第50回
日々詩書肆室スタート記念、ミシマ社フェア開催中
2023.04.05更新
こんにちは。営業チームのスガです。新年度に突入して間もなくお忙しい方も多いかと思いますが、みなさまお元気でしょうか。
この春、新しいスタートを切る書店さんと、一緒にフェアを開催することになりました。
先週金曜日(3/31)に三重県津市の久居駅まで向かいました。目当ては『ちゃぶ台9』の特集「書店、再び共有地」にご登場いただいた、ブックハウスひびうたさん。
『ちゃぶ台9 特集:書店、再び共有地』ミシマ社編(ミシマ社)
ひびうたさんは4月8日から「日々詩書肆室(ひびうたしょししつ)」へとリニューアルをされます。
新店舗では、「「人生」でわかちあいをつくる」をテーマに、6つのテーマを設けます。
①社会を見る書棚 (社会で「小さな声」を抱えて生きる人々の現状を知る本)
②勝敗の無い書棚 (誰もが自分の感じ方ができる詩やアートの本)
③生業を選ぶ書棚 (はたらくこと、生涯の仕事について考える本)
④想像で跳ぶ書棚 (読む人の想像力を羽ばたかせてくれるような物語)
⑤生活が実る書棚 (自分らしい毎日の過ごし方を見つけられる本)
⑥創作を推す書棚 (表現したり、創作したりする勇気を与えてくれる本)それぞれの棚のテーマに沿った、今を生きるための本をみなさまにお届けしていこうと思っております。
(日々詩書肆室さんホームページより)
日々詩書肆室さんは、日々詩喫茶室・日々詩編集室も併設する「HIBIUTA AND COMPANY」の中にあります
日々詩書肆室さんからお声がけをいただき、なんとオープンと同時にミシマ社のフェアを開催させていただけることになりました! もとをたどればブックハウスひびうたさんが開店する前に、わざわざ京都オフィスまでお越しいただきごあいさつしていただいてから、いろいろとご一緒させていただいてきたひびうたさん。なんとしても花を添えたい!
そこで、日々詩書肆室さんが掲げる「分かち合う時を求めて わたしたちの共有地をつくる」というテーマを考えを深められそうな書籍を、日々詩書肆室さんとミシマ社で一緒に選びました。
●日々詩書肆室スタート記念! 「小さな総合出版社」ミシマ社フェア
~ちがいのある人々が一緒にいる場所をつくるヒントとなる本たち~
日々詩書肆室さん、そして「HIBIUTA AND COMPANY」さんが取り組まれる「共有地づくり」は、平川克美さんの『共有地をつくる』も参考にされているとのこと。
そのお話を伺い、今回のフェアでは「ちがいのある人々が一緒にいる場所をつくるヒントとなる本たち」をテーマに、みんなが居心地よくすごせる居場所づくりをいろんな面から考えられるような本を、日々詩書肆室さんとミシマ社で選びました。
そこで、日々詩さんとミシマ社で、居場所づくりのキーワードを3つずつ選びました。
日々詩書肆室さんが選んだキーワード:「共有地とは何か」「コントロールをやめる」「さまざまな「他者」」
ミシマ社が選んだキーワード:「『さびしい』が、ひっくりかえる」「ぼけとやさしさとおもしろさと」「日々をうたうように生きる」
このキーワードから選書した書籍を中心に、「日々をうたうように生きる」という言葉から名付けられた日々詩さんに寄せて、詩や小説作品、文章を書くヒントになる本、食や日常のヒントとなる本、一息つける絵本などをご展開いただいています。
●【4/23】代表ミシマ出演『これからの共有地 〜ぼけとやさしさとおもしろさと〜』トークイベント開催します!〈代表ミシマ新刊『ここだけのごあいさつ』先行販売も!〉
『これからの共有地 〜ぼけとやさしさとおもしろさと〜』概要
日時:2023年4月23日㈰ 16時~18時
場所:HIBIUTA AND COMPANY (三重県津市久居本町1346-7)
予約:要ご予約
参加費:1,800円(税込)
お問合せ先:honmachi@hibiuta.art
08026522854
※当日は10時~15時まで、コミュニティハウスひびうた(津市久居幸町1104番地)さんのマルシェイベントで、ミシマ社書籍の手売りを実施します!
生活者のための総合雑誌『ちゃぶ台』の次号特集は、「自分の中にぼけを持て」。これに決めた理由を本誌編集長・三島は、「くっきり、はっきり、きっちり」と「り」ばかりが正解になっていますが、かえって不幸になっていることって多くないですか? もちろん、それらも大切ですが、同時に、「ぼけ」ももっていないと、自分も他人も、きずつけ、苦しむことになると思うのです」と語る。
きっと、それは個人のみならず、共有地にも同じことが言えるはず。そこが豊かになるにはどうすればいいか? 「ぼけとやさしさとおもしろさ」を手がかりに考えます。
ミシマ社通信バックナンバー(昔の「ミシマ社新聞」時代のものも)や目録、おみくじなどおみやげもたくさん
日々詩編集室さんで、シルクスクリーンとリソグラフ(5色刷り!)で制作された本が鮮やかで美しいです
日々詩書肆室さんフェア概要
定休日:(日)、(月)
住所:三重県津市久居本町1346-7 HIBIUTA AND COMPANY 1階
営業日:(火)~(土)10時~18時
『ちゃぶ台9』のブックハウスひびうたさんの取材で、生きづらさを抱える方がいきいきと過ごせる居場所づくりの取り組みについて伺いました。そのひびうたさんが、取り組む「共有地」づくりのスタートに、ミシマ社もご一緒できてうれしいです。
書店以外にも、「コミュニティハウスひびうた」さんなど、ひびうたさんの親身で温かな活動を見ていると「居場所をつくるってこういうことか」と勉強になります。ぜひ、この機会にお立ち寄りいただけると嬉しいです!
編集部からのお知らせ
2023年度ミシマ社サポーターを募集します!
【サポート期間】2023年4月1日(土)~2024年3月31日(日)
★お申し込み特典★
①非売品の特別本『ここだけのミシマ社』
代表ミシマの書き下ろしの文章とミシマンガを収録し、なぜか営業・スガ(デザインは全くの素人)が装丁デザインを担当(?!)、まさに「ここだけの」一冊です。
②MSLive!「仕上がるまで終わらない!寄藤文平と営業・スガの時間無制限デザイン講座」のアーカイブ動画視聴URL
2023年度のサポーターの種類と特典
下記の三種類からお選びください。サポーター特典は、毎月、1年間お届けいたします(中身は月によって変わります)。
※特典の内容は変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。
お申し込み方法
サポーター費のお支払いの方法によって、お申し込み方法が変わります。以下よりお選びください。
⑴ ミシマ社のウェブショップにてクレジット決済・コンビニ決済・PayPal・銀行振込 をご希望の場合
ミシマ社の本屋さんショップ(ミシマ社公式オンラインショップ)にてお申込みくださいませ。
⑵ 郵便振替をご希望の場合
下のボタンから、ご登録フォームに必要事項をご記入のうえ、お手続きください。後日、ミシマ社から払込用紙をお送りいたします。
ご不明な点がございましたら、下記までご連絡くださいませ。
E-mail:supporters@mishimasha.com
TEL:075-746-3438