クリエイティブ読書会2025<br>――出版社のメンバーは本をどう読むのか?(前編)

第205回

クリエイティブ読書会2025
――出版社のメンバーは本をどう読むのか?(前編)

2026.01.07更新

 新年おめでとうございます。今年もミシマガジンをどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、ミシマ社は、昨年末に「クリエイティブ読書会」なるものを敢行しました。
 クリエイティブ読書とは、「こんな読み方があったのか!」と本の楽しみ方が広がる、創造的な読書のこと。
 日頃からゲラを読み、そこから本の作り方・届け方のアイデアを広げているメンバーたちは、どんなふうに読書するのか?

 2025年に刊行したすべての新刊を読み返し、語り合いました。担当編集や営業も唸る「驚きの読み」が連発します!

IMG_8148_.jpg2025年入社の新人ニシカワ(左奥)もクリエイティブな読みを披露。一同「なるほど~!」

(収録:2025年12月23日)

小説家だから書けるルポルタージュ

【読んだ本】万城目学『新版 ザ・万字固め』/2025年1月刊

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『新版 ザ・万字固め』

スミ 刊行時にも読みましたし、その前の旧版『ザ・万字固め』も読んでいましたが、今回この読書会のためにあらためて読み返してみて、驚異的に面白くてびっくりしました。よく「声を上げて笑いました」とか「吹き出すので電車の中では読めません」という言い方があると思うんですけど、本当に全エッセイで思わず笑い声が漏れたのはこの本がはじめてかもしれないです。
 そのなかで今日取り上げたいのは、「やけどのあと(2011東京電力株主総会リポート)」という文章です。
 万城目さんはかつて東京電力の株を大量に保有していて、東日本大震災の原発事故直後に株が大暴落したあと、株主総会に参加する・・・という一部始終が綴られるレポートなのですが、ルポルタージュの新しい世界を切り開いていると思いました。

 この日、株主総会に参加した人数は九千を超えた。そのうち、私がいる第一会場に入れたのは四割程度だったろう。あとからやってきて、第一会場に入れないと不満を訴える株主たちに、私はどちらかと言えば冷たい眼差しを送った。これだけ注目されている株主総会である。(...)早く会場に来るしかない。私は当日、いつもどおり朝五時まで仕事をしたが、二時間だけ寝て、八時には家を出て、一時間前の会場到着を目指した。三十分前に到着しても、後ろのほうならまだ座れた。ぎりぎりに来て、ちゃっかりいい場所を取ろうなんて、株主の権利うんぬんの前に、ちゃんちゃら甘いのである。
 などと、意地悪く考えている間も、テレビですっかり見慣れた清水社長の淡々とした口調の説明は続いていた。「今期は一兆二千四百七十三億円のマイナス」という言葉に、これだけ損を出しても潰れない会社ってどういう作りなんだろう、と茫漠とした感情をもてあそんだ。
 いつの間にか、会場の暑さは気にならなくなっていた。
 長い長い株主総会は、まだ始まったばかりだった。

――『新版 ザ・万字固め』p.153より

 事故直後の株主総会という、深刻で緊張する場面のはずですが、やはりここでも笑わせてくる文章。私の場合、ジャーナリスティックな重い文章を読むとかなりエネルギーを使うのですが、この文章はすいすい読めるのに、問題の本質を射抜いていく流れがすごい。小説家だからこそ書けるエッセイの醍醐味だと思います。

ヤマダ 営業の立場からお話しすると、この本はミシマ社ではじめて「新版」として出した本で、正直なところ読者の方にどんなふうに受け止められるのかが未知数だったのですが、実際にはふつうの新刊と同じように売れて、増刷もかかりました。いい本は内容が古びないし、今この時代に出してもしっかり届くんだなと気づきました。

ハセガワ 編集担当の星野さんが、新版にするにあたってデザイナーの尾原史和さん(BOOTLEG)に「文章を読んでもらう」ことを重視した装丁をお願いしたと言っていましたよね。前のデザインも大好きですが、新しいデザインができたときに、同じ本でこんなに見せ方が変わるということがすごく面白いと思いました。

「ミシマ社通信」を書くための読み方

【読んだ本】武田裕煕・最相葉月『口笛のはなし』/2025年2月刊

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『口笛のはなし』

ハセガワ 私は「仕掛け屋をするときの読書」について、あらためて考えてみました。今日は「ミシマ社通信」編です。

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 私が思うミシマ社通信を書くときのポイントは二つあって、一つはかわいい手書き文字、もうひとつは本への愛情がつまった紹介文です。具体的に言うと、自分の言葉で本の内容を伝える、ってことになるのかなと思います。
 でもそれが行きすぎると、自分勝手な解釈になっちゃう。だから、ミシマ社通信を書くための読書では、①本としての大事な部分やおもしろポイントと、②超個人的な理由でグッと来たところ、両方に線を引いておきます。客観的/個人的どっちの視点も行き来しながら、二つの要素をガッチャンコして文章を作るイメージです。

『口笛のはなし』でいうと、

① 本としての大事な部分やおもしろポイント

ライターの最相葉月さんが口笛奏者の武田裕煕さんにインタビュー。武田さんが世界大会で一位になったという話の流れから・・・

最相 趣味で口笛を吹いていた頃と違うことってなんでしょう?
武田 やっぱり、口笛という看板を背負っているという意識でしょうか。〈略〉口笛という楽器に泥を塗らないようにしないといけないなと思っています。
最相 今、口笛という楽器とおっしゃいましたね。
武田 はい。
最相 どういう意味ですか、口笛は楽器ですか?

ーー『口笛のはなし』p.74 より

② 超個人的な理由でグッと来たところ

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 この本は『胎児のはなし』につづく、最相さんの「はなしシリーズ(と社内では言ってます)」ですが、どちらもあまりに身近すぎて(だってみんな「胎児」だったし、「口」笛をもっているし)見過ごしていたものが実はめちゃめちゃ奥深かった、っていう内容です。最相さんの着眼点や鋭い突っ込み、対話によってだんだんと世界がひらけてゆく過程にはある種のスリルも感じます。
 QRコードは・・・マジですごい。1800年代の口笛音楽が聴けたり、武田さんの技巧を実際に観ることができます。一人で二重音を出しているのとか、めちゃくちゃ感動しました。

ヤマダ QRコードはどういう経緯でいれることになったんですか?

ノザキ(※担当編集) 「音を聴けるのがいいですよね」ということは早いうちにあがってて。音が大事な本なので。
 YouTubeやSpotifyもたくさん調べたり、スミちゃんに図書館で、サンプルになりそうな本をひたすら探してもらって。

スミ 鳥の鳴き声図鑑とか見ましたよね!

一枚の絵のみかたはいろいろある

【読んだ本】みなはむ『はるってなんか』/2025年2月刊

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『はるってなんか』

スガ この本の営業について振り返って、最初に思いつくのはオンラインで書店員さんに読み聞かせしたことです。最初は誰もいなかったんですが、書店員さんが一人だけ参加してくれて感激しました。

ハセガワ やってたやってた。

スガ みなはむさんは、イラストレーターを志す方やサブカルチャーに関心を持つ若い人から大きな支持を集めている作家さんです。『はるってなんか』もそうした若者に届く現代春の景色を描きながら、俳句のように「日本の春」という伝統的な季節感も捉えられていて、古今の春のそれぞれの魅力が組み合わされています。
 主人公の心が春という季節に駆り立てられて、「はるってなんかウキウキする」「フワフワする」とか、いろいろな思いが生まれてます。
 その中で一番印象的なのは「はるって このままではいられない」という言葉。春って晴れやかなだけじゃなくって、ちょっと切なくて落ち着かない感じもある。それが絵本っていう形で描かれているのが新しいですよね。
 せっかくなのでこのページっていうのを選びたいんですけど、難しい・・・。ここにします。この水滴のページ。

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 絵だからこその鮮やかさがあって心を奪われるんですけど、まずは水滴って絵で描けるんだなと驚きました。

ニシカワ 1個だけいいですか? 今スガさんが紹介したページで、個人的に推理していることを言いたいんですが。

ミシマ なになに?

ニシカワ 最初はカメラで水滴をとらえたところを描いた絵なのだと思っていたんですが、よく見ると何かに当たって雫が流れているようにも見えるじゃないですか。だからビニール傘の中から、雨が当たって流れているところ見上げているんじゃないかなって思いました。

一同 おおー。

雑誌が生命力を得る転換点

【読んだ本】中島岳志(編)『RITA MAGAZINE2 死者とテクノロジー』/2025年3月刊

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『RITA MAGAZINE2 死者とテクノロジー』

ミシマ 今日取り上げたいのは、平野啓一郎さん・中島岳志さん・高木良子さんの鼎談「AIが死者を再現するとき~小説『本心』をめぐって」です。
 鼎談の収録(イベント配信)にも立ち会いましたが、本当に震える時間でした。
 このやりとりを読んでいただきたいです。

中島 考えてみたいのは、そっくりに再現するということが、亡くなった人との豊かなコミュニケーションを紡ぐわけでは必ずしもない、という点です。たとえば「桜を見たときにあの人を思い出す」というふうに、私たちの中に内在している力が引き出されたときに、より死者のリアリティを感じるということがある。死者とのリアルな関係性が、自分たちの中で生成されていくということですね。

(・・・)

平野 僕がずっと考えてきたことで、これは中島さんとやや考えが違うところかもしれないのですが、「死者の声を聴く」ということに対して抵抗があるんです。というのも、先ほど話したように、僕は父親についての記憶がまったくありません。父親がどういうことを考えていて、今生きていたらどういうことを言うか、というのは僕が最も知りたいことの一つなんですけど、どこまで考えても、やっぱり僕が父に語ってほしいことを、父がこう言うであろうということにかぶせているようにしか思えないんです。

ーー『RITA MAGAZINE2 死者とテクノロジー』p.94,95より

 本誌編集長の中島さんは、「利他」の問題を考えるときに「死者」というものが重要であると長年おっしゃっていて、巻頭に「利他的な死者」という素晴らしい論考も寄せてくださっています。
 そのなかで、平野さんが「『死者の声を聴く』ということに対して抵抗があるんです」と口にされたことで、対話がぐっと深まり、この雑誌の唯一無二の議論に展開していったと思います。雑誌が生命力を持ちえたひとつの理由は、この転換点があったからじゃないか、という読みを僕はしています。

ホシノ 私が編集長の中島さんがすごいなと思ったところは、利他からテクノロジーを考えるという企画を立てるときに、テクノロジーを批判的するような結論を見据えて構成されるのかと思いきや、そうではなかったというところです。死者の領域にテクノロジーが入ってくることはある種必然という時代の流れをふまえたうえで、仏壇のデジタル化や、「ドローン仏」で供養するお寺の話など、本当にいろいろな発想や動きをしている方たちが出てきて、考え方の角度がたくさんあるところが面白い雑誌だと思っています。

ハセガワ この鼎談のオンライン配信を見ていて、いい意味でとても緊張感があったことを思い出しました。利他と死者の関係についての中島先生のお話はこれまでも読んできて、疑問の余地はないと思っていたのですが、平野さんが新しい問いを投げかけられたことで、自分はどう考えるのか、という根本を私も問われた気がして、ドキドキしながら配信を見た記憶があります。

偶然選んだところを読む、340分の2ページ読書

【読んだ本】伊原康隆・藤原辰史『学ぶとは 数学と歴史学の対話』/2025年4月刊

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『学ぶとは 数学と歴史学の対話』

ノザキ そもそもこの「クリエイティブ読書会」の始まりは、三島さんが昨年10月に啓林堂書店さんで行ったイベントでした。その時は、三島さんが「本の中から1〜2ページを指定して、集まった方々とその場で読み、そこに書かれている内容だけで、本のタイトルを考える」という読書の方法を実践していたんです。
 私は、この方法に近い形でやってみたいと思います。選んだのは、p110-p111です。
 選び方にオリジナリティを持たせたいなと思って、「適当に目をつぶって開いたところ」がここでした。

これもお恥ずかしい話ですが、橋本(伸也)さんの研究会に出席するまで、ジェノサイドという言葉を恣意的に用いる昨今の政治現象をきちんと把握していませんでした。歴史の解釈そのものが、学問的な手続きを軽視したかたちで国家間の争いの場になっています。日本の歴史修正主義も例外ではありません。幸いに私は、ジェノサイドという言葉を拙著で乱用してこなかったはずですが、果たしてどれほどこの言葉のもつ政治性について考えてきたかと問われれば、甚だ自信がありません。

ーー『学ぶとは 数学と歴史学の対話』p.110,111

『学ぶとは』は、数学者の伊原康隆さんと、歴史学者の藤原辰史さんの往復書簡で、各話にタイトルがついています。
 まず読むページを選び、どんなタイトルがついた文章なのかを想像しながら読む。
 先に答えを言ってしまいますが、「簡単にわかった気にならないこと」という、藤原さんのパートでした。何度も読んできたはずなのに、この読み方をしてからタイトルを見たとき、とてもゾクゾクしたんです。
 ミシマ社としては久しぶりの上製本、340ページの厚みがあり、価格は史上最高の3500円。「全部読み切れてなくて...」「まだ初めのほうで...」「でもなんとか読み進めたいと思っています」というような、この本にチャレンジしてくださる方の声をたくさん聞きました。
 でも、内容の密度がとにかく濃いので、読み切れなくても、2ページだけ読んでも、いいと思います。偶然選んだ2ページを真剣に読む読書、おすすめです。

ミシマ 核心のところを選んだのかと思いきや、そうじゃないのが面白い。

ヤマダ この本は書店員さんもすごく熱い感想を送ってくださってたのが印象的でした。生活と学びをつなげる本だなと思っていて、働きながらも学びたい、学んでいる、という人に届けたいなと思って営業してました。

スガ 3500円の価格の話で、とくに個人書店の方から「本の価格は出版社さん側であげてもらわないと」という声も結構あって、その点でも喜ばれた本だったかなと思います。

会話が噛み合っていないところを大事にする

【読んだ本】堀部安嗣・中島岳志『建築と利他』/2025年5月刊

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堀部安嗣・中島岳志(著)『建築と利他』

ホシノ『建築と利他』、まずは1カ所読みたいと思います。

中島 堀部さんの建てている建物には、結構余白があるじゃないですか。(略)そういう「余白」は、考えて設計されるんですか?

堀部 今、パッと思いついたことなのですが、たとえばリビングとか、ご飯を食べる場所というのは、家の表舞台ですよね。それとは反対に、ユーティリティとか、納戸とか、まあ台所もそうかもしれませんが、そういう裏方、バックスペースがあります。僕は、リビングとか食堂にはあんまり力を入れないんです。

ーー『建築と利他』p.74ページ 第3章 住まいの重心を下げる

 私はこのやりとりに、この本の面白さが象徴されていると思うのですが、中島さんの「『余白』は、考えて設計されるんですか?」という問いに対して、堀部さんが直接は答えていないという場面なんですね。
 本書には、そういうやりとりが多いのですが、編集者として対談を原稿にまとめる、あるいは自分が対談本を読むときに、こういう、2人の会話が直接的には噛み合っていないところは、活かして大事にしようとします。そういうときって、たぶん受け手が何かを思いついたり、考えが蠢いたりしているんですよね。
 新聞のインタビューや雑誌での短めの対談だと、一問一答スタイルに近くなると思うのですが、対談本は、8万字とかをかけられるので、ずれたり話が飛んでも、一冊を通して回収されればいいというのが、このジャンルのおもしろさじゃないかなと。

ミシマ AIが対談をまとめる時代になってきていると思うけど、それだとカットされてしまうようなところに、じつはおもしろさとか、対話の臨場感があったりするんですよね。

ハセガワ ずれて返ってきた答えを、相手の中島先生がまた受け止める、その器がまたすごいですよね。

ホシノ 本当にそう思います。相手を信頼してずれられることや、どう転ぶかわからない緊張感が、対談本の肝なのかなと今思いました。

前田エマさんはポストコロナの先駆者だった

【読んだ本】前田エマ『過去の学生』/2025年6月刊

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『過去の学生』

ニシカワ まずは本書に収録されている「鰻」というエッセイの内容を簡単に説明します。

 数年前、筆者の母と弟がインフルエンザにかかった。筆者は、三人暮らしの中で自分だけは健康を保たねばならないと考え、徹底した隔離と衛生管理を行った。飲食店でのアルバイト経験を活かし、消毒や食事作りを効率的にこなしたが、その態度は家族から「冷たい」と受け取られていた。
 心配した祖母から「鰻でも食べて元気を出しなさい」と言われる。筆者はそれを「自分が元気でいるための栄養補給」と解釈し、ひとりで鰻を食べた。ところが後日、その言葉は「三人で鰻を食べて元気を出してほしい」という意味だったことがわかり、家族から配慮が足りないと責められる。筆者は、病人には消化のよい食事が最善であり、非常時に動ける人間がいることこそ重要だと考えていた。
 自分なりに最善を尽くしたはずの行動が、他者には非常識に映る。そのズレは幼少期から繰り返し経験してきたものだったと振り返る。大人になるにつれ露骨な非難は減ったものの、自分が変わったのか、周囲が気を遣うようになっただけなのかは分からないままだ。

『過去の学生』p.44〜p.47 「鰻」の説明

 僕はこの話を読んで、筆者のエマさんが冷たい人だというよりも、時代のほうが追いついてきているんじゃないかと思ったんです。コロナ以前は看病が優先されていたけれど、今は隔離や自衛が当たり前になっていますよね。

ノザキ そうきたか・・・。この本を読む上で時代という視点が抜けてたなと思います。
 価値観は世代ごとに違って、その中でこの出来事は起きている。そう考えると、一見とても個人的だけれど、実は社会の話でもあるんですよね。今の私たちがどう読むかだけでなく、たとえば50年後に読まれたとき、どんな「当たり前」が前提になるのかを想像すると、読みの可能性はまだまだ広がると感じました。

ミシマ 編集者として、もし書評の見出しをつけるなら「前田エマはポストコロナの先駆者だった」ですね。20年先の価値観を生きていた人として読むと、学ぶべき存在として立ち上がってくる。そういうふうに読んでもらうのはありだと思いました。

全世代のお母さん

【読んだ本】三砂ちづる『心の鎧の下ろし方』/2025年6月刊

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『心の鎧の下ろし方』

ヤマダ これまでミシマ社から三砂ちづるさんの書籍は『女たちが、なにか、おかしい』『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』の2冊が出ていて、今回の『心の鎧の下ろし方』が3冊目ですが、これまでとの大きな違いが、三砂さんが竹富島に移住されたことだと感じました。ブラジルでの子育てなどの幅広いご経験に、さらに八重山地方の独自の物事の捉え方も加わって、より一層エッセイの深みが増しているんです。
 私が特に印象的だったが、「つかないぱんたー」というエッセイです。
「つかないぱんたー」とは、八重山地方の言葉で「子どもや家族にあれこれお金や労力がかかり、本当に大変な時期に頑張っていること」を指すそうです。そんな「つかないぱんたー」な時期について、三砂さんはこんなことをおっしゃっています。

「つかないぱんたー」な時期は、大変だけど、必ず終わるのである。
 潮が引くように周りから人がいなくなっていく。そのときに、「つかないぱんたー」な時期の思い出を、ゆっくりと、味わい深い飴玉のように舌先で転がして、自分ひとりの時間を楽しめるだろうか。

ーー『心の鎧の下ろし方』p.151

 まだまだ私自身は「つかないぱんたー」な時期を迎える前ですが、自分がそのような状況に置かれたときに、この三砂さんのロングスパンな視点を通した言葉を思い出すだけで、「忙しくて大変な時期」という見方が変わってくると思うんです。

ホシノ 三砂さんは、切なさとか哀愁を書くのが上手い書き手だと思っています。このエッセイもまさにそんな三砂さんの魅力が詰まっている箇所だと思って聞いていました。

ミシマ 三砂さんは「全世代のお母さん」ですよね。この箇所も、ひとつのクリアな意味を持つわけじゃない、幅と余白を持たせた言葉を提示しながら、それぞれが抱えていた心の淀みのようなものを全部包みこんでくれる。三砂さんでしかできない仕事をやってくださっていると感じます。

(後編は明日1/8(木)公開予定です)

編集部からのお知らせ

ミシマ社サポーターを募集しています

 ただいまミシマ社では、2026年度の出版活動を応援してくださる「ミシマ社サポーター」を募集しています。
 サポーター制度は、「ちいさな総合出版社」として一冊入魂の出版活動を続けるための制度です。皆さまからいただいたご支援は、本をつくり、読者に届ける活動を通して循環していきます。

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 一年間、ミシマ社の出版活動をサポートいただきます。年度ごとの更新で、サポート期間中はミシマ社から毎月ささやかな贈り物(下記参照)をお届けいたします。

【サポート期間】2026年4月1日~2027年3月31日

【サポーターの種類と特典】下記の三種類からお選びください。特典は、2026年4月より毎月に分けて、一年間お届けいたします。(特典の内容は変更になる場合もございます)。

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 2025年度は、サポーターさんとミシマ社メンバーが直接交流する「サポーターDAY」を開催し、特別な時間となりました。当日の模様を、新人のニシカワがミシマガでレポートしております!

 詳細・お申込みについては、下記をご覧くださいませ。
 来年度はミシマ社創業20周年の年でもあります。サポーター制度を通して、多くの読者の方々とお会いできることを心より楽しみにしております。

詳細・お申込み

ミシマ社ラジオで忘年会の様子をお届けしています!

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 ミシマ社のポッドキャスト「ミシマ社ラジオ」。第30回「ミシマ社京都オフィス全員集合!」を公開しました。2025年最後のエピソードということで、京都メンバーの忘年会の様子をお届けします。
 今年3月入社の営業ニシカワをゲストにいろいろとお話を聞く予定が、フジモト家の寸劇がはじまったり、なんだかいつもとちがう雰囲気に・・・。
 新刊『ちゃぶ台14 特集:お金、闇夜で元気にまわる』の話もしっかりしております。本誌の制作を通して、ミシマがウィー東城店の佐藤友則さんから学んだ「引き算の経済」とは?

聴きにいく

ミシマ社の本屋さん、久しぶりに限定オープン!

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 出版社・ミシマ社が運営する京都オフィス併設の小さな本屋「ミシマ社の本屋さん」は、2020年4月より休業、2022年7月をもって営業を終了していました。このたび、およそ3年半ぶりに実店舗での営業をします! ぜひお立ち寄りください。

日程:2026年1月30日(金)
時間:13:00〜18:00
住所:〒602-0861 京都市上京区新烏丸頭町164-3

ご利用可能なお支払い方法:現金のみ
駐車・駐輪について:自転車は駐輪スペースがございます。お車は、近隣のコインパーキングをご利用ください。
お問い合わせ:075-746-3438(ミシマ社京都オフィス、平日10:00〜18:00)

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第159回 『マロン彦の小冒険』発刊特集 ミシマガ編集部
09月08日
第158回 『スポーツ3.0』 ついに発刊します! ミシマガ編集部
09月05日
第157回 「がんばるわたしが嫌いじゃない」フェアに寄せて ある人間の苦悩と回復 ミシマガ編集部
08月22日
第156回 『日本宗教のクセ』発刊特集
内田樹×釈徹宗「宗教的センスの高め方」
ミシマガ編集部
08月21日
第155回 【甲子園を考える】
『スポーツ3.0』発刊!平尾剛さんのコラムを再掲します。
ミシマガ編集部
08月12日
第154回 【お盆に読みたい!】内田樹×釈徹宗「今年のお盆の迎え方〜 日本宗教のクセを生かして」 ミシマガ編集部
08月04日
第153回 『日本宗教のクセ』発刊特集 内田樹さん×釈徹宗さんの対話を一部公開! ミシマガ編集部
07月18日
第152回 くどうれいん『桃を煮るひと』読者からの熱い感想が続々! ミシマガ編集部
07月15日
第151回 『みえないりゅう』刊行記念! ミロコマチコさんインタビュー「4年ぶりの新作には『初』がいっぱい」(後編) ミシマガ編集部
07月14日
第151回 『みえないりゅう』刊行記念! ミロコマチコさんインタビュー「4年ぶりの新作には『初』がいっぱい」(前編) ミシマガ編集部
07月06日
第150回 『桃を煮るひと』大ヒット御礼 くどうれいんさんが関西に! ミシマガ編集部
06月30日
第149回 西靖さんインタビュー「育休はたいへん! だからこそ楽しもう」 ミシマガ編集部
06月21日
第148回 『一泊なのにこの荷物!』発刊記念インタビュー 本上まなみさんが「書く」ことについて思うこと(後編) ミシマガ編集部
06月13日
第147回 マヒトゥ・ザ・ピーポー (文)荒井良二(絵)『みんなたいぽ』原画展開催中! 子どもの本屋ぽてと店主・吉村祥さんインタビュー ミシマガ編集部
06月10日
第146回 くどうれいんさん『桃を煮るひと』リアル書店発売! 発刊前から増刷決定! ミシマガ編集部
06月09日
第145回 『一泊なのにこの荷物!』発刊記念インタビュー 本上まなみさんが「書く」ことについて思うこと(前編) ミシマガ編集部
06月04日
第144回 大反響の『ピッツァ職人』!井川直子さんと大坪善久さん(PIZZERIA IL TAMBURELLO)トークイベントを開催します! ミシマガ編集部
05月29日
第143回 発刊前から書店員さんが絶賛! くどうれいん『桃を煮るひと』 ミシマガ編集部
05月18日
第142回 須藤蓮さん・渡辺あやさん インタビュー「映画を本気で作り、作った映画と旅をする」後編 ミシマガ編集部
05月17日
第142回 須藤蓮さん・渡辺あやさん インタビュー「映画を本気で作り、作った映画と旅をする」前編 ミシマガ編集部
05月11日
第141回 『ピッツァ職人』、明日書店先行発売です! ミシマガ編集部
04月28日
第140回 『一泊なのにこの荷物!』ついに発刊! ミシマガ編集部
04月04日
第139回 『時代劇聖地巡礼 関西ディープ編』関西書店巡礼! ミシマガ編集部
03月25日
第138回 『時代劇聖地巡礼 関西ディープ編』をもっと楽しむために ミシマガ編集部
03月21日
第137回 いしいしんじが三崎に帰ってくる! 次の土日はいしいしんじ祭(2) ミシマガ編集部
03月19日
第137回 いしいしんじが三崎に帰ってくる! 次の土日はいしいしんじ祭(1) ミシマガ編集部
03月18日
第136回 『時代劇聖地巡礼 関西ディープ編』ついに発売! ミシマガ編集部
03月17日
第135回 藤原辰史さんより 『小さき者たちの』を読んで(後編) ミシマガ編集部
03月16日
第135回 藤原辰史さんより 『小さき者たちの』を読んで(前編) ミシマガ編集部
03月10日
第134回 春の英語やりなおし応援キャンペーン!益田ミリさん『みちこさん英語をやりなおす』 特製クリアファイルプレゼント! ミシマガ編集部
03月08日
第133回 『おそるおそる育休』、大阪で大盛り上がり! ミシマガ編集部
03月04日
第132回 特集『小さき者たちの』刊行記念対談 松村圭一郎×辻山良雄 「小さき者たち」を生きる ~エチオピア、熊本、そして「私たち」~ (後編) ミシマガ編集部
03月03日
第131回 特集『小さき者たちの』刊行記念対談 松村圭一郎×辻山良雄 「小さき者たち」を生きる ~エチオピア、熊本、そして「私たち」~ (前編) ミシマガ編集部
02月24日
第130回 ロシアのウクライナ侵攻から1年、口ごもりつつ考える ミシマガ編集部
02月21日
第129回 小山哲×藤原辰史「中高生と考える 戦争・歴史・ウクライナのこと」 ミシマガ編集部
02月17日
第128回 GEZANマヒトゥ・ザ・ピーポー&荒井良二の絵本『みんなたいぽ』が発売! ミシマガ編集部
02月16日
第127回 おそるおそる育休、明日発刊です! ミシマガ編集部
01月19日
第126回 『小さき者たちの』いよいよ発刊!! ミシマガ編集部
01月15日
第125回 歴史的王将戦のおともに『透明の棋士』と『等身の棋士』を! ミシマガ編集部
01月14日
第124回 1/20発売!松村圭一郎『小さき者たちの』刊行記念イベント・先行発売・サイン本情報お届けします! ミシマガ編集部
01月10日
第123回 祝増刷!!『ぼけと利他』に届いたお便りをご紹介します! ミシマガ編集部
01月05日
第122回 「利他」の行き着く先は「共有地」!? ~平川克美×伊藤亜紗『ぼけと利他』と『共有地をつくる』をめぐって~(2) ミシマガ編集部
01月04日
第122回 「利他」の行き着く先は「共有地」!? ~平川克美×伊藤亜紗『ぼけと利他』と『共有地をつくる』をめぐって~(1) ミシマガ編集部
11月17日
第121回 『ちゃぶ台』10号記念!!読者もひっくり返るこの一節!! ミシマガ編集部
11月05日
第120回 『よるにおばけと』発刊記念企画「#よるにおばけとみなはむ」開催中!! ミシマガ編集部
11月04日
第119回 秋の田んぼで出会った!いきもののりくつ ミシマガ編集部
10月26日
第118回 『ええかげん論』、大展開中です!! ミシマガ編集部
10月18日
第117回 村瀨孝生さんに聞く「若者と介護」(2) ミシマガ編集部
10月17日
第117回 村瀨孝生さんに聞く「若者と介護」(1) ミシマガ編集部
10月14日
第116回 『ええかげん論』、いよいよ明日発売です!! ミシマガ編集部
10月12日
第115回 絵本『よるにおばけと』(みなはむ 作)を刊行します! ミシマガ編集部
09月13日
第114回 伊藤亜紗さんと村瀨孝生さんの往復書簡が一冊の本に! 『ぼけと利他』まもなく書店発売!! ミシマガ編集部
09月12日
第113回 『偶然の散歩』まえがきを公開します ミシマガ編集部
09月11日
第112回 『中学生から知りたいウクライナのこと』に反響が続々! ミシマガ編集部
08月23日
第111回 小山哲×藤原辰史「中高生と考える 戦争・歴史・ウクライナのこと」後編 ミシマガ編集部
08月22日
第111回 小山哲×藤原辰史「中高生と考える 戦争・歴史・ウクライナのこと」中編 ミシマガ編集部
08月21日
第111回 小山哲×藤原辰史「中高生と考える 戦争・歴史・ウクライナのこと」前編 ミシマガ編集部
08月13日
第110回 メンバーが選ぶ、小田嶋隆さんの本と言葉 ミシマガ編集部
08月12日
第109回 『小田嶋隆のコラムの向こう側』を8月31日に発刊します ミシマガ編集部
08月05日
第108回 特集『ぽんこさんの暮らしのはてな?』発刊記念 ウルバノヴィチ香苗×高井浩章 対談 ミシマガ編集部
07月14日
第107回 『ぽんこさんの暮らしのはてな?』いよいよ明日発刊! ミシマガ編集部
07月13日
第106回 『もえる!いきもののりくつ』まもなく発刊です! ミシマガ編集部
06月26日
第105回 前田エマ『動物になる日』刊行記念展を開催中です! ミシマガ編集部
06月18日
第104回 『菌の声を聴け』刊行1周年 鄭文珠さんインタビュー 「『菌の声を聴け』を韓国の読者に届ける」後編 ミシマガ編集部
06月17日
第104回 『菌の声を聴け』刊行1周年 鄭文珠さんインタビュー 「『菌の声を聴け』を韓国の読者に届ける」前編 ミシマガ編集部
06月14日
第103回 出口の見えない事態を前に、今できること――『中学生から知りたいウクライナのこと』緊急発刊の理由 ミシマガ編集部
06月11日
第102回 『中学生から知りたいウクライナのこと』の「はじめに」を公開します ミシマガ編集部
05月27日
第101回 平川克美×松村圭一郎対談「アナキズムを実践したら共有地ができた!?」(後編) ミシマガ編集部
05月26日
第101回 平川克美×松村圭一郎対談「アナキズムを実践したら共有地ができた!?」(前編) ミシマガ編集部
05月21日
第100回 特別鼎談「共有地としての一冊!取引所」(後編) ミシマガ編集部
05月20日
第100回 特別鼎談「共有地としての一冊!取引所」(前編) ミシマガ編集部
05月05日
第99回 前田エマさん初の著書『動物になる日』を発刊します! ミシマガ編集部
04月29日
第98回 『書こうとしない「かく」教室』特集第3弾 午後の部「いしいしんじの作文を『かく』」を書店員さんに実践してもらいました! ミシマガ編集部
04月26日
第97回 祝!『書こうとしない「かく」教室』書店先行発売スタート!! ミシマガ編集部
04月14日
第96回 いしいしんじ『書こうとしない「かく」教室』がまもなく発刊!そして、祭です。 ミシマガ編集部
03月19日
第95回 『舞台のかすみが晴れるころ』刊行記念 有松遼一さんインタビュー(後編) ミシマガ編集部
03月18日
第95回 『舞台のかすみが晴れるころ』刊行記念 有松遼一さんインタビュー(前編) ミシマガ編集部
03月04日
第94回 『教えて!タリバンのこと』発刊特集 教えてください! イスラム圏、ウクライナ、これからの世界の見かた(後編) ミシマガ編集部
03月03日
第94回 『教えて!タリバンのこと』刊行特集 教えてください! イスラム圏、ウクライナ、これからの世界の見かた(前編) ミシマガ編集部
02月22日
第93回 『共有地をつくる』発刊特集 隣町珈琲のはなし(後編) ミシマガ編集部
02月21日
第93回 『共有地をつくる』発刊特集 隣町珈琲のはなし(前編) ミシマガ編集部
02月04日
第92回 『その農地、私が買います』刊行記念 久美子さんとチンさんの「農LIFE、どうLIVE?」(後編) ミシマガ編集部
02月03日
第92回 『その農地、私が買います』刊行記念 久美子さんとチンさんの「農LIFE、どうLIVE?」(前編) ミシマガ編集部
01月19日
第91回 『気のはなし 科学と神秘のはざまを解く』発刊!! ミシマガ編集部
01月05日
第90回 斎藤幸平×タルマーリー(渡邉格・麻里子)対談 コモン再生は日本のグローバルサウスで芽吹く(後編) ミシマガ編集部
01月04日
第90回 斎藤幸平×タルマーリー(渡邉格・麻里子)対談 コモン再生は日本のグローバルサウスで芽吹く(前編) ミシマガ編集部
12月22日
第89回 丹野杏香さんインタビュー「静かで動的な『形』を探して」(後編) ミシマガ編集部
12月21日
第89回 丹野杏香さんインタビュー「静かで動的な『形』を探して」(前編) ミシマガ編集部
11月24日
第88回 中島岳志×タルマーリー(渡邉格・麻里子)対談 「思いがけず発酵」(2) ミシマガ編集部
11月23日
第88回 中島岳志×タルマーリー(渡邉格・麻里子)対談 「思いがけず発酵」(1) ミシマガ編集部
11月18日
第87回 『その農地、私が買います』、多彩な反響が続々!! ミシマガ編集部
11月05日
第86回 タルマーリー×三砂ちづる×竹内正人 『菌の声を聴け』発刊記念トークイベント~発酵、身体、生き方~(後編) ミシマガ編集部
11月04日
第86回 タルマーリー×三砂ちづる×竹内正人 『菌の声を聴け』発刊記念トークイベント~発酵、身体、生き方~(前編) ミシマガ編集部
10月26日
第83回 ドミニク・チェン×安田登「これからのクリエイティブには「三流」がいる!」(2) ミシマガ編集部
10月25日
第83回 ドミニク・チェン×安田登「これからのクリエイティブには「三流」がいる!」(1) ミシマガ編集部
10月20日
第84回 『思いがけず利他』本日発刊します! ミシマガ編集部
10月19日
第83回 『その農地、私が買います 高橋さん家の次女の乱』、いよいよ明日発刊! ミシマガ編集部
09月26日
第82回 最相葉月×仲野徹「笑う門には人生案内!」(2) ミシマガ編集部
09月25日
第82回 最相葉月×仲野徹「笑う門には人生案内!」(1) ミシマガ編集部
09月22日
第81回 『くらしのアナキズム』、いよいよ発売です! ミシマガ編集部
09月16日
第80回 『くらしのアナキズム』(松村圭一郎 著)「はじめに」を公開! ミシマガ編集部
09月14日
第79回 特集『三流のすすめ』発刊記念 安田登×平川克美 対談(後編) ミシマガ編集部
09月13日
第79回 特集『三流のすすめ』発刊記念 安田登×平川克美 対談(前編) ミシマガ編集部
08月24日
第78回 『辛口サイショーの人生案内DX』刊行記念 最相葉月さんに訊く!「人生案内」の職人技 (後編) ミシマガ編集部
08月23日
第78回 『辛口サイショーの人生案内DX』刊行記念 最相葉月さんに訊く!「人生案内」の職人技 (前編) ミシマガ編集部
08月20日
第77回 あの仲野徹先生による「初」のエッセイ集を刊行します ミシマガ編集部
08月13日
第76回 安田登×いとうせいこう 一流めざすの、やめません? ~「三流」頂上対談!(後編) ミシマガ編集部
08月12日
第76回 安田登×いとうせいこう 一流めざすの、やめません? ~「三流」頂上対談!(前編) ミシマガ編集部
07月28日
第75回 特集『菌の声を聴け』発刊記念 タルマーリー(渡邉格・麻里子)×大橋トリオ×ナガオカケンメイ 「パンとビールと音楽と ~長く、深く、ちょっと広く届けるものづくり~」(後編) ミシマガ編集部
07月27日
第75回 『菌の声を聴け』発刊記念 タルマーリー(渡邉格・麻里子)×大橋トリオ×ナガオカケンメイ 「パンとビールと音楽と ~長く、深く、ちょっと広く届けるものづくり~」(前編) ミシマガ編集部
07月24日
第74回 『三流のすすめ』発刊!! ミシマガ編集部
07月22日
『三流のすすめ』POP選手権を開催! ミシマガ編集部
07月08日
第73回 特集『菌の声を聴け』発刊記念 タルマーリー(渡邉格・麻里子)×平川克美対談 「クレイジーで豊かな小商いのはなし」(2) ミシマガ編集部
07月07日
第73回 特集『菌の声を聴け』発刊記念 タルマーリー(渡邉格・麻里子)×平川克美対談 「クレイジーで豊かな小商いのはなし」(1) ミシマガ編集部
07月06日
第73回 光嶋裕介×藤原徹平「自分でつくる」を取り戻す 〜〜映画「サンドラの小さな家」公開記念トークショー〜〜 ミシマガ編集部
06月29日
第72回 「今日の人生」連載100回直前! 記念 益田ミリさんインタビュー ミシマガ編集部
06月22日
第71回 学生さんに聞きました。京都にふれる、さわる座談会 ミシマガ編集部
06月03日
第70回 ヨーロッパ企画・上田誠さんインタビュー 舞台「夜は短し歩けよ乙女」、ここだけの話 ミシマガ編集部
05月27日
第69回 『菌の声を聴け』刊行記念特集 タルマーリーのクレイジーで豊かな新刊をご紹介! ミシマガ編集部
05月06日
第68回 『時代劇聖地巡礼』の聖地巡礼その① ミシマガ編集部
05月05日
第67回 『アンナの土星』にみつける、あの頃の私、いまの私 ミシマガ編集部
05月01日
中村明珍×安孫子真哉 対談に寄せて(宅イチローさん) ミシマガ編集部
04月20日
第66回 『時代劇聖地巡礼』発刊! 春日太一さんインタビュー&本書の一部公開 ミシマガ編集部
03月28日
第65回 コモンのつくり方、ひらき方(2)光嶋裕介×斎藤幸平 ミシマガ編集部
03月27日
第65回 コモンのつくり方、ひらき方(1)光嶋裕介×斎藤幸平 ミシマガ編集部
03月18日
珍しい日々 〜「ダンス・イン・ザ・ファーム」刊行に寄せて〜 ミシマガ編集部
03月17日
第64回 大前粟生×町屋良平 対談「書きながら生きるふたり、ちょうど5年目のはなし」(2) ミシマガ編集部
03月14日
第64回 大前粟生×町屋良平 対談「書きながら生きるふたり、ちょうど5年目のはなし」(1) ミシマガ編集部
02月28日
第63回 「あいだ」のつくり方、ひらき方(2) 光嶋裕介×藤原辰史 ミシマガ編集部
02月27日
第63回 「あいだ」のつくり方、ひらき方(1) 光嶋裕介×藤原辰史 ミシマガ編集部
02月23日
第62回 『つくるをひらく』、全国書店でパネル展開催中です! ミシマガ編集部
02月11日
第61回 映画『すばらしき世界』公開記念・西川美和監督インタビュー(2) ミシマガ編集部
02月10日
第61回 映画『すばらしき世界』公開記念・西川美和監督インタビュー(1) ミシマガ編集部
01月30日
第60回 『つくるをひらく』(光嶋裕介 著)を刊行しました! ミシマガ編集部
12月20日
第59回 『岩とからあげをまちがえる』(大前粟生 著)が出た! ミシマガ編集部
12月18日
第58回 縁食から世界を変える(2) ミシマガ編集部
12月17日
第58回 縁食から世界を変える(1) ミシマガ編集部
11月13日
第57回 『岩とからあげをまちがえる』(大前粟生 著)を刊行します ミシマガ編集部
11月12日
第56回 「おなみだぽいぽい原画展」ニジノ絵本屋さんで開催中です ミシマガ編集部
09月24日
第55回 「ど忘れ大賞」発表します! ミシマガ編集部
09月07日
第54回 『ど忘れ書道』に届いたおはがき ミシマガ編集部
08月29日
第53回 『残念こそ俺のご馳走。――そして、ベストコラム集』刊行直前特集(2) 傷んだ心に染みわたる名フレーズを。 ミシマガ編集部
08月28日
第53回 『残念こそ俺のご馳走。――そして、ベストコラム集』刊行直前特集(1) まえがきを公開します。 ミシマガ編集部
08月20日
第52回 おなみだぽいぽい増刷します!!! ミシマガ編集部
07月26日
第51回 「深、呼、吸、和、書、集」 〜世間の空気、私の心、解きほぐす本〜 ミシマガ編集部
07月18日
第50回 「ど忘れ大賞」開催!? みんなの「ど忘れ」大募集!! ミシマガ編集部
07月17日
第49回 『ど忘れ書道』ついに発刊!!! ミシマガ編集部
07月06日
第48回 MSマルシェ「業界最高値」 出店・タルマーリーさん ミシマガ編集部
06月26日
第47回 『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』への熱い声を大特集! ミシマガ編集部
06月18日
第46回 「これからのアナキズム」の話 松村圭一郎×三島邦弘(2) ミシマガ編集部
06月17日
第46回 「これからのアナキズム」の話 松村圭一郎×三島邦弘(1) ミシマガ編集部
05月23日
第45回 『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』刊行記念特集 まえがきを公開します。 ミシマガ編集部
05月20日
第44回 パンデミックを生きる構え(2) 藤原辰史×鈴木潤×三島邦弘 ミシマガ編集部
05月19日
第44回 パンデミックを生きる構え(1) 藤原辰史×鈴木潤×三島邦弘 ミシマガ編集部
05月04日
第43回 鎌田裕樹×三島邦弘 トークイベント「本屋と出版社と、読者の『これから』を考える」 ミシマガ編集部
04月21日
第42回 尹雄大×伊藤亜紗 トークイベント「迷い、戸惑う感覚の味わい方」(2) ミシマガ編集部
04月19日
第42回 尹雄大×伊藤亜紗 トークイベント「迷い、戸惑う感覚の味わい方」(1) ミシマガ編集部
04月09日
第41回 「人生最初の小説を書き終えて」『最初の晩餐』常盤司郎さんインタビュー  ミシマガ編集部
03月28日
第40回 教えて、尹さん!―『モヤモヤの正体』その後のはなし。 ミシマガ編集部
03月21日
第39回 『小田嶋隆のコラムの切り口』刊行記念特集(2)武田砂鉄さん寄稿「参考にならない」 ミシマガ編集部
03月20日
第39回 『小田嶋隆のコラムの切り口』刊行記念特集(1)まえがきを公開&『小田嶋隆のコラムの切り口』ラジオ ミシマガ編集部
03月19日
坊さん、本屋で語る。白川密成×辻山良雄(2) ミシマガ編集部
03月18日
第38回 坊さん、本屋で語る。白川密成×辻山良雄(1) ミシマガ編集部
02月20日
第37回 『坊さん、ぼーっとする。』発刊記念! 坊さんと、家族。 ミシマガ編集部
02月01日
第36回 「これからのメディア」を考える ミシマガ編集部
01月30日
第35回 『モヤモヤの正体』刊行記念 尹雄大さんの正体(2) ミシマガ編集部
01月29日
第35回 『モヤモヤの正体』刊行記念 尹雄大さんの正体(1) ミシマガ編集部
01月07日
第34回 小川彩佳さんインタビュー「わたしと日本舞踊」 ミシマガ編集部
12月29日
第33回 みんなちょっと当事者(2)すでに当事者だということに気づいてほしい ミシマガ編集部
12月28日
第33回 みんなちょっと当事者(1) 黒歴史をさらけだす ミシマガ編集部
12月18日
第32回 『今夜 凶暴だから わたし』発刊に寄せて(高橋さん、濱さん、装丁、編集担当のコメント) ミシマガ編集部
12月06日
第31回 冊子「日本舞踊入門の入門」を現在製作中です! ミシマガ編集部
11月23日
第30回 『ほんのちょっと当事者』本日発刊です! 著者の青山ゆみこさんから読者の皆さまへ ミシマガ編集部
11月05日
第30回 展示レポート! 益田ミリ × ブックスキューブリック × BOOKUOKA「本としあわせしりとり展 in 福岡」 ミシマガ編集部
11月01日
第29回 映画『最初の晩餐』公開記念:常盤司郎監督インタビュー ミシマガ編集部
10月15日
第28回 鎌田東二先生にきく! 宇宙の遊び方(2) ミシマガ編集部
10月14日
第28回 鎌田東二先生にきく! 宇宙の遊び方(1) ミシマガ編集部
09月26日
第27回 『クモのイト』本日発刊です!! 中田先生コメント&クモマンガ ミシマガ編集部
09月18日
第26回 クモのイト 刊行記念特集(2)クモの魅力総特集! ミシマガ編集部
09月17日
第26回 クモのイト 刊行記念特集(1) 中田兼介先生インタビュー ミシマガ編集部
09月04日
第25回 「筋トレ」全盛の時代に、「脱・筋トレ思考」のススメ ミシマガ編集部
08月29日
第24回 『脱・筋トレ思考』が発刊しました! ミシマガ編集部
08月20日
第23回 仲野徹と西靖のそろそろ大阪の話をしよう(2) ミシマガ編集部
08月19日
第22回 仲野徹と西靖のそろそろ大阪の話をしよう(1) ミシマガ編集部
07月28日
第21回 ホホホ座とミシマ社の反省会 山下賢二×三島邦弘トークイベント ミシマガ編集部
07月21日
第20回 オクノ修さんインタビュー ミシマガ編集部
07月13日
第19回 「ちいさいミシマ社」 ミシマ社の本屋さんではこう売ります! ミシマガ編集部
07月12日
第18回 ちいさいミシマ社スタート迫る! 推しポイント&ホームページ開設!! ミシマガ編集部
06月21日
第17回 本日、『ホホホ座の反省文』発売日です! ミシマガ編集部
06月16日
第16回 『ホホホ座の反省文』ついに完成しました。(2) ミシマガ編集部
06月15日
第16回 『ホホホ座の反省文』ついに完成しました。(1) ミシマガ編集部
06月13日
第15回 新レーベル「ちいさいミシマ社」第1弾!!(2) 『仲野教授のそろそろ大阪の話をしよう』 ミシマガ編集部
06月12日
第15回 新レーベル「ちいさいミシマ社」第1弾!!(1) 『ランベルマイユコーヒー店』 ミシマガ編集部
06月09日
第14回 父の日に本を贈る(2)いしいひとひくんが父に贈る一冊  ミシマガ編集部
06月08日
第14回 父の日に本を贈る(1)ミシマ社メンバーが父に贈る一冊  ミシマガ編集部
06月05日
第12回 第5弾 心に残った一節は? ~書店員さんのご感想を紹介します!~ ミシマガ編集部
05月19日
第13回 『すごい論語』プロローグ(後半) ミシマガ編集部
05月18日
第13回 『すごい論語』プロローグ(前半) ミシマガ編集部
04月26日
第12回 第4弾『しあわせしりとり』PVをつくりました! ミシマガ編集部
04月24日
第12回 第3弾 本屋さんとつなげる!『しあわせしりとり』 ミシマガ編集部
04月23日
第12回 第2弾「みんなでつなごう! しあわせしりとり展」開催中です! ミシマガ編集部
04月22日
第12回 刊行記念特集第1弾『しあわせしりとり』・デザインの魅力  ミシマガ編集部
04月13日
第11回 フカフカの土が世界を救う!?  学校では教えてくれない「土」のはなし(2) ミシマガ編集部
04月12日
第11回 フカフカの土が世界を救う!? 学校では教えてくれない「土」のはなし(1) ミシマガ編集部
03月20日
第10回 森田真生さんに発刊直前公開インタビューしました。 ミシマガ編集部
03月19日
第10回 『数学の贈り物』ができました! ミシマガ編集部
02月22日
第9回 2.22(ニャーニャーニャー)「猫の日」特別企画! 猫を愛してやまない3人におすすめの猫本を教えていただきました ミシマガ編集部
12月24日
第8回 教えてナカムラさん! 採用のこと、仕事のこと(2) ミシマガ編集部
12月23日
第8回 教えてナカムラさん! 採用のこと、仕事のこと(1) ミシマガ編集部
11月22日
第7回 『銀河鉄道の星』発刊記念対談 後藤正文×名久井直子(2) ミシマガ編集部
11月21日
第7回 『銀河鉄道の星』発刊記念対談 後藤正文×名久井直子(1) ミシマガ編集部
11月20日
第7回 『銀河鉄道の星』あとがきを掲載します ミシマガ編集部
11月04日
第6回 『うしろめたさの人類学』を読んでみよう(2) ミシマガ編集部
11月03日
第6回 『うしろめたさの人類学』を読んでみよう(1) ミシマガ編集部
09月07日
第5回 町田 康×江 弘毅 「大阪弁で書く」とはどういうことか(2) ミシマガ編集部
09月06日
第5回 町田 康×江 弘毅 「大阪弁で書く」とはどういうことか(1) ミシマガ編集部
07月28日
第4回 夏休み特集(2)バッキー井上さんに訊く、ハッピーな夏の過ごしかた ミシマガ編集部
07月27日
第4回 夏休み特集(1)三浦豊さんに訊く、夏におすすめの木 ミシマガ編集部
07月19日
第3回 『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』実践レポート(2) ミシマガ編集部
07月18日
第3回 『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』実践レポート(1) ミシマガ編集部
06月06日
第2回 「万引き家族」を10倍楽しむための10章(2) ミシマガ編集部
06月05日
第2回 「万引き家族」を10倍楽しむための10章(1) ミシマガ編集部
05月16日
第1回 特別寄稿 医師・佐藤友亮さん「罰するよりも大切なこと」 ミシマガ編集部
05月15日
第1回 小田嶋 隆×仲野 徹 「依存」はすぐとなりに(2) ミシマガ編集部
05月14日
第1回 小田嶋 隆×仲野 徹 「依存」はすぐとなりに(1) ミシマガ編集部
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