第8回
銭湯でミシマ社フェア?!
2018.10.27更新
こんにちは。仕掛け屋チームのハセガワです。いきなりですが、まずはこちらの写真をご覧ください。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが・・・これは、ミシマ社の本を置いてくださっている本屋さんを中心にまとめた、京都オフィス周辺のご近所マップです。全長1600mm×1600mmくらいあります。
一軒一軒の本屋さんやその他建物、鴨川、大文字山など、こまかくいろんなパーツに分けて作ってあります。近くでよーくみてみると、実はこれらは「あるもの」からできているのですが、みなさん、わかりますか?
(しんきんぐたいむ、ちっちっちっちっち・・・)
正解は・・・本屋さんで本を買ったときにもらうレジ袋や、ブックカバー、そして、ミシマ社の本作りの過程ででてくるサンプル紙など、本にまつわるいろんな紙でできています!(ご近所の本屋さん、ご協力ありがとうございました!)
そもそもこの地図は、今年の4月にレティシア書房さんでやった「ミシマ社と京都の本屋さん」展のディスプレイ用に作ったものでした。このフェアはおかげさまで好評で、たくさんの方にご来場いただいたのですが、その中のお客さんの一人が、近くの銭湯「玉の湯」で働くオオヤさんでした。
オオヤ「この地図って、フェアが終わったらどうなるんですか?」
ミシマ社トリイ「そのまましまっちゃうと思うんですけど、もったいないですよねー。今日途中の本屋さんとか巡回できたらうれしいですけど。でも大きすぎるしこんなんはれる本屋さんあんまりないですよねえ」
オオヤ「あーそうなんですね・・・(沈黙)」
トリイ「・・・?」
オオヤ「じつは僕、この近くの銭湯で働いてるんですけど、いろいろ展示とかイベントとか力入れていきたいねって話してて」
コニシ(レティシア書房店主)「あーそうそう。ぼくもよく行きますよ、玉の湯さん。ここから歩いてすぐ。この先の角をね・・・(以下略)」
オオヤ「もしよろしければその巡回先に立候補させていただいても良いでしょうか?」
トリイ「あー(立候補・・・?)」
そんなわけで、出版社が銭湯でフェアをすることになったのでした〜。
玉の湯で打ち合わせの図。女子の脱衣所側だったので、トリイが若干にやにやしてる・・・?
せっかくなら地図もバージョンアップしましょう! ということで、今回は玉の湯さんに加えて、ご紹介いただいた親しい銭湯さん6軒も新たに追加します。パーツ作りのための資料写真を撮りに、わたしは最近、夕方頃銭湯へ出かけております。そのままひとっぷろ浴びたい気持ちをグッとこらえてオフィスに戻るつらさよ・・・。
会場の玉の湯さんは、昔からある町の銭湯。お年寄りからちっちゃい子まで、地元の方に愛されている、とっても居心地のいい場所です。入り口の子どもくじBOXや、昔ながらのロッカー、牛乳瓶やビールの入った冷蔵ケース、脱衣所に置かれたお客さん用ノートなど、すべてに味があって、いい感じです。そしてメインの浴場は広々気持ちよく、水風呂、ジェット、サウナも完備! 最高です。
フェアの宣伝用写真撮影。忙しい中ミシマンのパネルを持たされるオオヤさん。
さてさて、そんなすてきな玉の湯さんで、一体どんなフェアをするのか? 巨大パネル脱衣所のどっち置くの問題、湿気対策問題、仕掛け屋チーム恒例製作間に合うのか問題・・・などなど、全部ひっくるめて、ただいまみんなでせっせと準備中です。ひとっぷろ浴びて、冷たい飲みものを飲みながら、ミシマ社本をゆっくり楽しむ、最高のフェア。赤ちゃんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、みんなで遊びにきてくださいね〜!
ミシマ社フェアin玉の湯
開催期間:2018年11月5日(月)〜1カ月くらい(予定)
場所:玉の湯
営業時間:15:00〜24:00 (日曜定休)
入浴料:おとな(中学生以上)430円 小学生150円
乳幼児(2才以下無料)60円
住所:〒604-0941京都市中京区押小路通御幸町西入ル亀屋町401
玉の湯ウェブサイト:http://kyoto-tamanoyu.com
玉の湯ツイッター:@kyoto_tamanoyu