第3回
『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』実践レポート(2)
2018.07.19更新
『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』がいよいよ20日に発売です!
原稿を読んですぐに「やってみたい!」と盛り上がった自由が丘オフィスメンバー。各自悩まされている健康の悩みを脱却すべく、著者の若林さんが薦める養生法を実践しました!
(構成:岡田千聖)
『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』若林理砂(ミシマ社)
メンバー基本情報(体質タイプ/健康の悩み)
ホシノ・・・熱乾タイプ/慢性的な肩・首コリ、基本的に食が細い、体力がない
イケハタ・・・冷乾タイプ/冷え性、肩コリ、疲れやすい、お腹が弱い
ノザキ・・・冷乾タイプ/冷え性、生理痛、朝すっきりと目覚められない
本書には、体質タイプがわかるチャートが掲載されています(p.63~65)。メンバーがやってみたところ、4人中3人が「冷乾タイプ」。そして4人とも「乾」タイプであることがわかりました。健康の悩みも、似たようなものが多いですね。ちなみに京都オフィスでは「熱乾タイプ」が多く、代表のミシマは「オレはバランスがいいから、まんべんなくチェックが付いていてタイプが判定できない」と謎な自慢をしています。ぜひみなさんも、手に取ってやってみてください!
さっそく実践レポートをお届けしましょう。「寝る」「食う」「動く」それぞれに分けて、実践したこととやってみた感想をメンバーにききました。
「寝る」で実践!
光を遮断して眠る、起きたらカーテンを開けて光を浴びる
若林さんのアドバイスどおり、カーテンを閉めて寝て、起きたら開けるようになり、シーツは麻のものに変えました。それと12時前には必ず寝るように。おかげで睡眠の質はだいぶアップしていたのですが、最近の暑さで、夜の温度調整に苦戦中です。
食事は寝る直前にしない
帰宅が遅い→食事が寝る直前になる→胃が重たく寝起きが悪い。睡眠の質低いかも? という傾向があったので、夕食を早めに摂ったり、帰宅が遅くなるときは分食したりを実践。朝の寝覚めのスッキリ度が格段にアップ。朝食がおいしい。
入浴は遅くとも寝る1時間前くらいまでに済ませる
入浴が遅くなると、自動的に寝る時間が遅くなるという悪循環があったので、「寝る」締め切りをつくるように、自分の中で「お風呂に入る」締め切りを意識し、早めの入浴を心がけることで実践できています。
食事は寝る直前にしない
たっぷり睡眠時間を確保したはずなのに、朝の目覚めがスッキリしない。これを改善すべく、夕食の量を控え、食事は寝る直前にしないことを実践しています。これまでは夜遅くに帰宅しても、夕食を苦しくなるほどたくさん食べていました。夕食のウェイトを減らしてからは、朝パッと目覚めることができる瞬間があります。
それぞれ、早く眠りにつくために、若林さんの養生を実践。実践中にワールドカップが開催されていたのですが、深夜0時までに寝るため、前半戦だけ観戦したというメンバーも。自分の欲望に負けずがんばった!
(本書の若林さんの言葉)
「寝る・食う・動く」のうち、寝ることの固定から始めると、一番効率よく生活を整えることができます。(p.73)
「食う」で実践!
食べる割合は野菜2、炭水化物1、タンパク質1
とにかく野菜をたくさん食べるように意識。季節柄、葉物などは傷むのが早いので、なかなか大変、でも体調がいい気がします。朝ご飯も食べよう、と思っているのですが、そこはまだなかなか実践にいたらず。
毎日、ほぼ決まった時間に決まった量の食事を摂る
少食なので一度にあまり食べられず、忙しくなると食事を抜きがちなので、食事の回数を増やすように。相変わらず食事を抜かすことも多く体重が増えないが、食事回数が確保できているときは身体だけでなく精神も安定する気がする。
毎日甘いものやスナック菓子を食べる習慣がついている人は、丸1カ月間やめてみましょう
甘いものが好きなので、やめられるか挑戦してみました。量は減ったものの、完全にはやめられていません。この記事を書いている今もお菓子を食べている・・・。おかしいな。
水分の適量・種類・温度を覚える
これまでは、お茶も水もコーヒーも、何を飲むかはその時々の気分で選んでいたのですが、若林さんの本を読んでからは、体のことも考えて飲み物を選んでいます。最近のブームは常温の水。クーラーで冷えた室内にいることが多い夏、水のやさしさが体によくしみます。
小食のホシノ、イケハタは「たくさん食べる」、オカダは「食べない」、ノザキは「飲み物」を意識。実践できた部分とそうでない部分がありますが、それぞれまずできることから始めている様子です。
(本書の若林さんの言葉)
できなかったことを反省するより、できたことをまずは認識してください。(中略)できていないところは、これからできるようになるところ、欠けたところはこれから満ちていくところ、です。(p.92)
「動く」で実践!
ゆっくりとやってみる
洗濯物を干したり、掃除をしたりするときに、今までよりも腕を伸ばしてみたり、地味に実践中。みんなが朝のラジオ体操を実践し始めているのを横目で見つつ、そこはまだできておらず。朝だと難しいので、夜にやることにしてみようかな、と思案中。
やるべきはラジオ体操
硬い体をほぐしたい、筋力をつけたい、血行を良くしたいという思いから、朝のテレビ体操を実践。身体がシャキッとして1日のスタートが快調に。首、肩、腰、脚など万遍なくストレッチできて気持ちいい。きっちりやると想像以上に体力を使う。
やるべきはラジオ体操
以前から「ラジオ体操すると体にいい」と聞いていたので、これを機に実践。6時25分のテレビ体操に合わせて始めたので、そのために「早寝早起きをする」→「朝から体を動かす」ということが実践できました。ただ実践初日、肩が重くて動かなかったのと、動くたびに体の節々から「パキッ」と音がして戦慄しました。
やるべきはラジオ体操
実は高校生のころから、朝のテレビ体操を続けています。とはいえ毎日絶対に! というものでもなく、やらなくなったり、ふとまた始めたり、という波はあるのですが。「やるべきはラジオ体操(p.87)」「中断しても再開すれば大丈夫(p.80)」という若林さんの言葉に「これでいいのか〜」と驚きました。
(本書の若林さんの言葉)
三日坊主を中1日あけて続けたら、ずっと続けているのと同じことです。もし、1週間あいてしまったとしても1週間と1日目で再開したら、続けているのと同じです。(p.80)
いかがでしたか?
読む人によって「これをやってみよう」と思う養生は違うと思いますが、メンバーが口を揃えて言っていたのは、「この本を読むと、何かやってみたいと思う!」。
実践期間中も、イケハタが風邪を引いたり、ホシノがお腹の調子を崩したり、オカダは夏バテ気味だったり・・・。様々な不調を抱えている自由が丘メンバー、これからも「ココロとカラダの『いい塩梅』」を目指して、養生法を続けます。皆さんからも養生実践レポート、お待ちしております!