『朽ちて死ぬ自由 僕の老い方研究』発刊しました!
2026.04.15更新
本日4月15日(水)、『朽ちて死ぬ自由 僕の老い方研究』が発売となります!
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「始末のいい老い方というのが、ある気がするんです」。
村瀨さんがそうおっしゃったのは、2022年に刊行した『ぼけと利他』(村瀬さんと伊藤亜紗さんの共著)に関連したイベントで福岡にうかがった際、車の中でお話ししていたときのことでした。
「始末がいいというのは、まわりの家族が介護しやすいとか、そういうことではなくて、そういうお年寄りは奔放に振る舞うから振り回されたりもするんですけど、それが嫌じゃなくて。むしろ変な気を遣わなくていいから楽なんですよね」
30年以上介護に従事されてきた村瀬さんの、理想の老い方。これは今、とても大切な奥義を聴いているのではないか。ぜひそのことをテーマに本を執筆いただきたい。そこからスタートしたのが、ミシマガジンの連載「僕の老い方研究」でした。
当初は、村瀨さんがこれまで出会ってこられた、たくさんのレジェンドお年寄りたちのお話が、研究の主な対象になるのかなと想像していました。もちろん、そのお話も随所に登場するのですが、連載が進むにつれて研究のテーマは、爺捨て山の開拓、母親の介護、そして村瀨さんご自身の老いの実感が主になってゆきました。
その3つはつながりながら深まり続けていき、研究は「老い方」だけではなく「死に方」をも照らしだします。そしてそれはつまり、「生き方」の話でもありました。
本書のあとがきで、村瀨さんは「この本は、極めて個人的な『老い方と死に方』についての想いを文章にしたものです」と綴られました。そのとおりでもあるのですが、一冊を読み通したとき、「この本は、人類にとって普遍的な「老い方と死に方」の話だ」と感じます。ぜひお手に取ってみていただけたらと思います。
読者の感想ご紹介
今回、ミシマ社サポーターの有志の方々に、ゲラの段階で本書をお読みいただき、ご感想を寄せていただきました。ここにその一部をご紹介させていただきます。
人生の最難関課題の「老後」は「大丈夫、なんとかなる」と思える本でした。
――50代
老いというものは自分の想像をはるかに超えて、きっと別次元に突入することだと想像することができるようになった気がする。
――60代
将来の夢を思い描くこと以上に、「こうありたいという老い方」を考える時間が当たり前にあってよいと感じました。
――30代
どうやって死んだらいいの?という問いの前にどうやって「老い」たらいいの?の穴があって、ひょっとしたらその穴を埋めるのに村瀬さんという先達がいてくれるのではないか、と思い始めている。
――50代
読み進んでいくと、気が付いた時には村瀬の森に入っていました。
――50代
子どもの頃から「将来のために」何をすべきかを考えるように教育されてきたので、「いま、ここ」を生きるという感覚は新鮮でした。
――50代
物忘れはひどいし視力も体力も落ちる一方、と、この年になると日々失うものが多いわけですが、失うものもあれば得るものもあると教えられました。希望です。
これから先に起こる様々な事、それは母の世話や最期、自分や家族の老化や最期を考える時、大事にしたいことが詰まっていると思いました。
――60代
刊行記念イベントを開催します
本書の刊行を記念して、4月24日(金)夜、著者の村瀨孝生さんと、中島岳志さんの対談イベント「老いて『いのち』に還るには?」を開催します。
本書で自然に回帰する老い方・死に方を思索した村瀬さんと、「利他」の研究を重ね、人間中心主義的な世界から自然とともに生きる世界への移行を実践すべく研究をされている中島さん。お二人の初対談、ぜひ奮ってご参加ください!
●リアル会場 @東京堂書店(神保町)
●オンライン参加(ミシマ社にてリアルタイム配信、アーカイブあり)
サイン本を販売しています
一部の書店さんにて、かぎられた部数ですが、サイン本を販売いただいています。
村瀨孝生さんの直筆サインが入ったサイン本を、冊数限定で販売いたします。
※サイン本は数に限りがございます。各店舗ともなくなり次第、販売は終了となりますのでご了承ください。
※4月10日(金)発売に合わせて入荷予定ですが、店着が多少前後する場合がございます。
【北海道】
紀伊國屋書店 札幌本店
【関東】
〈東京都〉
本屋 Title
BOOKS ルーエ
【中部】
〈石川県〉
明文堂書店 TSUTAYA KOMATSU
〈静岡県〉
谷島屋 浜松本店
〈愛知県〉
ジュンク堂書店 名古屋栄店
【関西】
〈大阪府〉
ジュンク堂書店 大阪本店
【九州】
〈福岡県〉
丸善 博多店
福岡天神 蔦屋書店




