08月13日
第73回 イベント「戦争と私の結びつけかた」を開催します ミシマガ編集部
08月07日
第72回 お盆直前!「ミシマ社の本まつり」開催します ミシマガ編集部
07月26日
第71回 ミシマ社ラジオ、京都・周防大島・ソウルから発信中! ミシマガ編集部
07月15日
第70回 7/20.21(土日)今年も本好きの祭が開催! BOOK MARKET 2024(浅草・台東館)に参加します ミシマガ編集部
07月09日
第79回 溝ノ口にあのころの本たちが!
「あのころのミシマ社本フェア in文教堂書店 溝ノ口本店」開催中!
ミシマガ編集部
07月03日
第78回 「関西の出版社合同フェア」に出場します! ミシマガ編集部
06月12日
第77回 働く私たちが、自分を手当てするときに頼るミシマ社の本 ミシマガ編集部
06月06日
第76回 ミシマ社が「ハレトケ市」に参加します! ミシマガ編集部
05月14日
第75回 今年も開催中!晶文社・平凡社・ミシマ社 3社合同フェア「第5回 みんなの生き方 見本市 〜等身大の生き方、あつめました〜」 ミシマガ編集部
05月11日
第74回 土井善晴と食を考えるクラス(DSKC)第3期を開講します! ミシマガ編集部
04月23日
第73回 ミシマ社ラジオ、どんどん楽しくなってきました! ミシマガ編集部
03月16日
第72回 『ゆきのゆきちゃん』の展示が札幌の7書店で同時開催!スペシャル特典も!!のお知らせ ミシマガ編集部
03月15日
第71回 画期的な宣伝方法に感動する ミシマガ編集部
03月06日
第69回 「ミシマ社ラジオ」はじまりました~! ミシマガ編集部
02月07日
第69回 フェア「2024年のいま読みたい、利他の本」のご案内 ミシマガ編集部
01月24日
第68回 後藤正文×平尾剛 「それでもパスをつづける理由」開催します! ミシマガ編集部
01月16日
第67回 今年の一冊座談会「とにかく熱中した一冊」(2) ミシマガ編集部
01月12日
第66回 今年の一冊座談会「とにかく熱中した一冊」(1) ミシマガ編集部
01月09日
第65回 2024年のスタートはミシマ社イベントと共に! ミシマガ編集部
12月15日
第64回 ミシマ社の絵本直送便、お申し込み受付中! ミシマガ編集部
10月03日
全国の丸善ジュンク堂書店さんで『日本宗教のクセ』×『小さき者たちの』"忘れられた日本"フェア開催中! ミシマガ編集部
07月25日
第62回 BOOK MARKET2023に参加しました! 本日から、関西の出版社合同フェアに参加します! ミシマガ編集部
07月13日
第61回 今週末はブックマーケット! ミシマ社ブースを大解剖 ミシマガ編集部
07月03日
第60回 本好きたちよ、読者も書店員も出版社員もあつまれ!7月15.16日(土日)はBOOK MARKET 2023が開催!! ミシマガ編集部
05月24日
第59回 ウィー東城店佐藤さんと代表ミシマがトーク&ミシマ社フェア開催@広島・啓文社! ミシマガ編集部
05月05日
第58回 大好きなイベント「ハレトケ市」に参加しました! ミシマガ編集部
05月04日
第57回 5/13.14(土.日)「OISO BOOK MARCHE」(神奈川・大磯)に参加します! ミシマガ編集部
05月03日
第56回 5月はイベントもりだくさん! MSLive!&書店開催イベントのお知らせ ミシマガ編集部
04月29日
第55回 仕事の悩みに効く!『仕事のお守り』座談会 ミシマガ編集部
04月20日
第54回 第3回ハレトケ市に出店します! ミシマガ編集部
04月18日
第53回 ミシマ社合宿2023春 in 亀岡&るり渓 レポート(後編) ミシマガ編集部
04月16日
『みんなたいぽ』絵本原画展&イベント@フリッツ・アートセンター(前橋)開催します! ミシマガ編集部
04月15日
第53回 ミシマ社合宿2023春in亀岡&るり渓レポート(前編) ミシマガ編集部
04月14日
第52回 「どれが私の生きる道?」晶文社・平凡社・ミシマ社 3社合同フェア「みんなの生き方 見本市 2023」開催します! ミシマガ編集部
04月12日
第51回 「小さきものたちの声を届け続けます ミシマ社の本たち」フェア開催中!! ミシマガ編集部
04月05日
第50回 日々詩書肆室スタート記念、ミシマ社フェア開催中 ミシマガ編集部
03月12日
第49回 春らんまん! サクラ書店ラスカ平塚店でミシマ社フェアを開催中です! ミシマガ編集部
02月08日
第48回 たいへんやけどおもろい!「子育て」とミシマ社の本(2) ミシマガ編集部
02月03日
第48回 たいへんやけどおもろい!「子育て」とミシマ社の本(1) ミシマガ編集部
01月03日
第47回 新春企画!ミシマガ記事の福袋!!〈後半:新年、心を新たに編〉 ミシマガ編集部
01月01日
第47回 新春企画!ミシマガ記事の福袋!!〈前半:お正月のんびり編〉 ミシマガ編集部
12月30日
第46回 今年の一冊座談会「"ええかげん"な一冊」(2) ミシマガ編集部
12月29日
第46回 今年の一冊座談会「"ええかげん"な一冊」(1) ミシマガ編集部
10月21日
第44回 今週末は秋の手売り! KITAKAGAYA FLEA(大阪)&妙蓮寺 本の市(横浜) ミシマガ編集部
09月17日
第43回 京都・横浜で「ミシマ社の本屋さん」を出店します! ミシマガ編集部
07月22日
第42回 3年ぶりにあの定番イベントがかえってくる BOOK MARKET 2022 ミシマガ編集部
05月23日
第41回 ミシマ社ホームページリニューアル大作戦 ミシマガ編集部
05月17日
第40回 ミシマ社の本屋さん「ハレトケ市」に出店しました! ミシマガ編集部
05月07日
第39回 2022年度ミシマ社サポーターまだまだ募集中です! ミシマガ編集部
01月24日
第38回 フェア開催決定!!「書店員が推す! 2022最注目ワード 『利他』と『アナキズム』をアップデートする2冊フェア」 ミシマガ編集部
12月29日
第37回 今年の一冊座談会「思いがけず出会った本」(2) ミシマガ編集部
12月28日
第37回 今年の一冊座談会「思いがけず出会った本」(1) ミシマガ編集部
12月17日
第36回 クリスマスに「あの人」に贈りたい! ミシマ社の本(後編) ミシマガ編集部
12月16日
第36回 クリスマスに「あの人」に贈りたい! ミシマ社の本(前編) ミシマガ編集部
05月14日
第35回 東京浴場・隣町珈琲・ミシマ社合同フェア「はだか書店」開催中です! ミシマガ編集部
04月26日
第34回 「コーヒーと一冊」シリーズの2冊を増刷します! ミシマガ編集部
04月25日
3社合同フェア「みんなの生き方見本市2 試行錯誤の最前線」開催中です! ミシマガ編集部
04月14日
「みんなのミシマガジン」システム障害のお詫びと復旧のお知らせ ミシマガ編集部
03月13日
第33回 「~0 歳から100 歳まで~みんなで楽しむミシマ社の絵本展」開催中です! ミシマガ編集部
03月12日
第32回 茅ヶ崎・長谷川書店さんでミシマ社(もうすぐ)15周年フェア開催中! ミシマガ編集部
12月29日
第31回 今年の一冊座談会「明るいコロナ生活」(2) ミシマガ編集部
12月28日
第31回 今年の一冊座談会「明るいコロナ生活」(1) ミシマガ編集部
11月22日
第30回 関西で開催中のフェア・展示をご紹介します! ミシマガ編集部
08月19日
第29回 ミシマ社のFAQをつくるのじゃ!(5) ミシマ社のYouTubeとSNS編 ミシマガ編集部
08月12日
第28回 「こどもとおとなのサマースクール 2020」の課題に挑戦しました! ミシマガ編集部
07月13日
第27回 ミシマ社のFAQをつくるのじゃ!(4) ミシマ社の本編 ミシマガ編集部
06月25日
3社合同フェア「みんなの生き方見本市」開催中です! ミシマガ編集部
06月10日
第26回 電子書籍しません宣言、撤回します! ミシマガ編集部
06月09日
第25回 ミシマ社のFAQをつくるのじゃ!(3) ミシマ社サポーター編 ミシマガ編集部
06月01日
【一覧】ミシマ社の電子書籍とオーディオブック ミシマガ編集部
05月29日
第24回 オーディオブックが始まっています!!! ミシマガ編集部
05月24日
第23回 ミシマ社のFAQをつくるのじゃ!(2) みんなのミシマガジン編 ミシマガ編集部
05月11日
第22回 MSLive!(ミシマ社ライブ)はじめます!! ミシマガ編集部
04月22日
第21回 ミシマ社のFAQをつくるのじゃ! ミシマガ編集部
02月16日
第20回 ミシマ社の本屋さんが渋谷パルコに出現!? ほぼ日の学校Presents「本屋さん、あつまる。」に出店します! ミシマガ編集部
01月05日
第19回 ミシマ社メンバーが推す! 2019年ミシマ社の本(後半) ミシマガ編集部
01月04日
第18回 ミシマ社メンバーが推す! 2019年ミシマ社の本(前半) ミシマガ編集部
12月24日
第17回 京都オフィスメンバーが新人に贈る一冊 ミシマガ編集部
12月23日
第16回 自由が丘オフィスメンバーが新人に贈る一冊 ミシマガ編集部
08月21日
第15回 ミシマ社ナイトレポート ミシマガ編集部
07月14日
第14回 次の土日は東京も京都も手売り! BOOK MARKET 2019&ミシマ社の本屋さん ミシマガ編集部
07月07日
第13回 焼津だ! マグロだ!! ミシマ社だ!!! 焼津合宿2019レポート ミシマガ編集部
04月07日
第12回 絶好調! 「ミシマ社から読者へ 春の贈り物編」フェア 紀伊國屋書店梅田本店 百々さんインタビュー! ミシマガ編集部
02月02日
第11回 くまざわ書店武蔵小金井北口店さんでミシマ社フェア開催! ミシマガ編集部
12月30日
第10回 今年の一冊座談会「これからのミシマ社に贈る本」(2) ミシマガ編集部
12月29日
第10回 今年の一冊座談会「これからのミシマ社に贈る本」(1) ミシマガ編集部
12月14日
第9回 毎日出版文化賞特別賞贈呈式レポート ミシマガ編集部
10月27日
第8回 銭湯でミシマ社フェア?! ミシマガ編集部
09月16日
第7回 ミシマ社の夏合宿2018レポート ミシマガ編集部
09月01日
第6回 「著者からの夏休みの贈り物」総まとめ ミシマガ編集部
08月01日
第5回 「著者からの夏休みの贈り物」はじまりました&『THE BOOKS』増刷しました ミシマガ編集部
07月21日
第4回 西日本豪雨災害復興支援チャリティ販売@スロウな本屋さん 開催します! ミシマガ編集部
07月20日
第3回 バカナス ミシマガ編集部
05月20日
第2回 手売りブックスのシールを貼りに行くの巻 ミシマガ編集部
04月15日
第1回 益田ミリ『今日の人生』「かもがわ おさんぽ展」を開催します! ミシマガ編集部
ページトップへ