今月のミシマ社

第27回

ミシマ社のFAQをつくるのじゃ!(4) ミシマ社の本編

2020.07.13更新

 こんにちは。ミシマガ編集部、2年目のスガです。 
 ミシマ社の自己紹介コーナー、「ミシマ社のFAQをつくるのじゃ!」の第3回をお届けします。

 本日は「ミシマ社の本」についてのFAQをつくっていきます!

目次


その一 ミシマ社ってどんな会社?

 ・ミシマ社メンバー紹介
 ・一冊入魂、直取引を中心にした出版社です
 ・ミシマ社の仕事、ずばり5チーム
 ・ミシマ社のオフィスは、どんな場所?
 ・あなたはなぜミシマ社に?


その二 みんなのミシマガジン

 ・ミシマガの歴史
 ・ミシマガトップページの取扱説明書
 ・「今日の読み物」・・・おもしろいを1日1本!
 ・音声コンテンツ「ミシマガラジオ」


その三 ミシマ社サポーター

 ・サポーター制度とは?
 ・サポーター制度の歴史
 ・サポーター募集中です!
 ・サポーター新聞と紙版ミシマガジン
 ・サポーター限定サイトやってます


その四 ミシマ社の本

 ・ミシマ社の本づくり
 ・コーヒーと一冊
 ・手売りブックス
 ・ちいさいミシマ社


その五 ミシマ社の本屋さん

 ・オフィスは時として本屋さんになる
 ・通販もしています、ミシマ社の本屋さんショップ


その六 一冊!取引所

 ・出版社と書店を繋ぐ、最強のマッチングサイト

ミシマ社の本づくり「小さな総合出版社」

 ミシマ社は2006年10月の創業以来、2006年12月に刊行した『本当はしらなかった日本のこと』から、先月刊行した『パパパネル』まで138冊の本を出版して参りました。

 「小さな総合出版社」を掲げて、ジャンルにとらわれない本づくりをおこなっております。たとえば昨年刊行した本は、下記の書籍です。それぞれ書店では、それぞれ理工書、社会書、芸術書、文芸書、その他もろもろ、いろいろな棚で置かれています。

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 「ミシマ社ってどんな本を出しているの?」と聞かれたとき、「前出た本は詩画集だったけど、その前はエッセイだったし、科学の本も出してるし・・・」と、どう答えればいいのか迷います。なぜ、このような本づくりをするのでしょうか?

 その答えは、代表ミシマの著書『計画と無計画のあいだ』の第9章「原点回帰ってなんだろう?」にありました。

 だからといって、効率を優先させて、同じジャンルの本だけを出せばいいのか。

 というと、やはり、それは寂しい。なぜなら、あるジャンルの本しか出せないということは、出口があらかじめ決められているということでもある。つまり、企画時からあらかじめ決められた出口を意識してつくらなければならない。(中略)

 原点回帰の出版社としては、とにかく「面白い」から始めたいのだ。その「面白い」を最大限に引き出し切った後に、その「最大級の面白い」にもっとも適した出口を見つけたい。

『計画と無計画のあいだ』三島邦弘(河出文庫)P211〜212

 「このジャンルの本をつくろう」と先に定めてしまうことで、本来持っているその本のおもしろさを削いでしまうかもしれない。本づくりの原点は「ジャンル」にあるのではなく、「おもしろさ」から始めるべきだという考えのもと、「ちいさい総合出版社」としての本づくりを続けております。

*** 

 ミシマ社の本には、通常の本(通称「ミシマ社本」)に加えて、「コーヒーと一冊」「手売りブックス」という2つのシリーズから出ている本と、「ちいさいミシマ社」というレーベルから出ている本があります。

コーヒーと一冊

0713-22.jpg イラストが可愛い茶色の表紙が特徴的な「コーヒーと一冊」。

 表紙とともに特徴的なのが厚さです。ページ数が100ページ前後と薄く、忙しい人でも「一冊を読み切る」感覚を味わいやすいシリーズになっています。久しぶりに本を読む方にも、このシリーズをきっかけに本を読む喜びを思い出していただければと思います。

 また、書店と買切でのお取引(返品ができない)とさせていただくかわりに、書店により利益が出やすい取引条件を設けているシリーズでもあります。このシリーズで始まった書店との共存を模索する取り組みが、「ちいさいミシマ社」レーベルのスタートにつながります。

「コーヒーと一冊」紹介ページはこちら

***「コーヒーと一冊」シリーズ一挙4点増刷しました!***

7月3日に、
『佐藤ジュンコのひとり飯な日々』
『透明の棋士』
『声に出して読みづらいロシア人』
『木のみかた』
 の4冊を増刷しました! いままで在庫が切れていた本も増刷しましたので、この機会にぜひお手にお取りください。

手売りブックス

0713-3.jpg

 こちらも黄色でレトロな表紙が特徴的なシリーズ、「手売りブックス」です。
 代表ミシマ曰く、「世界で初めて、中身ではなく届け方を謳ったシリーズ名(じつは中身も反映しているけど)」

  本をお店に並べていただくときに、書店員さんに一手間を加えてもらうことで、本づくりに参加していただいております。

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 こちらの手売りシールが、手売りブックスの真骨頂です。このシールに、書店員さんが本のおすすめコメントや、お店のスタンプなどを押していていただくことで、世界にそのお店にしかない一冊になります。

 発刊時に手売りシール大賞という大会を開催しました。シール1枚でここまで温かみが生まれるのかと驚かされました。

手売りシール大賞の記事はこちら

ちいさいミシマ社

 昨年7月にスタートしたレーベル、ちいさいミシマ社。

 一年間で4冊の本を刊行しました。

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 ちいさいミシマ社は普通のミシマ社本と何が違うのか? ひとつは、ちいさいミシマ社の本は、ミシマ社本より少部数の本を出版しています。ベストセラーを目指すのではなく、好きな人はすごく好きなニッチな本をつくる(例えば『ランベルマイユコーヒー店』のように、コーヒーが出てくる絵本は「絵本なのに子ども向けでない」こともあり、珍しいです)。とにかく「濃い」本にするため、装丁にもお金をかけて、その分価格も高価格になります。(『仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう』は本の帯にまで金箔が押されています)

 また、コーヒーと一冊に引き続き、書店さんとの共存を目指して、取引条件を設定しています。

 最新刊の『最初の晩餐』はミシマ社から刊行する初めての小説作品となりました。
 次のちいさいミシマ社に向けて、編集チームが動き出しているという噂も耳にします。次の本はどんな本になるのか? 乞うご期待です!

ちいさいミシマ社ホームページは


 先ほど、「ミシマ社の本づくり『小さな総合出版社』」でもご紹介した、『計画と無計画のあいだ』第9章「原点回帰ってなんだろう?」は、こんな文章で締められています。

 ターゲットを設定しない。人間を信じる。

 そこにあるのは、一冊入魂の精神だけだ。

『計画と無計画のあいだ』三島邦弘(河出文庫)P219

 

 私は昨年11月より営業チーム所属になりながら、書店員さんや読者のみなさまに、ミシマ社の本の魅力を伝えることの難しさを痛感しています。それぞれの本がわかりやすいジャンルやターゲットに区切られていない分、「じゃあこの本はどういう本なの?」という疑問に対して、シンプルに答えることが難しいです。

 だからこそ書店員さんや読者のみなさまに「おもしろいですね」「おお、いい本ですね」と言っていただくと、「よくぞわかっていただいた」と、感動します。一見どんな本かわかりづらいような本を手にとって、そのおもしろさを読み取っていただくというのは、ちいさい奇跡のようにも感じています。

 7月の新刊はいとうせいこうさんの『ど忘れ書道』です。こちらも不思議なタイトルですが、読めば爆笑間違いなしです。ぜひご一読ください。

 

ミシマガ編集部

ミシマガ編集部
(みしましゃへんしゅうぶ)

 

編集部からのお知らせ

「tupera tuperaとパパパネル展」が開催されます!(18日〜/前橋)

tupera tuperaとパパパネル展

会期 2020年7月18日(土)- 8月30日(日)
会場 フリッツ・アートセンター / ギャラリー
住所 〒371-0036 前橋市敷島町240-28(敷島公園内)
開館時間 11:00-18:00(時短中)
休館日 火曜日(祝日の場合はその翌日)
入館料 無料
電話 027-235-8989(代表)

内容の紹介記事はこちら

2020年度ミシマ社サポーターのご案内

【サポーター期間】2020年4月1日~2021年3月31日

*サポーターさんの募集は毎年その年の1月~3月に行っております。募集期間以降も受け付けておりますが、次年度の更新時期はみなさま来年の4月で統一です。途中入会のサポーターさんには、その年度の特典は、さかのぼって全てお贈りいたします。


サポーターの種類と特典

ミシマ社サポーター【サポーター費:30,000円+税】

毎月ミシマ社から贈り物が届きます。以下の特典を少しずつ分けて、一年間お届けします。

【ミシマ社からの贈り物】

* ミシマ社サポーター新聞(1カ月のミシマ社の活動を、メンバーが手書きで紹介する新聞)
* 紙版ミシマガジン(非売品の雑誌。年2回発行・・・の予定です!)
*『ちゃぶ台』をはじめとした、2020年度のミシマ社新刊4〜5冊(何が届くかはお楽しみに!)
* ミシマ社手帳などのオリジナルグッズ
* サポーターさん限定イベントのご案内
* ミシマ社主催イベントの割引

・・・などを予定しております!(※特典の内容は変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。)

ウルトラサポーター【サポーター費:100,000円+税】 

※ウルトラサポーターは、法人・個人問わず、年間30名様限定です。

【ミシマ社からの贈り物】

上記のミシマ社サポーター特典に加え、

*2020年度刊行のミシマ社と「ちいさいミシマ社」レーベルの新刊すべて

*代表ミシマの新刊『パルプ・ノンフィクションー出版社つぶれるかもしれない日記』(河出書房新社より2020年3月刊行予定)

*ウルトラサポーターさん交流会(お食事会)

*「ミシマ社をどうするか会議」へのご招待

(※特典の内容は変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。)


お申し込み方法

 サポーター費のお支払いの方法によって、お申し込み方法が変わります。以下よりお選びください。

ミシマ社のウェブショップからクレジット決済をご希望の場合

下の緑色のボタンから直接お手続きをお願いいたします。

クレジット決済はこちら

郵便振替をご希望の場合

下記項目とともにメール、お電話、ファックスのいずれかにてミシマ社京都オフィスまでご連絡ください。後日こちらから払込用紙をお送りいたします。

  1. お名前(フリガナ):
  2. 性別、ご年齢:
  3. ご住所:
  4. 電話番号:
  5. FAX番号:
  6. メールアドレス:
  7. サポーター種類:ミシマ社サポーター or ミシマ社ウルトラサポーター
  8. クレジット名掲載希望の有無:有 or 無
  9. ご希望の場合の掲載名:

※紙版ミシマガジンの奥付ページに、サポーターの方々のクレジットを入れています。掲載ご希望の場合は、

 ・お名前をそのまま記載
 または
 ・掲載用のハンドルネーム

 のいずれかをお知らせください。

E-mail:supporters@mishimasha.com
(件名「2020サポーター申込み」にてお願いいたします)

FAXご送付先:075-746-3439
TEL:075-746-3438

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