新レーベル「ちいさいミシマ社」第1弾!!(2) 『仲野教授のそろそろ大阪の話をしよう』

第15回

新レーベル「ちいさいミシマ社」第1弾!!(2) 『仲野教授のそろそろ大阪の話をしよう』

2019.06.13更新

 いよいよ7月、「ちいさいミシマ社」という新しいレーベルが創刊になります(「ちいさいミシマ社」創刊にいたった経緯や思いについては、代表ミシマによるこちらの記事をご覧ください)。

 今月の特集では、その記念すべき第1弾の2冊について、昨日と今日の2日間にわたり、ミシマガ編集部からお伝えいたします。(昨日の記事はこちら


 本日ご紹介するのは『仲野教授のそろそろ大阪の話をしよう』。「ちいさいミシマ社」の第一弾は、昨日ご紹介した『ランベルマイユコーヒー店』(現在予約受付中!)との同時2冊刊行です。

 著者は、大阪大学医学系研究科で病理学を専門に研究する、仲野徹先生。2017年には『こわいもの知らずの病理学講義』、2018年には『(あまり)病気をしない暮らし』(以上、晶文社)などを発刊されています。そして今年は満を持して「大阪の話」。生粋の大阪人である仲野先生が、12名のゲストとともに「大阪らしさ」について語り合った対談集です。装丁は寄藤文平さん。寄藤さんは今年発刊した『胎児のはなし』や『イスラムが効く!』『数学の贈り物』でも素敵な装丁を手掛けてくださっています。

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『胎児のはなし』最相葉月、増﨑英明(ミシマ社)

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『イスラムが効く!』内藤正典、中田孝

0613_3.jpg『数学の贈り物』森田真生(ミシマ社)

 今回は仲野先生より、刊行に向けてコメントをいただきました。「大阪弁編」と「標準語編」、ぜひ両方合わせてお楽しみください!

「大阪らしさ」を探してみよう(大阪弁編)

 なんとなく、大阪の人もそれ以外の人も、ステレオタイプな大阪感にとらわれているみたいな気がします。それって、おかしいことありませんか。がめついとか、下品とか、こなもんとか、大阪以外の人が大阪に貼り付けたレッテルにすぎへんのとちゃうでしょうか。

 それってちょっとおかしいやん。大都会なんやから、もっといろんな「大阪らしさ」があるはずやん。キーワードに閉じ込めたりせんと、もっとみんなにいろんなこと知ってもらわなあかんのとちゃうん。そんな気持ちをこめた対談集が『仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう』ですねん。ミシマ社が一生懸命会議をして決めてくれはったのですが、ごっつええタイトルやと思います。

 とりあげたのは、大阪の人間、言葉、花街、お城、鉄道、食べ物、音楽、おばちゃん、落語、ソース、全盛時代、そして東京との比較、という12のテーマ。大阪が如何なる街か論ずるに、大阪人を以て如くはなし。そのほとんどを地元の人と語り尽くしたっちゅうわけです。

 えらそうにいうてますけど、知らんことがいっぱいありました。そろそろ大阪の話を、とかいうときながら、ちょっと恥ずかしい気もします。けど、まぁ、知ってることばっかりやったら、対談なんかせんでもええんであって、と、開き直っときます。

 きっと、みなさんも、へぇ、そんなん知らんかったわ、ということがいっぱいあるはずです。大阪の人が読めばおもろくて勉強になること間違いなし。と~きょ~もんが読まはっても、「知らなかったけど、大阪っていいところたくさんあるじゃん」とか、思わずつぶやかはるはずです。

 この本、ミシマ社の新しいレーベル『ちいさいミシマ社』の初回配本二冊のうち一冊として発売されます。書店さんの買い切りで、利益率はこれまでより高い、というコンセプト。むっちゃええ感じやないですか。そんなレーベルにぴったりと選んでもらえたのが、えらくうれしいです。

 初版部数が少なめ、というのが、印税的に気にならないわけではないですが(<せこっ)、みなさんが、おもろい本やと思って買うてくれはったら、増刷してもらえるはずです。

 すべての対談が鉄板でおもろいです。ぜひ「そろそろ大阪の話を聞こう」という気持ちになって、読んでみてください。そして、これまで知らなかった「大阪らしさ」を探してみてください。

 ほな、よろしゅうお願いします。

「大阪らしさ」を探してみよう(標準語編)

 なんとなく、大阪の人もそれ以外の人も、ステレオタイプな大阪感にとらわれているような気がします。それって、おかしくないですか。がめついとか、下品とか、こなもんとか、大阪以外の人が大阪に貼り付けたレッテルにすぎないのではないでしょうか。

 それって少しおかしいでしょう。大都会なのですから、もっといろいろな「大阪らしさ」があるはずです。キーワードに閉じ込めたりせずに、もっとみんなにいろいろなこと知ってもらわないとダメなのではないでしょうか。そんな気持ちをこめた対談集が『仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう』です。ミシマ社が一生懸命会議をして決めてくださったのですが、ものすごくいいタイトルだと思います。

 とりあげたのは、大阪の人間、言葉、花街、お城、鉄道、食べ物、音楽、おばちゃん、落語、ソース、全盛時代、そして東京との比較、という12のテーマ。大阪が如何なる街か論ずるに、大阪人を以て如くはなし。そのほとんどを地元の人と語り尽くしました。

 えらそうにいってますが、知らないことがたくさんありました。そろそろ大阪の話を、などといっておきながら、ちょっと恥ずかしい気もします。だけど、知ってることばっかりだったら、対談などする必要がないんだから、と、開き直っておきます。

 きっと、みなさんも、へぇ、そんなこと知らなかった、ということがいっぱいあるはずです。大阪の人が読めばおもろくて勉強になること間違いなし。と~きょ~もんが読んでも、「知らなかったけど、大阪っていいところたくさんあるじゃん」とか、思わずつぶやかれるはずです。

 この本、ミシマ社の新しいレーベル『ちいさいミシマ社』の初回配本二冊のうち一冊として発売されます。書店さんの買い切りで、利益率はこれまでより高い、というコンセプト。すごくいい感じじゃないですか。そんなレーベルにぴったりと選んでいただけたのが、とてもうれしいです。

 初版部数が少なめ、というのが、印税的に気にならないわけではないですが(<細かい)、みなさんが、面白い本だと思って買ってくださったら、増刷してもらえるはずです。

 すべての対談が絶対に面白いです。ぜひ「そろそろ大阪の話を聞こう」という気持ちになって、読んでみてください。そして、これまで知らなかった「大阪らしさ」を探してみてください。

 では、よろしくお願いいたします。


 来月、『ランベルマイユコーヒー店』と同時刊行です! どうぞお楽しみに。

 「来月、書店に並ぶまで待ちきれない!」という読者のみなさま、『ランベルマイユコーヒー店』と『仲野教授のそろそろ大阪の話をしよう』、それぞれご予約受付中です!!

 (※2019年度のミシマ社サポーターには、特典としてこちら2冊をお贈りいたします!)

ランベルマイユコーヒー店

仲野教授のそろそろ大阪の話をしよう

編集部からのお知らせ

「ちいさいミシマ社」スタートします!

「ちいさいミシマ社」は2019年7月20日にスタート予定です。
創刊は下記2冊となります。

仲野徹『仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう』(価格1,900円+税)
絵・nakaban、詩・オクノ修『ランベルマイユコーヒー店』(価格2,200円+税)

注文するぞ! と思ってくださった書店さんは、こちらまでご連絡いただけましたら幸いです。

<書店様お問い合わせ先>
ミシマ社 京都オフィス
TEL:075-746-3438
FAX:075-746-3439
メール:hatena★mishimasha.com
(★を@に変えてお送りください)

<お取引条件>
・条件:買切・卸正味55%
・納品:宅配便またはメール便にて直送します。
・送料:上代2万円/回以上のご注文で送料無料。それ未満は一律800 円(※)を頂戴します。(※例外として、沖縄・離島は実質送料に応じた金額を頂戴いたします)

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