第98回
ウィー東城への道・実践編&「ちゃぶ台」フェスティバル直前情報
2025.06.27更新
こんにちは、ミシマ社営業チームのスガです。
いよいよ、ついに明日です! ウィー東城店さんで開催される「ちゃぶ台フェスティバル」は、明日6月28日(土)の朝10時から!
私はこの記事が公開される現在(6/27正午)、自由が丘メンバーたちと新幹線で広島へ向かっています!
ウィー東城への道・実践編
私スガがミシマガジンでお送りしてきたレポートのタイトルである「ウィー東城への道」。この言葉は、いろいろな意味があります。
「ウィー東城への道」〈ウィートウジョウヘノミチ〉
①イベント運営チーム、ミシマ社ハセガワ・ノザキ・スガにとっては、「半年以上かけて準備期間」を意味する。
②ウィー東城店の店内で開催されるお客様参加企画のこと。お客様が本を買われるたびに、ミシマ社公式キャラクターの「ミシマン」が関東からウィー東城店までの歩みを進めます。
③ミシマ社スタッフ、そしてみなさまが実際にフェスティバルに行く道のり
今回は実践編と題し、③ウィー東城店への道のりを実際に探ってみたいと思います。
【1】ミシマンと同じルートで歩いてみる
ミシマンが歩むウィー東城への道。関東から歩き出すミシマンは、ウィーさんで本が1000冊売れるとウィー東城店へ辿り着きます。
実はこのミシマン、かなりうねうねに歩いています。
開催の様子。5月中旬のこのころは関ヶ原あたりを歩行中
関西以西はこんな感じ(制作・仕掛け屋ハセガワ)。果たして辿り着けているのだろうか・・・?
自由が丘オフィス所属の私スガ、同じく関東から出発したミシマンの足跡を辿れるかを検証してみました。結果、581時間(24日と少し)かかることが判明。
↑実際は太平洋沖からスタートしていたり、道中もっとうねうねしていたりで余計に時間がかかると思われます
聖地巡礼マニアの方にはぜひミシマンの聖地たちを訪ねてみて欲しいところですが、明日のフェスティバルには間に合いそうもありません・・・。
【2】公共交通機関を利用する
じゃあ、仕方ないけど電車かなと思い、自由が丘オフィスから始発でルートを調べてみたところ、衝撃の事実が判明。
朝7時32分の東横線に乗り、新横浜から新幹線、岡山から在来線を乗り継ぎ・・・、東城駅に着くのが13時36分(Yahoo!乗り換えで調べました)。お店まで10分ちょっととして、着く頃にはちょうど松村圭一郎先生出演のトークイベントがちょうど終わってしまう!
と、いうことで、前泊がおすすめです。宿泊地は広島駅が良さそう。でもどっちも朝が早い!
広島駅からは駅の新幹線口から高速バスにのります。6時5分発で8時53分に東城駅着(「庄原中学校前」で東城へ行くバスに乗り換えます)。朝早いですが、到着したら1時間ほど東城のまち歩きもできそうです。寝坊したら9時30分出発のバスに(こっちは一本でいけます)。12時14分着なので、「もちまき」はギリギリ間に合わないかもしれませんが、トークイベントには間に合います。
レンタカー利用の方は、福山からの利用がおすすめです。福山→東城間は約90分ほど。これなら当日入りでも間に合いそうですが、レンタカーの空車状況にはお気をつけください。また、山あいの町を支え盛り上げるウィー東城店への道のりは、アップダウンもしっかりあるので、運転にはお気をつけください!
以上、ウィー東城への道、実践編でした!
【13時から/配信あり】松村圭一郎×佐藤友則×三島邦弘トークイベント「お金、闇夜で元気にまわる」
残念だけど間に合わない・・・というみなさま、このたびトークイベントの配信が決定しました!
ウィー東城店の佐藤社長、ミシマ社代表の三島が迎えるのは、人類学者の松村圭一郎さん。
『うしろめたさの人類学』や『小さき者たちの』などで、現代の生活者や歴史の片隅の人々の声に耳を傾けてきた松村さんは、過疎化が進んでいると言われる町で本を届け続けるウィー東城店さんで何を語られるのでしょうか?
トークの15分前ほど前から、フェスティバルの模様を中継する予定です(トーク後に変更の可能性もあり)。書店と出版社が「どれだけおもしろいことができるか」と準備を進めてきたフェスティバルの熱気を、ぜひご覧いただければと思います!
<開催日時> 2025年6月28日(土)13時〜14時
※12時45分ごろより、同日に開催されている「ちゃぶ台フェスティバル」の様子を放送いたします。 ※配信後、申込者全員にアーカイブ動画をお送りします。
<出演> 松村圭一郎(文化人類学者) 佐藤友則(ウィー東城店)
<視聴方法>
・現地参加(参加無料)※ご希望の方は、当日直接会場(ウィー東城店)へお越しください。
・MSLive!(1,500円+税)
※アーカイブ動画あり(2025年7月31日まで、何度でもご視聴いただけます)
プログラム
先ほど、「もちまき」という言葉が出てきました。「書店と出版社のイベントでもちまきってなんだ?」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、実は私もよくわかっていないんです・・・。そこで、ウィー東城店の嘉壽(かなが)さんと妹尾(せお)さん、フェスティバルのプログラムを紹介してもらいました。
当日も大活躍予定のふたりが語るイベントたちは、下記のスケジュールで組まれています!
10:00 二本松牧水太鼓/マルシェ開始(マルシェの店舗は下段に記載)
10:30 ウィー東城店・佐藤友則社長×ミシマ社代表・三島邦弘によるトークイベント
11:30 オークション第1回
12:30 もちまき
13:00 松村圭一郎さん(『うしろめたさの人類学』など)×佐藤友則社長×三島邦弘トークイベント「お金、闇夜で元気にまわる」&松村圭一郎さんサイン会
14:00 オークション第2回
15:00 松村圭一郎さん×地元の生産者さんのトークイベント
〈「吉岡香辛料」吉岡さん・「片岡林業」片岡さん・「KAGURA GAMES」神戸さん・「藤本農園」藤本さん〉
16:00 比婆荒神神楽・マルシェ終了
19:00 ちゃぶ台まつり終了
最後に1つ告白します。みなさんをお誘いするために「いよいよ明日」と繰り返し言ってみていますが、実はあんまり実感を持てていません。
理由は2つです。ずっとフェスティバルのことを考えてきた準備期間が長すぎて、そういう日々が急に終わってしまうということが不思議に思えること。そして何より、プログラムを眺めても、どんな内容なのか画が浮かばないイベントがたくさんある(前日なのに・・・)ことです。
でも、間違いなく盛り上がることは保証できます。ウィー東城店とミシマ社の企画対決から始まったフェスティバル、ぜひ応援いただけると嬉しいです。